−映画館−

広く、座席はソファと高級な造りの一般映画館
常に開場していて、日夜関わらずいつでも軽食と映画を楽しめる
スノー
あ…う?(舌を出して満足な笑みを浮かべているとは知らずヒロインが掠われて悲しそうにしていると、肩に回された手に力が入ったのには不思議そうにするがなんとなく解れば幸せそうにし)
白露
(スクリーンを見つめながら辺りが暗く相手から自分の表情が見えないと推測し悪戯が成功した子供のように軽く舌を出して満足気に笑い、戦闘シーンの最中ヒロインが悪役にさらわれる場面を見れば無意識に肩を抱く手に力が入り)
スノー
っ!…う…ふぁ…。はぁ…う〜、ありがとう…。(舌が入ってくれば驚き息を吸えずにいるが絡めて離されると、上気した吐息を漏らしてやられたと恨めしそうにし白露を見て今更恥ずかしそうにし、少し残念そうにしながらスクリーンを見つめて回された腕には抵抗はなく嬉しそうにし)
あ…もう、戦ってる。
白露
…俺も…愛してる…(寄り掛かった肩を抱こうとして、口が微かに開かれれば一瞬舌を絡めてすぐに唇を離し、周りに聞こえない様に間近で先程の言葉を今返してクスリと笑えば、自分の席の背もたれに身体を預けて映画を観賞し、途中から見たにも関わらず激しい戦闘シーンを真剣に見つめ)
スノー
んぅ…ふっ…。(少しキスが深まればその体勢ではキツく背もたれに寄り掛かり、映画館と言う事を忘れて口を半分開き息を吸おうとして、オープニングには気付いてなくキスに集中していて)
白露
……っ…ん…(身を乗り出しているために背もたれに掛けている手は強くそこを掴みバランスを保って、暗くて相手が目を瞑っているかは分からないが抵抗しないと分かれば、少し口付けを深くし、スクリーンにはオープニングが映し出され)