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過去ログ119 2006/6/25 1:01

☆関西人
次期代表監督論A
確かに川淵さんの口が滑ったという見方もできるが、かなり確信犯のニュアンスが強いと思う。このタイミングって、かなりフライング。川淵さん自身、実現は70〜80%の確率と言ってるが、逆に言えば20〜30%の確率で交渉決裂もあり得るということ。20〜30ってのは決して小さい数字じゃないよ。なのに敢えてオシムの名前を出したわけで。色々な意図が読める。ジーコ代表の惨敗を受けて協会批判に走ってる世間の意識を別の方向に向けようという意図、オシムに対するオファーに反対する協会内外の勢力に対して先手を打つという意図、「日本は実は弱かった」という絶望感が覚めていない今のタイミングだからこそ、ジェフを強化したオシムの就任を世間にアピールしやすいという読み。…策士だよねえ。この政治家としてのセンスには感服する。
しかし、私もオシム就任は反対じゃない。少なくともデシャンよりは全然いい。デシャンは監督経験はさほど積んでない。代表監督経験もない。日本をあまり知らない。そういう課題において、オシムの方は全部クリアしてる。問題を言うなら、やはり年齢と健康面だろう。でも本人が出来るというのなら、それも大した問題じゃないのかもしれない。
しかし、Jの潮流も確実に変わってきたなあ。ここ4年間はA代表監督に鹿島出身のジーコ、五輪代表監督に磐田出身の山本、という鹿磐2強時代の長かったJを象徴する代表監督人事だった。ところがこれからは、A代表監督にジェフ出身のオシム、五輪代表監督に新潟出身の反町。Jの新しい潮流を感じるね。ここ数年で見えた鹿磐時代の終焉。オシムと反町、この二人は相性も良さそうだ。ジーコと山本のように全く毛色の違う代表を志向し、A代表と五輪代表が連動できなかったような事態の再現はあるまい。
まるでオシムが決まってしまったかのように書いてしまった(笑)。ひとつ心配をするなら、彼と川淵さんとの相性だな。オシムって、結構毒舌家じゃない?皮肉タップリの彼の発言録を見てると、何となく協会に対する皮肉を口にする姿を想像してしまう。ジーコってそういうタイプじゃなかったから川淵さんと良好な関係を保ってたが、逆のキャラのトルシエは川淵さんと犬猿の仲じゃなかった?まあ、人物としてトルシエと並べるのは彼に対して失礼か。杞憂だな。
2006/6/25(日)1:01

☆老婆心
確かにまだ決定はしてないけど、公式な記者会見で川淵キャプテン自らオシムの名前を出して(口が滑って)、一本化しているということを公言してるよね。
決まるかどうかは別にして、候補はオシムに絞られたんだと思う。
そして、技術委員会のリストの一番上にあったとも言ってたね。

ブログでも以前書いたけど、俺はオシムでいいと思う。
世界的な名将を連れてくるのもがいいけど、そんな簡単に日本に来るとは思えない。金銭的な問題もあるし、サッカートレンドから離れたくないという思いもあるだろう。
若干落ちるクラスに吹っかけられるのがオチかもしれない。
あとは干されてるやつとかね。
大物狙ってフラれて、しょうがない奴になっても痛い。

それと、日本の代表は世代交代も必要になってくる。日本を知らない監督が来ても、当然視察はするだろうが、セレクトが安定してくるには時間がかかる。
その時間はもったいない。

W杯を戦いそれなりの結果を残し、かつ、Jの監督をして現代表とこれからの若手の比較が肌感覚で出来ている。

俺はベストじゃないかなとは思う。
しかし、次の代表監督は、たとえ誰がなっても相当厳しい。
容易に予想できるアジア枠の減
、オーストラリアの参入、黄金世代のピーク越え。
W杯までたどりつくこと自体が厳しい。

