―虚実の街―

Roastadt
人は居ないが生活の名残が残る、綺麗だが不気味に時が止まった偽りの街
テュエラ・オルテンシア
ええ、そうねぇ。
流石に派手にやり過ぎたかしら?

(彼女の言う通り特徴的な腐敗臭と獣臭が近寄って来ていた。爆発の音や血の匂いに惹かれて集まって来たのだろう。さらに遠くには他の魔物の匂いや息遣いも感じられた。まだ様子を伺っているだけのようだが、場合によっては追撃もあるかもしれない。そして、己の背後から忍び寄り飛び掛かってきたゾンビウルフに身体ごと捻るように回転させて振り向き、その手に握られたメイスを打ち据え勢い良く撥ねとばす。メキメキと嫌な音を立てて地面に叩きつけられたが、痛覚もないようで、腹部を凹ませながらもピンピンしていた。)

うーん、アンデッドは臭いからあんまり相手にしたこと無いんだけど…………やっぱり頭を潰さないとダメかしら?

>All
ラディアンテ
置きレス
(尻尾による攻撃が外れたところでバックステップする事で距離を離したが、続けて一歩、また一歩と下がってから足を止めた。視線は辺りへ散らし、太刀を握ったままの右手を軽く挙げて二人へ合図を送った。もう二人とも気付いているだろうが、アンデッド系の狼型モンスターが集団で迫ってくる…数はおよそ七体といったところか、取り囲むように辺りに点々としており、今にも他二人へ襲いかかろうとしている)

あら、邪魔が入ったようね…
そろそろ切り上げ時かしら?>all
クロエ
【置きレス】
Σ!!あっぶい…いやいや…これは一時中断じゃないのか…これ以上やるなら…模擬戦じゃなくなるぞ…さすがに3段階目からは自分で手加減しずらくなる…試合じゃなくて死合になってしまう…
(相手のひれの攻撃を刀で受け流しながら後ろに下がって態勢を整える。その後に次の言葉を発した。リミッター。能力による手加減にばかり頼っていたクロエは自身で出加減というものができなくなっているのだ。すべてがその時の全力。しかし、これ以上解放しようものなら死者を出さずともどちらかが絶対に重傷を負う死合になりかねない。ここはお互いの頭を冷やす意味でも休憩という選択肢をとりたいようだ>ALL
テュエラ・オルテンシア
置きレス
そうよー?本気でヤる気なら骨も残さないもの。

(まぁ、今回のはかなり火力は控えめだ。意識が残っているのがいい証拠である。本気で殺す気ならば、水の膜で密室状態を作った上で数百kg分の水素を創り出して爆破する、大概の魔物では骨すら残さず消し飛ぶだろう。人間並みなら尚更だ。とりあえずまぁ爆破された二人は予想に反して随分元気なようで、これ以上続けようと思えば本気の殺し合いに発展しそうでどうしたものかと爆破で軋む街灯の上で悩みつつ)

とりあえず、相手の行動の意味に疑問を持つ事ね。

(もし、街灯を破壊されていた場合、自身が巻き込まれる為に爆破する事は出来なかった。また誰かが火か風の力でも使っていれば、水素を充分に溜め込む事は出来なかっただろう。己が上へ避難した時点で対策を取れていればこの手札を切る事は叶わなかったのである。)

>All
ラディアンテ
置きレス
……貴方がリミッター解除なんてするから、それに合わせただけだと思うわ。
…ぁ、隙だらけ。

(そう言う自身も二本目の太刀を用意してまだ戦うつもりでいる。少し大袈裟ではないかと肩を落としたが隙が有りすぎる彼へと向かって駆けていき、手前で飛び込むようにしてくるりと一回転、先程のお返しだと言わんばかりに尻尾のヒレで頭を叩こうと降り下ろした。それが上手く決まったなら太刀を突き付けるつもりでいるが決まらなかったなら防御を意識するだろう)

でも、良かったじゃない?
これが模擬戦だから助かったと思えば…次からは対策出来るでしょう?
こうして学ぶことがあるのだから、模擬戦としての意味はあると思うの。

………対応できなくて死んでしまっては意味がないけれど、じゃれ合う程度では何のプラスも無いから、難しいところよね。>all
クロエ
【置きレス】
…ばっはぁ〜…きっつう…息しずらいし熱いし…なんで模擬戦でこんなことしてやがるんだ…
(はぁ〜とため息をこぼす。自身の魔法をリミッタ―2段階解放した状態での魔法全力使用。したのはいいが、自身の魔法と相手の爆発により、近くにあった建物が崩れ、がれきに埋もれる事態になる。数分後にやっとがれきから出てくるが、シャドーエンチャントにひびがはいっており、顔半分が出ている状態での自力でがれきから這い上がってきた。>ALL