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2006/6/4 21:33
☆関西人最終調整論最終調整試合のマルタ戦で期待することは、主に二つ。まずは、怪我をしないこと。もうひとつは、大勝すること。国内合宿では高校生チーム相手に2試合で30点以上得点してたよね。あんな感じになればベスト。あの2試合で最も多く得点してた高原が、先日のドイツ戦で見事2得点したわけで。調整試合での大量得点が、彼に良い流れを呼び込んだんじゃないかな?ストライカーってのは、得点することでノッてくる人種だからね。できれば、今回先発する玉田&大黒にもノッてもらいたいもんだ。
まあ、こういう本番直前の準備の仕方などは、経験豊富なジーコがついてるんだからさほど心配いらないだろう。彼の経験値は、絶対にこれから生きると思うよ。実は、最近になってそう思うようになってきた。キッカケは、柳沢を召集したこと。前にも書いたが、私は彼の召集には反対の立場だったんだ。つい何週間か前に骨折した奴なんてリスクが高すぎる、たとえ完治しても一か月以上実戦から離れた奴なんか使えない、と。でも、ジーコは呼んだ。その時、彼はこう言ったんだ。「私の経験上、骨折というのは治れば何の問題もなく元通り動ける」、と。この「私の経験上」という部分に、ハッとした。そうだ。経験値の劣る日本人がアレコレ考えても、経験豊富なブラジル人、しかも世界超一流のジーコにそう言われれば、返す言葉はない。で、実際柳沢は復帰して先日のドイツ戦、全くブランクを感じさせないキレキレの動きを見せた。彼の言葉は正しかったんだ。
ここまで来たら、私は彼を信じてみようと思う。経験豊富なブラジル人にして世界の超一流を知るジーコが、日本の予選突破に自信をチラつかせてるんだ。これ以上心強いことがあるだろうか?虚勢を張った小心者のフランス人と比較するなら、私はジーコの方に信憑性を感じるよ。
さて話は変わるが、そろそろ私自身もW杯本番に向けて準備にとりかかりたいと思います。前にも言ったと思うけど、本大会がスタートしたら代表板の方にも書いていこかと考えているんです。VIP板のキャラではなく、02年大会の時と同様のスタンスで書いていけたらいいな、と。私も皆さんの真似をして、トリップの準備をしておこうかな(笑)。
2006/6/4(日)21:33
☆関西人翼ジャパン論最近は翼君が清涼飲料水のCMに出演したりしてるわけで、私の中で再び「キャプテン翼」がマイブームになってるんだが、今ヤングジャンプで連載されてるU23編では、何と若島津君がFWにコンバートされてるんだよな。さすが高橋先生、考えたな。
翼ジャパンのFWと言えば絶対的存在として日向君がいるんだが、彼は比較的体格に恵まれてるはずなのにヘディングシュートをするイメージがない。「雷獣シュート」とか「タイガーショット」とか、脚力を生かした豪快なキックが売り。あまりポストプレーもしない。こういう事実は、近年サッカーを観る眼の肥えてきた読者に違和感を与えていたかもしれない。じゃ、あの日向君に地味なポストをやらすのか?いやいや、ポストを出来る新しい人材を据えよう。長身で跳躍力のある奴がいい。で、若島津君のコンバートだ。
若島津君は人気キャラだが、若林君という絶対的守護神がいるから控えに回ることも多い。今までは苦肉の策として若林君が負傷欠場みたいな設定で凌いだりしてたが、同じ手は何度も使えない。ならば、別のポジションで生かしてみようという発想。思えばFWの人材は日向君以外に人気キャラはいないし、一石二鳥。
今まで翼ジャパンは華麗なパスワークやドリブルなどで中央を突破していく南米型イメージが強かったが、今回は三杉君や松山君を両翼に配置するなどしてサイドに起点を作り、ハイクロスをゴール前に蹴り込むダイナミックな欧州イメージを創っている。当然、前線には高さが必要になる。
漫画ですら、時代背景などを受けて変化していってるんだな。ファンタジー系サッカーの代名詞である「キャプテン翼」ですら、フィジカルや体躯を求めてる。そして、合理性を求めてる。
じゃ、最後に高橋先生に敬意を込めて、翼ジャパンvsジーコジャパンの対決を書いて締めくくります。
GK若林vs川口
CB三杉vs宮本
CB次藤vs中澤
SB早田vs三都主
SB石崎vs加地
MF松山vs中田英
