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2006/5/14 8:18
☆関西人スコットランド戦また遠藤が先発だった。前戦にトップ下で先発したのは、その2日前に試合があった鹿島・浦和の選手の先発起用を避ける、という意味があって、使いたくても小笠原・小野・長谷部・本山を先発させられなかったからこそだった。でも、今回は違うよね?ボランチ起用となった小野はともかくとして、2列目で小笠原の相棒を務める人材は、遠藤の他にも本山や長谷部がいたはず。攻撃的MFの本職としては遠藤よりも彼らであるはずなんだが、なぜか遠藤がコンバートされてまで先発の座に就いた。これをどう受けとめるか。ジーコの中で、攻撃的MF・守備的MFという枠組みよりも、「MFとしての序列」があるんだろう。その序列において、遠藤は長谷部や本山や阿部よりも上位だったわけだ。
試合途中で、中沢が負傷退場した。高さのある彼が抜けるのは最終ラインにとって大きな痛手。私としては、当落線上の茂庭が中沢の代役を果たせるかどうかの格好のシチュエーションだと思ったが、出てきたのは坪井だった。高さ&強さの中沢の代役は、スピードの坪井だった。これもまた、遠藤と同じ話。高さ&強さやスピードといった枠組みよりも、「DFとしての序列」があるんだろう。その序列において、坪井が茂庭よりも上位だったというだけの話だ。
FWにおいては、またしても玉田が先発、しかもフル出場だった。これまた、序列として巻・佐藤よりも上位であることが伺える。全て、まず序列。キリン杯2試合くらいで、その序列が簡単に崩れるもんじゃなかった。
そういう流れを受けてハッキリ言えば、巻と佐藤は多分落ちる。長谷部・阿部・本山も落ちる。私は最初当確にカウントしてたが、茂庭も落ちるかもしれん。代わりに、遠藤は当確の可能性が出てきた。おそらくジーコにはそこまで深い狙いは無かったと思うが、リスクを張った上下動を繰り返すボランチ・中田英の存在を想定するなら、今回のような2列目・遠藤の起用は、良い保険となるオプションかもしれない。以前、エクアドル戦でジーコが試したかったと言ってたことは、多分これだったんだろう。キリン杯における最後のテストの対象は、実はジーコにとっては巻や佐藤でなく、遠藤だったのかもしれない。そのテストの合否は、明日発表。
2006/5/14(日)8:18
☆関西人左右論今日の日刊スポーツを読んでて、面白いなと思う表現があった。ジーコにとって重要な攻撃のオプションは、小野の「左ボランチ」起用だという。そもそもタテの関係になることも多い2ボランチにおいて、「右」や「左」という表記に深い意味があるのかどうかは知らんが、とにかく小野は「左」なんだそうだ。ちなみに、中田英は「右」なんだそうだ。前にも書いたことがあるんだが、ジーコ代表の442の「左・右」にはキャラクターに大きな差がある。
「左」攻撃的MF・中村。「左」ボランチ・小野。「左」SB・三都主。「左」CB・宮本。
「右」攻撃的MF・小笠原。「右」ボランチ・中田英。「右」SB・加地。「右」CB・中沢。
私が思うに、「テクニックの左半身」と「フィジカルの右半身」という明確な分類となっている。
今さら言うまでもないが、この配置からして日本の攻撃が左利きなのは間違いないと思う。左でポゼッションし、右にスペースを作る。よって、左にはポゼッションに適したテクニカルな人材を集中的に配置し、右には何度でもスペースに走り込んでいけるスタミナ、フィジカルの優れた人材を集中的に配置する。
そうやって左でタメて、右のスペースを突くのが日本の攻撃ベースとなるならば、その「右のスペース」でシュートを打つストライカーに求められる資質とは、一体何だと思う?それは意外な答えになるのかもしれんが、「左足のシュートが巧いこと」だよ。シュートの決定率を上げる為の基礎的鉄則として、「ゴールに近い方の足でシュートする」というのがある。つまり、右のエリアからシュートを打つには、左足の方が良い。ジーコが久保や玉田や鈴木や佐藤など左利きFWを召集し続けた意味も、意外とそういうところにあったのかもしれないね。
こうして考えていくと、ジーコの選手選考には一応それなりのロジックがあるんだ、と初めて気付かされる(笑)。
2006/5/13(土)18:24
☆CEAB僕も一言だけ多分ギリギリで勝つイメージしかないから、グダグダになって最後に奇跡的に1点決めて辛勝するより、3点くらい取られて負けた方が色々見えてくるって言いたいんだと思う!