いずれにせよ、結果が出なくて隠れがちなジーコの残していったものを継続していくためには、次もシッカリ出場するしかない。
2006/6/24(土)22:45

☆関西人
次期代表監督論
次期代表監督にオシム、という報道が世間を賑わせている。でも、まだ公式な発表ではない。ある新聞は、第一候補はデシャンと報じているよね?説が完全に割れているんだ。一方が正しくて、一方は嘘をついてるのか? いやいや、大手新聞が憶測で記事を書くとは思えない。両方の説に協会側の情報提供者がいるんだよ。多分、どっちも候補であることに間違いないんだろう。
ここからは、私の推測ね。おそらく、協会の意思は二つに分かれている。ひとつは、川淵さんを中心とした意思。もうひとつは、技術委員会を中心とした意思。4年前を思い出してほしい。あの頃も技術委員会が次期監督候補のリストを作成していたんだが、実はそのリストの中にジーコの名前なんて入ってなかったんだよ。なのに、最後は川淵さんのツルの一声で急転直下ジーコに決まった。完全に川淵さんのスタンドプレーだったわけね。まあ、こういう事態は私も日常組織に属する人間だから、理解できなくもないよ。現場スタッフが練りに練ったプロジェクトも、社長のツルの一声で方向性を180度転換しなくてはならなくなるなんて会社組織では決して珍しいことじゃない。
おそらく、川淵さんはJのコネクションから監督を決定したいんだろう。ジーコがそうだったし、以前に候補として挙がったベンゲルも然り。何より、川淵さんはJを創った張本人だからね。だから、今回オシムを推してる勢力は彼じゃないか、と。そして技術委員会が、デシャンを推してるんじゃないか、と。そもそも技術委員会はJアカデミーなどを見ても明らかなように、フランスの育成スタンスを心からリスペクトし、コネクションを維持したがっている。だから、仏協会イチオシのデシャンの名前が出るのは不思議でも何でもないんだ。
どっちに決まるかは分からんが、私はお互いが納得するような決着を望む。4年前、ジーコを推す川淵さんに対して、技術委員会はちゃんと問いただしたんだろうか?「監督経験の無い人物に任せて良いんですか?」「私達が作ったリストの人物より、ジーコが優れてると言える根拠は何ですか?」、と。キチンと問いただしもしないで、「いや〜、俺たちは納得してなかったんだけど、上が勝手に決めちゃったんだよね」なんて責任転嫁するようなスタンスなら、技術委員会なんて協会に必要ないような気がするよ。
2006/6/24(土)22:02

☆関西人
試合後の報道で最も興味深かったのは、川淵さんの発言内容。ジーコと直接話をしたらしいんだが、その会話の中で二人は今後の日本代表の方向性について語ったとのこと。驚いたことに、今後の日本は急いで強豪の仲間入りを目指していくのではなく、まずはコンスタントにW杯出場することを目標にするくらいでいいんじゃないか、というような会話内容だったらしいんだよ。これはオフレコだからジーコの本音だと思うんだよね。海外誌で「日本はW杯で4強を狙える」と語ったり、大会前には「優勝を目指す」と言ってたのは一体何だったんだろうか? 言うまでもなく、それは監督としての表向きの発言。内心は、やはり違ったのか?でも、自らに自信を持てない日本人に対し、神様・ジーコが「お前達は強い」「お前達は世界に通用する」と言ってくれれば、妙なコンプレックスが吹き飛んだのは事実。果たして、どこまで本気だったんだろう? 分からなくなってきた。
しかし、仮に彼が日本を「弱者」と認識していたとしたら、なぜあんな「強者」仕様のチームに仕立てたんだろう? DFにはマークの強さを求め、MFには自由を与え、FWには決定力を求めた。あまりに「強者」のスタンダード。思えば、トルシエは違った。「弱者」のサッカーだった。体躯に劣ること、決定力に欠けること、1対1に弱いことを前提にしたチーム作りをしていた。野球に例えるなら、「送りバンドでランナーを進めろ」「外野フライでタッチアップ」みたいな監督だった。一方のジーコは、普通に「ヒットを打て」「ホームランを狙え」と言う(笑)。打てりゃ苦労しないんだけど。
しかし打者である以上、ヒットを打とうとする気持ちは忘れちゃいかんと思うのね。最初から犠打しか頭にないような野球は、私はクソだと思う(トルシエがそうというわけじゃないよ)。残念ながら、まだ日本はコンスタントにヒットを打てない。練習試合で何本も打てたからその気になったが、甲子園ではあまり打てなかった。で、負けた。じゃ、明日からはまた犠打でいこうぜ、四死球で出塁しようぜ、ではイカンと思うのよ。打者である以上、ヒットが打てることを目指していかなくてはいかん。ただし、まだ日本には犠打が重要なのも事実。じゃ、どうすべきなのか、というのが今後の課題だね。
2006/6/23(金)23:46

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