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過去ログ144 2006/8/16 22:36

☆パルミ
久々の生観戦でした。

日本は走ったでしょうか?
暑さのせいと練習が足りないせいでしょうか?もしくはきつい練習のせいで走れなかったのでしょうか?

走れたのは羽生と加地だけだと思いました。

まだまだオシムサッカーは理解できていないという感じですね。

まだ2戦めだししょうがないといったところでしょうか。

後半入った羽生の運動量で右サイドで加地と絡み数的有利を作りだせましたね。さらにそこに勇人が絡んだ75分のプレーはジェフらしいと感じました。

今の段階なら羽生と勇人を先発にしたほうがスムーズに行けたのではないでしょうか。

よくも悪くも現段階では、ジーコジャパンに似ていると思いましたね。
2006/8/16(水)22:36

☆関西人
イエメン戦
面白いもので、体格の小ささが目立つ日本代表において今日目立った戦いは、空中戦。巻や闘莉王は制空権を結構支配してた。だけど先制点を決めたのは巻でも闘莉王でもなく、阿部のヘッドだった。意外性あるよなあ。2点目の佐藤寿も然り。それまで巻や闘莉王が何度も高さ・強さを発揮する伏線があったことが、かえって阿部や佐藤にチャンスを与えたんだろうけど。イエメンは日本の良さを徹底的に消す戦いを仕掛けてきたわけで、その粘り強い守りを崩すには、やはり意外性無くしては無理だったよね。
賛否両論あると思うけど、闘莉王の攻撃的姿勢は凄いな、と思った。オシムはあれを許容してる感じだった。ジーコの時とはエラい違いだ。ジーコは「最終ラインは必ず一人余れ」「フラットになるな」みたいなリスク管理を徹底してた。一方オシムは「リスクを冒さなければいけない」と言う。この部分においては、両者は完璧に対極だよな。宮本と闘莉王、彼らのチョイスにその色が出ている。
そうそう、数日前の日刊スポーツに面白いことが書いてあった。CBを務める闘莉王の初戦のプレーエリアをオプタデータで分析してたんだ。比較対象として岡田代表時の井原、トルシエ代表時の森岡、ジーコ代表時の宮本が挙げられてて、彼ら各代表DFリーダーとの平均プレーエリアと比べて闘莉王がどれだけ高いか、ということが書かれていた。一番低い位置でプレーしてたのが井原で、次に低かったのが森岡で、その次に宮本、やはり闘莉王は一番高い位置でプレーしてる、ということになってた。ちょっと意外だったのは、ジーコ代表の宮本がトルシエ代表の森岡よりもやや高い位置になっていたこと(あまり差はなかったみたいだが)。印象では、逆なんだけどなあ。散々宮本はライン設定が低いと、この板でもバッシングされてたような記憶もあるし。人間の印象なんて、結構いい加減なモノなのかもしれないね。
しかし、やはり時代を追うごとにCBのプレーエリアが高くなってきている潮流がある、という構図は面白い。オシム代表の実現で、その潮流は驚異的に加速しそうな感じ。
ただし、闘莉王が前線に上がれば当然誰かが最終ラインをカバーしなくてはいかんわけで、その人物にはある程度の高さ・強さが要求されることになると思う。つまり、小粒ではない選手の存在が、最終ライン以外にも必要になるよね。
2006/8/16(水)22:32

☆ぶぇっかむ◆uGkZ
予想と希望
J's GOALの記事を元にスタメン予想すると
442のボックスで
巻、達也、
アレックス、遠藤
啓太、阿部
駒野、トゥーリオ、坪井、加地
川口

でした。身長は別としてバランスは良いですね。
『エキストラキッカーは2人まで』のコンセプト通り。
ただ、バランスが良すぎて面白さ、個性には欠けるイメージがあります。

個人的理想をいえば

巻、達也(または寿人)の2トップに
中盤を勇人、啓太、長谷部の3人
サイドは左に羽生、右にハユマ(または駒野)
最終列はストッパーに坪井、阿部、リベロはトゥーリオ、
GKは川口。

中盤はいわゆるトップ下は置かず個性に合わせた役割分担。
攻守の切り替えの速く、積極果敢な裏への飛び出せる勇人。
味方の最終列からのオーバーラップや相手のカウンターに対する対応のバランス感覚に非常に優れた啓太。
パス、ドリブルに非凡な才能と、最近では守備面も向上心を持って取り組んでいる長谷部。