「負けた方がいい」のコメントの前に「下手に勝って選手が浮かれるよりは」って言う言葉が付け足される場合もあるけど、辛勝して浮かれるほど選手もバカじゃないよね。
実際自分等が部活などで練習試合をした時に、辛勝して浮かれるのか?って考えればそんなコメントは出てこないはずだけど。
っていうか板長さんの言うように勝っても「反省」みたな事するっしょ。選手だけで集まったりして。
素人がやってる事なんだからプロもやるだろうね。
2006/5/13(土)11:37
☆板長「惨敗した方がいい」
スコットランド戦に対するこんな希望が代表板でよく見られる。以前にもあった。
何がいいのか?理解に苦しむ。
負けていいことなんかほとんどない。むしろない。その中からあえて探すとすれば、欠点が浮き彫りになってよく分かった、だとかそういう類のものだ。べつに欠点なんて勝ったって見つけられる。勝ってこその収穫なのだ。勝てば次のステップへ進めるが負ければそこから動けないまま。
こういうことを言う多くの人が、わざと皮肉を込めて言っているんだということを祈る。
代表板に書いても意味がないと思い、こちらに書かせていただきました。申し訳ない。スルーで構いません。
2006/5/13(土)0:31
☆とも助ブルガリア戦国内組、海外組ならぬ当確組、ギリキリ組の試合にかけるテンションの差が如実に現れる試合であったと思う
前日のコメントからも当確組は「疲れは残っているが…」と前置きしギリキリ組は「結果を残さなければならない」と疲れたなんて言っていられないという決意がにじみでていた。
当確者が全員を占めるDF陣は明らかに緊張感を失い安易なミスを繰り返した
福西も激しいタックルは身を潜めていた
川口も凡ミスを繰り返す。
しかし、当確組の緩慢なプレーをみてもブルガリア戦は親善試合にもかかわらず緊張感を覚えたのは自分だけであったろうか?
ギリギリ組の溢れだす気迫がそうさせたかもしれない。しかし、競馬でいう「イレコミ」状態であったと思う
過度な気合いは迷いを生む
巻は泥臭く頑張っていた。しかしながらいつもなら頭から飛込むであろうクロスを足で合わせてふかせた。
玉田も動き自体は悪くないが大事なところで力をいれすぎポストを叩いたりふかしたりしていた
佐藤も浮き玉に対して裏に抜け出たチャンスをいつもならダイレクトでシュートするところをトラップを試み失敗した
あのプレーはギリギリまでトラップかシュートか迷ってしまった結果だと思う
村井は「自分の仕事はクロス」とばかり中に切れこむこともなくクロスに固執していた。サントスのように同点に結び付いたミドルは選択肢になかったように思えた
長谷部は緊張しすぎたのか動きが固くドリブルを仕掛けてはとられた
代表にとって朗報は小野の復活
足首の痛みがとれたことでプレーに対する迷いもなくなってきた
プレーの随所に小野らしさを出てきたと思う。
しかしやはり当確組に緊張感を与えるには中田英寿しかいないだろう
自分がチームメイトなら間違いなく中田英寿は怖い(笑)
しかし、あの手のタイプは厳しくいうのは仕事上だけある。
言い返してもわだかまりは残らないと思う。むしろ中田にとっては安心するかもしれない(ここら辺は社会人ベテランの関西人さんはどう思います?)
ついていこうとは思うだろう
乱暴でもいい強烈なリーダーシップがWCを勝ち抜くのに必要!
はやく代表に合流して欲しい
2006/5/12(金)8:28