多国籍飲食店

−『Rot』−
和・洋・中の料理を取り揃えた三階建飲食店(三階部分半分はオープンテラス)
ヴィアレス
置きレス
アタクシは、貴女にピッタリだと思うけれど?でも、セニョリータと言い寄る男には気をつけなさい。
(視線が己ではない他へと向けば小さな笑みを溢しつつ、相応しいから使ったのだと恥ずかしげもなく告げ。それから類似の言葉を一つ上げれば、それは己の告げたものとはまた違う意味を持つもので、最後に“よろしくて?”と首を傾げて。)
あら、それは…お疲れ様、と伝えておくべきかしら。そんな頑張り屋さんには、ご褒美を差し上げなくてはね?
(柔和に言葉を紡ぐ姿をじっと見つめ、彼女が告げ終わるまで静かに耳を傾ければ、嗚呼、成程と納得して。この貸切状態が店からのご褒美ならば、己も何かをと自らの唇に人差し指を添え、ウィンクをひとつ飛ばして。彼女の可憐な所作によって同席の許可を貰えれば習うようにして片手でドレスをつまみ、もう片方の手を胸にあてて一礼を。)
それは光栄だわ。こんな素敵な星空で、なんの邪魔もなく語り合えるのだもの。
メルティーナ
置きレス
お嬢さん、かぁ。なんか照れちゃうかも。(己が理解できていないのを見て意味を添えてくれた相手に笑みを深め、しかしあまり呼ばれることのない敬称はくすぐったくもあり恥ずかしそうに視線を星空へと逃がして)お仕事続きでぐったりだからのんびりしたいなぁって思って、でもそろそろちゃんとご飯食べなきゃなぁって思って…。試しにお店の人に聞いてみたら、今ならいいよって言ってくれたの。(問いに答える声は要領の悪い話し言葉、つまりは店員に気を使わず使われず食事を楽しみたいという我儘が店の好意で許されたのだと笑顔を崩さないまま告げて。星空から相手へと視線を戻すとひょいと身軽に一度席を立って、スカートの裾を摘まみ上げて一礼で迎え)でも、独り占めするのはちょっと贅沢すぎたかなぁ、とも思ってたし…久し振りに会えたお友達なら、喜んで。
ヴィアレス
置きレス
セニョーラ…お嬢さん、という意味よ。
(己の言葉に目を瞬かせる姿を見れば、言い直した後、それがどんな意味なのかを告げて。歓迎する言葉に安堵なのかはたまた彼女の笑顔に釣られてか微笑めば、ヒールの音を鳴らしながらゆっくりと歩みを進めて。)
今夜は贅沢に、一人で星空鑑賞だったのかしら?…向かい、よろしくて?
(彼女の座る席へと進みつつ、スタッフの来ない静寂で見あげる夜空は格別だろうか。それとも他に、何か理由があるのだろうかと考えつつ、空いているだろう向かいの席へと腰を下ろすべく許可を求めて首を傾げて。)

【ありがとうございます!ではでは、よろしくお願いします♪】
メルティーナ
置きレス
(ぼんやりと、というよりはぼけっと間の抜けた顔をしていたのは己以外に誰もいない空間だと思っていたからで、不意に聞こえてきたヒールの音にびくりと肩を跳ねさせて慌てて表情を引き締め)
…せにょ?(店内から現れた相手が紡いだ言葉に瞬きをひとつ、それから直ぐにへらりと緩く笑い大きく手を振って迎え)いらっしゃいませー。大丈夫、誰でもウェルカムだよ。

【こんばんは!のんびりになると思いますが是非っ】
ヴィアレス
入室/置きレス
(サイドの髪を残して夜会巻きに束ね上げ、太ももからスリットの入った漆黒のマーメイドドレスを夜風に遊ばせながら同じく黒のパンプスのピンヒールを綺麗に鳴らして歩んで。何処かで飲んでいたのだろうか、俄に頬は朱に染まっているものの、確かな足取りで階を進んで行くと次第に店員の数が減っていくのに気づいたもののテラスへの階段を登って。)
あら、ごきげんようセニョーラ。もしかして、貴女の貸し切りだったかしら?
(登り切った先、店員がいないところを見ると貸しきりだったのだろうかと、それならば退散すべきなのかもしれないと先人たる少女へと首を傾げて。)

【こんにちは!良ければお相手頂けますか?】
メルティーナ
入室/置きレス
(黒のシフォンワンピースに編み上げリボンの黒いハイヒールサンダル。既に話はつけてきたらしく階段を上りきったのは自分だけで周りに店員の姿はなく、だからこそのびのびと店内を進んでオープンテラス部分の適当な席へと腰掛けるとぐぐっと両手を満天の星空に突き出し背筋を伸ばして)んん…ちょっと遅くなっちゃったけど、のんびりできていーかも。