MF赤井vs福西
MF岬vs小笠原
MF翼vs中村
FW日向vs高原
FW新田vs柳沢
…うーむ。類似性が高いな(笑)。
2006/6/4(日)10:47
☆パルミセットプレーの守備について日本はとにかくマーキングが甘い。ドイツのように相手のユニホームを引き千切るくらいの激しいマーキングがまったくない。
あと壁が甘い。壁の枚数や作りかたもよくない。世界ではじりじりと距離を詰めるのは当たり前だし、相手が集中出来ないように話かけたり、とにかく色んなことをする。
サッカーはどんなプレーにも運の要素がつきまとう。運と判断するまえにまだまだやれることはある。
2006/6/3(土)23:56
☆関西人老婆心さんへセットプレーの守備に王道なし、というのは同感ですね。変に難しく考えず、キッチリとマークする今までの基礎の徹底をするしかないと思う。大切な受験を一週間後に控えた段階では、新たに難解な参考書や問題集に取り組むのはタブー。変に欲張って、混乱するのはかえってマズい。劇的な必殺技なんて無いんだから。
ところで、合宿は相変わらずシュート練習が多いみたいだね。これは一貫したジーコのやり方。ジーコ代表発足当初、合宿でシュート練習に多くの時間を費やすやり方に、このサイトでもブーイングの嵐だったことが今となっては懐かしい。「子供の指導じゃあるまいし、何でA代表で今さらそんな基礎をやるんだ?」と多くの人が非難した。だけど、日本サッカーの父・クラマーさんが代表を指導した時にも、全く同じブーイングが起こったらしいね。彼もまた、基礎の反復を徹底した人らしい。
どんな優秀な指導者でも、魔法のように突如チームを変貌させることは出来ない。チームを変貌させるには、まず選手が正確なプレーができることを前提にしなくてはいけない。だからこそクラマーさんもジーコも、基礎訓練を根気強く継続していったんだ。正確に蹴る、正確にトラップする、そして走る。古今東西、最強と言われたチームは皆、そうした基礎的プレーの連鎖で勝っていった。ジーコはシュート練習の際に、GKの位置をよく見て落ち着いて正確に蹴ることを指導してる。漫画のように、「雷獣シュート」をマスターさせようとしてるわけじゃない。指導してるのは、あくまで基礎だ。4年経っても、なかなかマスターできてないのが現実だけどね。
先ほどW杯を受験に例えたが、予備校講師の中には「受験はテクニックで勝てる!」と言う人もいるらしいね。出題傾向を読み、ヤマを張る。出題側のクセを読み、選択問題で稼ぐテクニックを伝授する。論述問題におけるポイントを稼ぐテクニックを伝授する。本来の勉強する意味とは何ぞやという話は別にして、こういうテクニックで志望校合格した子も多いらしい。予備校講師からすれば、ひたすら基礎ドリルばかりやってる受験生は馬鹿だ、と言うだろうね。
まあ、ジーコはこういう予備校講師タイプじゃないな。もちろん、日本サッカーの父・クラマーさんもね。
2006/6/3(土)22:37
☆老婆心ひさしぶりっすセットプレーといえば、この間見たオランダ×メキシコなんかでも、双方の1点目はセットプレーだったよね。
しかも、ボルヘッティもハイティンハもドフリーで打ってた。
こういう、試合巧者でオランダみたいに体格が良く、メキシコみたいに粘り強い国でも、1試合に1回や2回はフリーにしてしまうんだよ。
つまり、セットプレーの守備に王道はない。
関西人氏の言うように、ファールをしないことがまず重要だろうね。そこは突きつめて対策をしていて欲しい。
しかし、それもゼロにできるものではない。
残念ながら、俺は最後のとこは、GKの神がかりセーブと相手のシュートミスという運が必要だと思ってる。
確かに、実力があれば、チャンスの数が多くなり、ピンチの数は少なくなるから勝ちやすくなる。でも、W杯ではそのとおり行かないことが結構ある。
そして、神がかりと相手ミスのい運で勝ち上がるチームが出てくる。
そもそも、相対弱者のチームが勝ち上がるにはそれがないとまずムリ。
誤解して欲しくないが、最初から運頼みという意味ではない。
それなりに良い選手を揃えて、やれる対策はすべてやって、その上で「ちょっとした」運が必要だということ。
運までも味方につけない限り、俺は日本の1次リーグ突破は無いと思ってる。
それほど厳しいと思う。
2006/6/3(土)21:42