−裏通り−

薄暗い通りで闇市がありレアな魔道具などが手に入る
何でも屋や情報屋などが集まる、少々危ない横町
ヴィアレス
退室
(ニヤつく姿にこれはもう何も言うべきではないと笑みを引きつらせると、その後すぐにため息を一つ。)
お安い御用よ。その娘、お願いね将軍サマ。ごきげんよう。
(己の提案を承諾し、抱きかかえた少女を病院に連れて行くだろう姿に大きく頷くと男を抱え直す。)
さぁて、逃げようったって無駄よ。その方が余計に怖い思いをするのは貴方だけれど、うふふ…好きな方を選んでくださる?
(将軍の姿が見えなければ、少しばかり不穏な動きを視界の端に見つける。それに気づいて告げた言葉は事実、ここから逃走したとして、次こそこの帝都の権威を敵に回すことだと笑みを浮かべると、もう抵抗するつもりがないのか己についてくる姿に、大の男を抱えているとは思えない程颯爽とした足取りでこの地を後にして…。)

【こちらこそマイペースで申し訳ありません!コーディちゃんの意外な趣味が分かって楽しかったです!もし可能でしたら、次はバトルフィールドで思いきり暴れましょう!帝都は本来、バトル禁止なはずなので…。ではでは、お相手ありがとうございました!】
ディスコルディア
退室/置きレス
い、言われてみれば…。
少し不安ではありますが、思い切って呼んでみます!ふふ…っ。

(相手の言うとおりだと改めて考え直すと次に彼女と出会ったなら愛称で呼んでやろうと心に決め、それが楽しみで仕方がないのかうっすら頬を桜色に染めつつニヤニヤと笑っている)

そう、ですね。
それではこの子は病院に連れて行きますので、彼等をお願いします。

(時間も時間であり殆どの病院は閉まっているだろうが、こんな夜遅くにも受診してくれる病院を知っており焦っている様子もない。見たところ少女に外傷はないが、そうと決まればまずは裏通りから抜けるのが先かと駆け出した)

失礼します。

(出口が近くなると足を止めて振り向き別れを告げるなり軽く頭を提げてから背を向けて幻獣化、抱えている少女へ負担を掛けないよう気を付けつつ全力疾走してその場を去っていく)

【お返事遅くなってしまいましたが、今回はこれにて失礼します!次回セリ様とエンカ出来る日を楽しみにしております!お相手有り難うございました!】
ヴィアレス
置きレス
親睦を深めるのに、許可なんているわけ無いでしょ。いくら頭が堅いと言っても、流石にそんなことで怒ったりしないわよ。…それに、そんな風に憧れる人がこれくらいの事で怒るようなら、アタクシだったら幻滅だわ。
(呼べば分かる。そう言いたげにため息を一つ。連行される男をチラと伺い見れば思うことは同じかと思いつつ、未だに意識の戻らない男へ歩み寄ると片手でヒョイと持ちあげると肩に担いで近寄る。もし憧れの存在がいるとしたら、そんな器の小さい奴は願い下げだと持論を告げて。)
……幻滅するポイントってないのかしら?陛下バカの部下は、やっぱり似た者がいるものなのねぇ。
(不満の声が聞こえたと満足そうにしたのも束の間、直ぐに自分の世界に入るのを見れば、これは重症だと呆れとともに思わず一つの疑問が零れる。腕に抱かれている少女が薄っすらと目を開いて再び目を閉じれば、そろそろ引き上げるべきかと考えれば再度将軍たる女性を見つめて提案を。)
さっさと警邏に突き出して、この娘を病院に連れて行きましょう。なんならこの二人はアタクシがロード公爵の名のもとに、責任持って警邏に届けて差し上げてもよくてよ。
ディスコルディア
置きレス
成る程…許可を得なくてもいきなり呼んで大丈夫なものなのでしょうか?
しっかりしていて、皆に頼られてて…何より、格好イイです!そして美しくて…初めてお目にかかった時はドキドキしてしまったくらい魅力のある方だと思います。

(彼女の話をしている間は瞳に輝きが宿り、尻尾がゆらりゆらりと忙しそうに左右に揺れている。大人しく抵抗せずに着いてくる男もその将軍とも思えない様に溜め息を溢す程であり)

ええぇ、そんなぁ。
貴女が教えたとなればきっと良い歌声なのでしょう…勿体無いです!
あぁ、今すぐにでも聴いてみたいです…。

(歌えるのに歌わないのは折角教えてもらったのに損だと、彼女はそう捉えている。話を聞けば聞く程彼女への期待値は高まるばかりで、つい抱えている少女をぎゅっと抱き締めてしまう。それにより少女は目を覚ましたが、またすぐに目を閉じるだろう)
ヴィアレス
置きレス
その憧れの方との距離が縮まる1つの方法だと思うわよ。閣下だなんて他人行儀じゃ、いつまでたっても一線は越えられなくてよ。それに…憧れって…怖がるものは多かれど、どこに憧憬を抱いているの?
(名前を呼ぶというのは親睦の証でもある。休日くらい許されるはずで、現に休日に己の妹を名前で呼ぶ軍人をよく見かける。故に問題なかろうとの考えで。しかして憧れと聞けば震える声にそんなに?と思いつつ、あの堅物頑固のどこがいいのだろうかと疑問に思って問いかけて。)
歌えるわよぉ。アタクシが教えて、歌えないなんてあり得るわけなくってよ。…ただ、歌ってくれるかは保証しかねるけれど。
(それはもう自信満々に胸を張る。それはもうスパルタに教えたのだから、歌えないわけがない、そう言いたげに両手を腰にあてて天狗になったのも束の間、歌ってくれるかといえばそれは難しいところ。しかもその情報を彼女が知っているとなればきっと情報源はどこだと必死になるに決まっている。むしろそうして必死になる姿こそ、この将軍に見せたい姿のため、慌てふためく公爵の姿を思い浮かべてクスクスと笑って。)
ディスコルディア
置きレス
セリ様、ですか?
……い、良いのでしょうか…私の、憧れの方でもありますので、失礼だと思われたくなくて…。

(そう呼んでみたい気持ちはあるが、不安がそれを上回り声まで震えてしまう。抱えている少女を見下ろしたまま、ゆっくりとした足取りで裏通りの出口へと向かおうとするが他の気絶したままの男を見るとこのまま援軍を待ってからが良いだろうかと考え途中で足を止める)

か、閣下も歌えるのですか!?
是非、聴いてみたいです…っ!頼んだら歌ってくれるのでしょうか。

(その言葉を聞くと目を輝かせて耳をふよふよ動かす。無意識に耳が動く程の反応から、余程気になるのだろう)