6 仙太郎
遅くなりましたが読みました。

あと1話エピローグはありますが、それまでこれまでの話数・そして4年間という「背負ったもの」に“ケリをつける”のは
さぞかし大変だっただろうなぁと思います。

(実質これまでの3〜4話での緊張感がすさまじいものでしたから「これ1話」と切り離して考えることもできないでしょうが)

「流れの果て」を集約する作業、#48のラストの怒涛の描写を見るに付け、
城弾さま自身の「カタルシス」というべきものが、「ああ、一段落したのだな」と共有できました。

そして、その内容も、決して「勢いに任せた・独りよがりな」ものではなく、「しっかりとそれまでの流れを束ねている」、
城弾さまの言葉によれば「若干の追加要素もある」とのことですが「唐突ではなく、しっかりと地に足の着いた描写になっている」
あたり、

やはり「いままで積み重ねていたものの方向性が正しかった」、そして「そのたゆまぬ努力が確実に実を結んでいる」と実感しました。

「平成ライダー」に通じる、「スピード感(疾走感・緊張感)とパワフルさ」は十分に出ていたと思います。
(「クウガ」は観たことありませんが、わたしの中のイメージは「カブト」です)

あと、TS要素のニーズにどれだけ応えられていたか、これはわたしには判別付きづらいですが・・・

「描写力・表現力・構成力」というべきものについては、過去の作品群の中でも抜きん出ているのではないでしょうか。
このあたりについては、城弾さまの「成長」を純粋に讃えたいと思います。

さて、残りはエピローグのみ。

「ビクトリーラン」といってもいいかな?
ここから先は原作者特権。比較的お好きに「自作品を楽しみ」ください(笑)。
(PC)