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過去ログ118 2006/6/21 22:42

☆関西人
今回柳沢が大バッシングされてるんだけど、前回大会では彼って物凄く評価高くなかったっけ?あの大会でも、彼はFWの軸でありながらも無得点だった。だけど、評価されていたよ。自ら点を決めなくとも、チャンスメイクで十分に仕事をこなしていたからね。そもそもトルシエは、「FWが点を決めなくとも、MFが決めればいい」ということを明言してた監督。実際02年大会で得点した選手は、ほとんどがMFだった。最初っからFWに決定力を期待してなかったのかもしれん。その代わり、得点力のあるMFを重用した。トップ下としては、中村<森島だった。
一方、ジーコ代表はちょっと毛色が違うよね。中盤に中村・小笠原・中田英など良質なパサーを多く並べる。必然的に、FWにはそのパスに反応してシュートを打つ仕事が要求されると思う。だけど、トルシエ時代と全く違う種の仕事を要求されながらも、柳沢と高原はまたしてもFWのレギュラーとして起用された。「MFが決めればいい」という監督と、その逆のスタンスを具現化する監督、その両者が柳沢&高原コンビという同一の選択をしたという事実はなかなか興味深いと思う。
いや、実はジーコも「得点はFWだけの役割じゃなくてもいいと思う」とトルシエとよく似た発言を昔にしていた。一応中村や小笠原に対しては、第三のストライカーとしての役割を期待してるんだと思う。だけど、実際は彼らがゴール前に飛び込むシーンはあまり多くない。トルシエ時代には、そのシュミレーションをイヤというくらいにシャドートレーニングで叩き込んできたと思うんだが、ジーコ代表がそういう鍛練をどれだけ積んだかは全く不明。ちなみに対ブラジル戦に向けての昨日の練習では、戦術練習などは一切せずにシュート練習に時間を費やしたとか。
私はね、FWを入れ替えたところで日本の決定力が驚異的にアップするとは思わないんだよ。それより、たくさんシュートを打つことが大事だと思う。2人(3人?)のFWだけでは限界がある。MF、いやDFまでも含めて皆がシュートを狙っていく中でシュート数自体をアップさせていくしかないよ。「1本打って決まらないなら、100本打つ(中田英談)」しかない。ミドルだけじゃなく、ゴール前にMFが飛び込む形のシュートをもっと見たいな。
2006/6/21(水)22:42

☆流浪人
ゴール前のFWだけの領域のことを「サンクチュリア」と言うらしいです。合ってないかもしれないし、そもそも存在しない言葉かもw漫画の「シュート」から知りましたw

世界レベルのFWにしか分からない領域と言うものがあるらしい。たまにインタビューとかで自信満々にボールの来るとこが分かった、ゴールまでの逆算のイメージが浮かんだ、と言う選手がいる。関西人さんの言うとおり第六感、つまり勘でしょうね。FWってのは生まれながらにFWなんだろう。技術うんぬんよりもそれが重要なんだろう。だから、よくゴールへの嗅覚って表現を使われる。日本で勘を持っているのは…。

ブラジル戦で意地を見せてくれ!
2006/6/21(水)10:28

☆関西人
ブラジル戦に向けて。
ブラジル戦は、FWが入れ替えの可能性高いみたいだね。ジーコが柳沢のシュートミスにかなりご立腹だったらしい。
今まで何度もこの板で書かれてたことだが、シュートを打つまでの動きは世界レベルなんだけどね。ただ悲しいかな、シュートが下手。今回ジーコが語ってたことだが、これは技術レベルの話じゃない。柳沢はシュートが下手だからと言って、キックが下手なわけじゃない。むしろ巧い方だろう。証拠として、FWながら彼のパスはかなり精度が高い。なのに、シュートが下手だ。「シュートはゴールへのパス」というフレーズはよく聞くが、これはおそらく真理じゃない。パスが巧い選手は日本に何人もいるが、シュートの巧い選手は何人もいない。キックとして、全く異なる種のモノなんだと思う。
シュート練習をひたすら繰り返してる代表に対して失礼な言い方になるかもしれんが、私はシュートの巧さってのは先天的才能に左右されるもんだと思うのよ。私自身は現役の頃はDFだったのでFWの専門的技術論には精通してないが、ただFWと対峙してる時に感じたのは、巧いFWってのはやたら「勘」がイイってこと。「勘」という表現では分かりにくいかもしれんが、例えば中村や中田って敵の急所となるスペースを嗅ぎわけるのがムチャクチャ上手いじゃない?あれって、「勘」だと思うのよ。空間把握能力、みたいな難しい表現の仕方を昔に聞いたことがあるが、彼らパサーの場合はピッチ全体にその「空間把握」をするんだと思うけど、ストライカーって人種はもっと狭い領域、例えばゴールマウスとGKの位置に特化して把握する感覚に優れてると思うのね。私が思うに、これは脳の領域の話だと思う。パサーに適した脳の発達をした奴と、ストライカーに適した脳の発達をした奴がいると思う。先日の試合を観てて感じたのは、多分柳沢ってFW向きの脳じゃないんだよ。
とは言え、優れた脳を持ってるのは間違いないと思う。でなければ、あの場面であの位置にフリーになってないよ。あとは押し込むだけだった。FWの「勘」さえあれば、普通にインサイドキックで押し込んでいただろう。でも彼の「空間把握」は、ゴールマウスに特化できていなかった。
次戦のFWにジーコが誰を選択するかはまだ分からない。ただその選手には、FWの「勘」を持っていてほしいね。
2006/6/20(火)22:05

