―美術館・博物館―

ドーム型の広い二階建の建物
一階フロアは美術館、二階フロアは博物館
キリエ=ダーズラク
(相手のおちゃらけた様子に笑みを浮かべると鑑賞者の為にだろう壁際に設置された長椅子へと腰掛けて)ふふ、言い得て妙ですね。ですが…それだけの価値はある作品です。貴方、ええと…イブさんもお座りになりませんか?(所持していた大きく黒い柔らかい皮製の鞄を己の膝の上へと乗せると立ったままの話も億劫だろうと椅子を指し)>イブ
イヴ・R・ヴォンデッダ
(名乗られたと分かれば相手へ視線移して満面の笑みを浮かべつつ片手を自身の胸元へ遣り)あたしはイヴ・R・ヴォンデッダっていうんだ! 絵のお陰ですっかり名乗るの忘れてたよ…、これぞ我を忘れる…かな?(おちゃらけたような苦笑しつつ言うなり胸元より片手落とし乍小首傾げ)>キリエ
キリエ=ダーズラク
(相手の肩の向こう、美術館の洗練された色彩を誇っている絵画の掛けられた壁を視界に捉えると深く嘆息して)的確な表現ですね。確かに凄い……っと、申し遅れました。私、キリエ=ダーズラクと申します(絵画に視線の操作権でも奪われたように見つめていると突然姿勢を正して相手見据えると深々と頭を下げて))>イブ
イヴ・R・ヴォンデッダ
(謝罪を述べられるなり、慌てたように両腕を上下へとばたつかせ乍苦々しく表情歪め)そっ、そんな事ないよ!ぼけーっとしてたあたしが悪いんだし、自業自得だもン。(必死に弁護するように言い放てば、コクコクと幾度か頷き。相手が自身の後ろを覗き込むのに気が付けば何だろうと、自身も同じように後ろを振り向けば先程まで見詰めていた絵画が視界へ入り、あぁ…、と言葉漏らし)コレずっと観てたの。凄いなぁって…あたしには、そんなありきたりな感想しか述べられないけど(淡い笑み浮かべ乍説明すれば、困ったように苦笑しつつ肩竦めて)>キリエ
キリエ=ダーズラク
(慌てた様子の挙動をする相手に驚かせたのだろう、と申し訳なさそうな面持ちになって灰銀の髪を肩から零して首を傾け)驚かせてしまったようですね、申し訳ありません。…―鑑賞日和、ですか。確かにそうですね(相手の紡いだ言葉呟き反芻すると何を見ていたのだろうか、と相手の後ろを覗き込んで)>イブ
イヴ・R・ヴォンデッダ
(只ポカンと突っ立って美術品を眺めていたが、不意に背後より声を掛けられれば振り返るや否や驚きに眼を見開きつつ一歩後退り、声は心なしか裏返り)わ…びっくりしたァ…今晩は、うん…何だか静かで最高の美術品鑑賞日和だなぁって思ったよ!(苦笑しつつ挨拶返せば相手に同意するように1度頷き、明るい笑み浮かべつつそう言い放ち)
【PL:初めまして、此方こそ宜しくお願い致しますね。】