アレックスと羽生では、攻撃力はアレックスの方が上だが、
攻守に渡る運動量と、何より戦術理解度の高さで羽生が大きくリード。

右サイドはホントはジェフの山岸を試して欲しいけど、呼ばれていないので、
戦術理解度にあまり差が無いので3人誰でも変わらないのですが、
代表に入ってから新たに左サイドにもチャレンジした自主性を買ってハユマ。
左右が出来る駒野は次点

阿部のストッパーは戦術理解度の問題とスペースへの対応よりマンマークに優れているのと、
阿部がいなくとも中盤は十分機能すると思っての最終列での起用。
トゥーリオのリベロは、今野、啓太、阿部がボランチにいるとき限定。
この3人のうち必ず1人はボランチで出場していると思われるので、
トゥーリオのオーバーラップは戦術の1部分に組み込まれると思います。

川口に不満な点がひとつあったのですが
(リリースが遅い!)
勇人の攻守が切り替わると同時に敵陣に走り込む姿勢を見て、
素早いリリースを心がけようと思ったそうです。

今日は川口のスーパークイックリリースに期待してます。
2006/8/16(水)16:05

☆猿=コルレオーネ
何やら混沌としてますねぇ。

身長っていうファクターは侮れないと思うな。両チーム同じ力をもっていたら身長で差はつくし、何より真っ向勝負の殴り合いができないよね。
ウソップさんのいうように、身長の差をなくす手法なんかはあると思うんだけど、常に使えるわけじゃなくて。ここという勝負時に耐えなくちゃいけないとき、小さいというのはあまりに脆弱だ。

Jの中では大差ない身長も、世界ではより重要になる。放り込みやサイドアタックなんかを得意とする国は多いし。

誤解を恐れず言うならば、背が低い選手は高い選手に比べて優れたサッカー能力を備えていなければ生き残れないし、はじめから身長でハンデを背負ってる。
だから代表レベルの小さい選手は尊敬に値するわけで。
圧倒的な体躯をもつ国の中で小さく、細い選手が台頭するのもその選手はすごいということだろう。

それでも現代表の低さは異常だと思う。きっとオシムは現段階では、高さによる不安をリスクとして捨てたんだろうね。そことは真逆の土俵で勝負するんだろう。とは言っても高さでの劣性は思った以上に苦しむ要素だと思うな。
2006/8/16(水)12:29

☆関西人
オシムも「小さい選手」というのを選考基準にしてるわけじゃないんだろうけどね。「走れる選手」が選考基準なんだろうが、するとなぜか「小さい選手」が多くなってしまうという現実。「走れる」と「小さい」ってのは、やはり因果関係あるんだろうか。森島とか北澤とか、昔からそんなイメージ強いし。
思えば持久力系競技のマラソンでは、割と小柄でスリムな奴が多いイメージがある。逆に瞬発力系の短距離走では、ゴツい奴が多いイメージがある。スポーツ医学的には、白筋・赤筋という話になるんだろう。
で、サッカーの話に戻すと、この競技の中にはそういう持久力系と瞬発力系、両方のスキルを要求されてるからややこしいんだ。全般的には持久力系が要求されることが多いが、でもセットプレーなんてのは明らかに瞬発力系だよね。白筋・赤筋をバランスよく備えた選手ばかりを揃えられたらベストだが、そう簡単な話でもないだろう。結局は、選手の組み合わせで凌いでいくというのが現実的な話になるんじゃないかな。
日本には、白筋系がやや欠けているのかもしれないね。それがFWの決定力不足の根幹なのかもしれないし、あるいはCBの一対一の弱さの根幹なのかもしれない。日本の強化論は、赤筋系に思う。白筋の弱さを赤筋で補う。瞬発力・集中力をもってチャンスをキッチリとモノにする、というのが日本人には難しいならば、走って走ってそのチャンスの数を少しでも増やしていく努力をしよう、と。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるかもしれん、と。
だけど、じゃあセットプレー守備はどうするか、とかの根本的な問題解決はまだまだ見えてこない。
オシムの志向するスタイルは、「全員守備・全員攻撃」の匂いが強いし、ある意味「トータルフットボール」に近いニュアンスはあると思う。「トータルフットボール」の生き証人と言えば、ヨハン・クライフ。以前私がこの板に何度も書いたことだが、クライフは「現代サッカーは走り過ぎる」というのが持論。その一方でスタミナの重要性を説いてはいるんだが、しかし彼はロマーリオに対して「走れ走れ」とは言わなかった。いざと言う時に瞬発力を発揮することの大切さを説いていた。
オシムとクライフのどちらが優れているかは分からない。でも、私の中ではオシムが入門編で、クライフが応用編かな。まずは、私たちは入門編からスタートしていこう。
2006/8/16(水)12:26

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