−裏通り−

薄暗い通りで闇市がありレアな魔道具などが手に入る
何でも屋や情報屋などが集まる、少々危ない横町
ヴィアレス
置きレス
休日くらい、“セリ”って愛称で呼んだらいいじゃない。そしたら、勤務中にそう読んでも怒られないんじゃなぁい?
(確かに長い。そんなことを思いつつ、公私の区別をつければその呼び方も受け入れてもらえるのではないだろうかと首を傾げながら、片手の人差し指を自らの頬に添えて。誘拐犯たる男へ投げかけた言葉には流石は将軍か、とそれを見つめるに留め、それ以上は何も言わず女の子を抱き上げるまでの流れを目で追いながらオペラが好きだという言葉には意外だとでも言いたげな眼差しを送って。)
オペラが好きだなんて、珍しいわね。今や音楽だって幅広いジャンルがあるというのに。…今度“セリシアーシャ閣下も歌ってみては?”ってセリに聞いてみたら?
ディスコルディア
置きレス
うっ……確かに、閣下にはどうしても…セリシアーシャ公爵閣下と呼ぶと、長ったらしいと怒られるくらいでして…あはは。

(ちらりと裏通りへの入り口へ視線を向け、彼女がいないのを確認してから笑いながらそう言い、震えているひれ伏したままの男をゆっくり起こすと笑顔を向けつつ大人しく連行されるように伝える)

いえ、もう諦めたでしょう…ですから、大人しく着いてきて下さいね?変な真似をしなければ、これ以上痛くはしませんから…ね?ふふ。

(今回の件は向こうで詳しく聞いてやると、彼の耳元で囁くと今度は麻袋の中の少女へと近寄りゆっくり抱き上げてから相手の元へと向かう)

えぇ、オペラは好きでよく鑑賞しに行くのですよ。
貴女の歌声は、忘れられません…。
ヴィアレス
置きレス
たまたま通りかかったら貴女の姿が見えてね…。自分が行くと畏まってしまうだろうからって、一緒に居たアタクシが駆りだされたのよ。
(逃げ出すということは戦意を喪失しているということで追い打ちでもかけてやろうかと思ったもののここに留めておくほうが面倒だと思えば逃走経路を譲ってやる。どうせ己の妹が捕まえるだろうと考えのことと、これ以上は己の仕事ではないとのことであったが将軍たる女生のビンタが炸裂すれば、おお怖いと肩を竦め。)
いっそ気絶させて差し上げたら?こんな所で震えさせるほうが気の毒ではなくて。
(余程ビンタが痛かったのだろう、大の男が恐怖に震える姿は滑稽で。それを知っていながら追い打ちをかけて内心で楽しむために侮蔑の笑みとともに男を見れば躊躇いもなしに見事に冷酷な一言を。が、彼女が己を知っている口ぶりを聞くとそちらを見やり、満面の笑みを浮かべて戯けてみせ。)
あら、アタクシを知っていて?うふふ、アタクシもそろそろ有名人かしら。
ディスコルディア
置きレス
良かった…
閣下もおられるようですね。

(ちらりと一瞬、逃げていった男を追う姿が見え、もう安心かと思った頃。目を離している内に回し蹴りを受けていた男も逃走を図り裏通りから逃れようと相手の真横を通り過ぎるべく駆け出す。そして短剣を突き付けている先の男も彼女のその隙を狙って剣による突きを放ち襲いかかるが彼女は落ち着いて短剣で受けて軌道をずらし、続けて足の甲を力強く踏みつけてから全力のビンタを彼の頬に放つだろう)

いい加減に…しなさいっ!

(ビンタを受けた男はフードの隙間から赤くなった頬を露にしつつ震えている。逃げた二人は金髪の女性にもう捕まっているだろうと、残っている三人へと視線を落としてから彼女の顔を改めて確認すると見覚えのある顔に、あっ、と小さな声を漏らして)

あ、貴女は…もも、もしかして、オペラ歌手の…っ!?
ヴィアレス
置きレス
(はじめに向かってきた男をヒョイ、と身体を左に捻って避けると右が前になる。男が向かった勢いでたたらを踏んでいればその隙に右足を軸に左膝を次に来た男の鳩尾へと躊躇うことなく打ち付ける。急所を攻められ前に倒れそうになる首根っこを掴み、たたらを踏んでいた男に向かって勢い良く振りかぶれば人同士がぶつかって鈍い音がする。膝蹴りを見舞った男はあまりの痛さに声にならない悲鳴を上げつつその場に蹲ってしまったが、ぶつかった方の男は立ち上がると一目散に逃げるだろう。)
全く…乱暴だこと。レディの扱いがなっていなくてよ。
(呆れるように肩をすくめると逃げた男を追う素振りなくその背中を見送る。しかし奥の角を曲がると、その後を待機していたであろうこの女の妹たる金髪の女が追うのを一瞬だが目にすることができるだろう。それを確認すれば漸く彼女へと振り返ると笑みを浮かべて片手を腰にあてて。)
見ての通りよ。お勤めご苦労さまね、将軍サン?

【いえいえ、レス速度はお気になさらず!気ままにいきましょう(^ー^)ではでは、よろしくお願いします!】
ディスコルディア
置きレス
…っ!
やぁ!!

(何者かが此方へ向かって歩んでくる足音に気付き、彼らの仲間かと警戒していたがどうやら違ったらしい。その声に反応し二人は相手へ向き直り、他の三人も反応する事で一瞬の隙が生まれる。この好機を逃さずに現れた彼女の姿を確認するよりも先に駆け出し、ナイフで突きを放ってきた一人の武器を短剣で弾き飛ばし、顎へと強烈な蹴り上げを繰り出して気絶させる。間髪を入れず残り二人へと向かうが彼らは既に武器を降り下ろしているが軽やかなステップで避け、一人の腹部へ回し蹴り、続けて残り一人の喉元へ短剣を突き付けた)

……動かないで…ここまでです!
…大丈夫、ですか?

(攻めたと同時に相手へと向かった二人の男がどうなっているだろうか、視線だけを恐る恐る向けて。回し蹴りを受けた男は気絶しておらずいつまた立ち上がるかわからない状況、麻袋に入った少女も気を失ったままでいる)

【遅くなり申し訳ありません、こんばんわ。是非宜しくお願いします!】