檜佐木副隊長様・新規３３/裏有

や、やだなぁ；
ちょっと言ってみただけじゃないですか(冷や汗をかきながら愛想笑いをし)


だから…その実験を私でしようとしないで下さいよ〜；


そりゃぁ、もちろん♪
あんなに引きつった顔の副隊長様なんてそうそう拝見できませんからね〜(楽しそうに笑い)


あ、あはは〜；
そこはまあ…気にしないで下さい；

褒められるためにやってるかどうかは別として…やりがいはどうなんだろうな。
自分のためならやりがいは感じるんじゃねぇか？

院生時代と言えば日番谷隊長がそうだよな。
あのころは天才児だなんて言われてたみてぇだし。
飛び級してりゃそう言われるんだろうが。
俺から言わせれば日番谷隊長は天才児というより努力家だけど。

…つーか、そこには俺の名前を入れてくれないんだな。

気のせい、気のせい。
（綺麗な笑みを浮かべるとクシャッと貴女の頭を撫で）

悪戯って言ってんだから可愛いじゃねぇか。
隊長だったら実験のためとか愉しそうに言うぜ？

気を遣う？檜佐木が？
んなことねぇよ。
仕事とか公のことだったらそういうこともあるだろうが。
見限ったら気持ちいいほど冷たく切り捨てるぜ？
今はどうかしらねぇけど。

あー、それもあるが…
女って色々面倒だろ。
怒りや嫉妬の矛先は絶対ぇ相手の女に向く。
だが、んなことは今まで無かったろ。
それが証拠になるんじゃねぇか？

なるほど。自分のためって考えたら、自分が思った通りにできるんだから面白いかもしれませんね。

日番谷隊長様は今でも神童って言われていますもんね〜
ですよね。日番谷隊長様は才能＋努力の人ですよね。

や、やだなぁ。当然入ってるに決まってるじゃないですか。もう言うまでもないって事ですよ；（慌てて取り繕い）

う〜・・・阿近さんが言ったんじゃないですか。ハゲるって〜；
・・・阿近さんって、笑うとカッコイイですねぇ。（撫でられ見上げた時に目に入った笑顔に、感心したように呟き）

・・・絶対にクロツチ隊長様には目をつけられないようにしよう；

冷たく・・・切捨て・・・ダメだ。冷たい副隊長様が想像できない；
ってか、見限られた時ってそんなに冷たいんですか？；

そういうもんですか。
私は嫉妬した時副隊長様に当たっちゃったけどなぁ；
あ、でもそれは確かに。思い返してみれば意地悪とか嫌がらせとか受けた事ないですね。（ぽんっと手を叩き）
それが証拠になるって事は・・・副隊長様が裏で嫌がらせとかを潰してたって事です？

努力だけは自分を裏切らねぇからな。
上に上がれるかどうかは別として…努力したことは絶対自分のためになる、だろ？

（貴女の頭を撫でる手を止め）
………は？
いきなりどうしたんだよ。
お前には檜佐木しか見えてねぇんじゃなかったのか？

過去の話だけどな。
別れる時はスパッと切らねぇとあとが面倒なことになるんだよ。
……っていうのがあいつの考えその１。
（人差し指を立て）

（きょとんとした表情で貴女を見て）
なんだ、嫉妬したことあんのか。
それは意外だったな。
誰に嫉妬したんだよ？

潰したかどうかは知らねぇよ。
今から言うことは推測にすぎねぇが……
今まで一人になったことねぇだろ。
近くには檜佐木やら日番谷隊長やら乱菊さんやらいたんじゃねぇか？
それって結構重要だぜ？

ですね。
何事も１に努力、２に努力！(笑)


もちろん副隊長様だけですが…
でも、やっぱり日番谷隊長様は可愛いと思うし、阿近さんや阿散井副隊長様はカッコイイと思いますよ？(撫でられるのを止められ、不思議そうにし)


あ、なるほど。中途半端だと振られた方は未練が残りますもんね。さすが副隊長様！お優しいですね〜(感心したように言い)


１回だけですけどね。
…あ〜……え〜っと…；(「誰に」の言葉に気まずそうに視線を逸らし、小さく貴方を指差し)


あ、そっか。どんなに恨みがあっても普通は隊長・副隊長の前で嫌がらせなんかできませんもんね。
…でも、それって恨みのある方からしたら卑怯以外の何物でもないですよね。隊長・副隊長を盾にして逃げてるだけなんだし……
……よしっ！これからは廊下とかで一人でいる時間も作ろう。逃げてばかりは良くないし。(自分の案に決心したように頷き)

･･･俺や阿散井は別として日番谷隊長に向かってそれは言うなよ。
絶対ぇ殺られるぞ。
ま、そのときには解剖でも何でもして検死してやるから安心しろ。
（ポンポンと肩を叩き）

なんつーか･･･めでてぇ
頭の構造してんだな。

ハァ！？俺？
なんでそこで俺が出て来るんだよ。
俺はもっとこう･･･ドロドロした修羅場ってのを期待してたのによ･･･。

卑怯かどうかなんて知らねぇよ。
影で嫌がらせをするのだって十分卑怯だろーが。
それに･･･一応お前は三席なんだろ？
卑怯だとか言う前に一緒にいるのが仕事なんだから仕方ねぇだろ。
つーか･･･ことごとく檜佐木の頑張りを無駄にするヤツだな。
俺は見ていて楽しいけど。

解剖って…せめてその時は綺麗に死なせて下さいよ；
あ、それは大丈夫。日番谷隊長様には既に言った後ですから(笑)


いや〜だって…ねぇ？；
阿近さんといる時の副隊長様楽しそうだし、副隊長様の過去いろいろ知ってるし…(ボソボソと言い)
ドロドロって…そんなの期待しないで下さいよ；
てか、その場合は修羅場になる前に冷たく振られてますよ；

そりゃ、そうですけど。だからせめて仕事終わった時とか休憩時間は一人でいようかな〜と…(へらりと笑い)
頑張り…？

すみません。
お知らせ読みました〇

数合わせです。

解剖って言うのは、死んだ後にやるもんだ。
綺麗に死にてぇなら自分を殺すやつに頼め。
････って、もう言った？
･････命知らずなヤツ。

そりゃ、同期で腐れ縁で･･･同じくらいモテるだなんて妙なこと言われるくらいだからな。
いやでも接点があるだろ。

いーや、それはねぇな。
（さらっと否定し）
だって、俺は今まで檜佐木が一人に決めたのなんて見たことねぇもん。

そ、頑張り。
（ニヤニヤと笑みを浮かべながら）
ありゃぁ･･･平静を装っているように見えるが････いろいろ焦ってるぜ？