☆パルミ
気の毒?
勝利を欲しているのはだれより選手自身だと思う。気の毒というよりむしろチャンス。まあ人それぞれ感じかたは違うものですからね。少なくとも『俺達気の毒だな』って思ってる選手は一人もいないと思う。


選手たちは自分たちの価値を示してより良いチーム、より良い給料を得るためにW杯で頑張る。もはや世界的に国のために活躍しようという選手はほとんどいない。旧ユーゴなどのような一部の国だけだ。旧ユーゴ勢ですら『活躍してビッグクラブに行ってやる!』という気持ちが先行している場合も多いだろう。


23人に選ばれたとき玉田は『自分のために頑張る』と話した。素直で、それでいてプロフェッショナルな素晴らしい応えだったと思う。
2006/6/20(火)9:58

☆老婆心
俺は、自ら公言しておいて2戦ともその目標が達成されない監督、選手に、これから奇跡的な勝利をあんまり期待しすぎるのはちょっと気の毒だなって思ってる。だって、2試合とも勝とうとして勝つ試合が出来なかったんだもの。

2点差の勝利は最低条件だよ。つまり、状況によってはそれ以上になる。日本はブラジルに勝てばいいというわけではない。もう一つの試合も日本に有利になってくれないといけない。
日本の試合のことだけで良いんならみんなこれほど悲観しないよ。

選手は、日本中の期待ってのが痛いほどわかっている。
そのプレッシャーの中で、最初からペース配分をあんまり気にしないで、頑張りすぎてる。
遊び心があってこそのパスワークが悲壮感いっぱいでギクシャクしてる。
ペース配分を上手くやり、回させられてるんでもいいから、休み時間を作る余裕ってのもない。
後半勝負を狙っていて出来なかったんではなく、そもそも後半勝負しようとしてない。

それを生み出しているのは日本中の期待だよ。
サシ馬のはずが、焦って逃げ馬になり、ゴール直前で息切れしてる。

この上、ヘトヘトの日本代表の尻にムチを入れ、頑張れ頑張れ、ブラジルに2点差以上で勝てってのは俺はとても言えない。

むしろ、「もう可能性は低くなったんだから、あんまり追い込まないで、自分達のペースでやりなよ。勝つことばっかり焦んないで、好きなサッカーやってみろよ。ジーコになってそれが出来るのが一番楽しかったんじゃなかったのかい。」といいたいな。
そっちの方が案外良い結果が出そうな気がする。
2006/6/20(火)0:03

☆パルミ
内容に悲観的なひとが多いけど果たしてそこまで悪かったのか?


何も通用しなかったのか?僕はそうは思えない。中田英寿がいうように勝てた試合だった。


八年前にあんなにポストプレーをさせて貰えただろうか?八年前にあんなにサイドを崩せただろうか?八年前はミドルシュートがこんなに可能性のあるものだったろうか?


八年前とは全く内容が違う。八年前は中田英寿からのロングパスしか可能性を感じられなかった。

八年前は回させられていて、大事なところはシャットアウトされていたが、今回の日本代表は主体的にボールを回せる時間が多かった。


間違いなく日本のパスワークは通用している。海外メディアも日本のパス回しに高評価なのに、なぜ我々日本人がこうまで悲観的なんだ?


ブラジル戦点取れるよ!パス回せるよ!


今大会ブラジルは極端に前からプレッシャーをかけてくることはない。これは日本にとってチャンスだよ。やれるよ。勝てるよ。クロアチア戦を見て確信した。
2006/6/19(月)22:46

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