gonna専用

過去ログ203 2013/11/18 19:03

▼無名さん
セイコラ〜♪ 第三部

愛理「お気の毒って何なのよ(怒)。
食べてもないのにそんな事言うなバカ!」

監督『バカって!愛理がバカなこと言うからだろ。』

愛理「じゃあまずは監督から食べてみなさいよ。」

監督『そうだな。ちゃんと満広の為にも毒味をしなきゃな(笑)』

愛理「ど、毒味!バカ!!もう監督には作らないから(怒)」

ヤバイ!さすがの俺も、少しふざけすぎたと思い両手を会わせ反省した。

監督『ゴメン、ちょっと言い過ぎた。この通り作って下さい。』

愛理「もう知らない!!(怒)」

監督『お願いします。私にどうか愛理さんのお弁当を食べさせて下さい!』

愛理「どうしようかな〜」

監督『お願いします。』

愛理「やどぅ〜」

監督『うわ、なんだそのムカつく言い方』

愛理「監督が悪い!!」

監督『だから、こうして謝ってるだろ。なあ〜もう許してくれよ。』

愛理「やどぅ〜」

監督『二回も言ったな。腹立つ〜!何としても絶対に食べてやるからな!』

愛理「断固して断る!監督に食べてもらっても、重みがない。説得力がない。ありがたみがない。」

監督『うわ、ナニ?その三拍子!ちょっと言い過ぎだろ!あ〜もう知らん!』

愛理「・・・・・」

監督『勝手にしろ!』

愛理「ごめんなさい。そこまで言うつもりは無かったの。ちょっと腹が立ったから。けどね本心じゃないから。本当にごめんなさい。」

監督『・・・・・』


愛理「ごめんなさい。」

監督『やどぅ〜』

愛理「ナニ?これ。本当にムカつく言い方ね。」

監督『だろ〜(笑) けど、なんかこれおもしれー』

愛理「面白くなんかない。こっちは、本当にびっくりしたんだからね。」

監督『ゴメン、ゴメン。もうこれでお互いに終わりにしようぜ。』

愛理「やどぅ〜」

監督『またそれか!やられたらやり返す的なのは、もういいから。』
11/18 19:03

▼独身35歳
会話が標準語なのが
いいねぇ〜
11/18 12:42

▼監督
セイコラ〜♪ 第二部

この話は一途な彼女の想いに、
男達二人が大変な事に巻き込まれる、儚くてせつない物語

彼女「ねぇ相談があるんだけど」

監督『俺は相談なんか無いぞ〜愛理』

彼女の名前は愛理。大学生。昔からの友達で、言うなら腐れ縁てやつだ。
周りの奴等は可愛いみたいな事言ってるけど、俺から見たらそうでもないんだが。本人に言ったら怒るだろうな(笑)

愛理「あんたに無くて当然!私があるって言ってるの!このバカ!!」

監督『あ〜めんどくさいな。で、何の相談?』

愛理「彼に手作り弁当を作ろうと思ってるんだ。」

監督『彼って満広のことか?』

そう彼もまた昔からの友達でもあり、悪友でもある。愛理とは同じ大学に通ってる。
俺から言わせればイケメンで、しかも優しいときた。
なので女子からの人気は凄い!
自慢の悪友だ!

監督『手作り弁当って!本当に作れるのか?あれって大変じゃないのか?』

愛理「大丈夫!!」

監督『大丈夫って言ってもな。材料はどうするんだ一体?』

愛理「ちょっと奮発しちゃうかも!」

監督『て、ことは?プラスチックじゃなくて、あ!もしかして漆か!!』

愛理「プラ?漆??・・・って箱じゃないわよバカ!」

監督『えっ!手作りの弁当箱じゃないのか!!』

愛理「何でお弁当の箱を作らなきゃならないのよ!そんな事よりちゃんと聞いてよ。もう(怒)」

監督『ハイハイ。ちゃんと聞くからそれぐらいで怒るなって(笑)』

愛理「え〜と男の人のハートを掴むなら胃袋を掴めって言うでしょ!だから、私の手作り弁当で満広のハートを盗んじゃえって作戦!」

監督『は〜作戦ねぇ〜』

愛理「どう?完璧な作戦!」

監督『どう?って。そんなの昔からある作戦だぞ。けどさ愛理って料理出来たか?今まで聞いたことないけど?』

愛理「大丈夫!これから頑張る!」

監督『これからって?作ったこと無いんかい!』

愛理「だから、これから頑張るの。
そして、愛情たっぷりの手作り弁当を満広に食べさせてあげるの。
それが私のお・も・て・な・し」

監督『じゃあ俺からはそんな満広にお・き・の・ど・く』

つづく・・・第二部(完)

セイコラ〜(笑)
11/17 22:07

▼独身35歳
新作が待ち遠しい
11/17 20:29

▼監督
セイコラ〜♪

最近ふと思う事がある。

彼女の手料理を初めて食べる時、すごく緊張するよね。

しかも、女性にしてみたら勝負どころ。

彼のハートを盗むには、まず胃袋からって言うよね。

なので作る側は凄く大変!!

けど、彼のハートをGETするには手っ取り早い!

そんなことで作る側、食べる側、お互いにドキドキするよね。

作る側は、
「美味しく出来るかな」とか、
「全部食べてくれるかな?」とか、

食べる側は、
「美味しくなくても、美味しいって言えるかな?」とか、
「美味しくなくても、また、作ってね!て言えるかな?」とか、
お互いの事を思いながら、作ったり、食べたりするよね??

・・・オイ!。なぜ食べるのに気を使わなければならないのだ!

もし、美味しくなくても美味しいなんて言ってはダメなのだよ。

相手に対して失礼なのだよ!

そう。あえて言おう「マズイ」と。

「マズイ」と言う事で彼女が認識し美味しい手料理を作る努力をするのだよ。

美味しくないのに、美味しいと言うのは、決して優しさではないのだよ。

「マズイ」と言ってあげる事は、食べた側の責任なのだよ!!

「マズイ」と言わないと、お互いに「マズイ」関係になってしまうのだよ。

しかも、このままで大変な事になる。

・・・『僕はね、美味しくないものを食べ続けたら大変な事になる事に気付いて欲しいだけなんだ!』

「大変な事って何かって?」・・・

つづく・・・第一部(完)

セイコラ〜(笑)
11/11 19:40

204202

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