■篠原憲作プロフィール 国際基督教大学在学中にダンスと演劇に出会い、04年より創作を開始。ダンスカンパニーノマド-sやグラインダーマンのメン バーとして活動し、「たけしの誰でもピカソ/草間彌生コラボレーション」の収録などに出演。09年よりニューヨークに拠点を移し、JenniferMuller、Daria Fain、Yoshiko Chumaなど数々の振付家の作品に参加。 振付作品はアメリカ各地、カナダ、マレーシア、日本では東京、横浜、秋田、札幌で上演、現地のカンパニーに作品を提供している。「都会的な経験をベースにした魂のある、楽しい試み」「ユーモアに満ちている」「遊びがあり、期待を裏切り、時間と空間を押し広げる洗練された構成」等と評される。13年より、ニューヨークのチェルシーにてアーティストを集めての「Crushed Muffins」シリーズを企画、30人以上のアーティストのパフォーマンスを提供している。16年ハリウッドにてキャスティングディレクターとして活躍する奈良橋陽子総監督のModel Production 50周年プロダクションにメインコレオグラファーとして抜擢、スティービーワンダーの書き下ろし曲等を担当。15年横浜ダンスコレクションEXファイナリスト。16年Queens Arts Fund New Work Grant受賞。 振付家としてはコンポジションや即興のクラスを各地で教えており、ギブニー・ダンスセンター、ダンス・ニュー・アムステルダム(ともにニューヨーク)、エモリー大学(アトランタ)、アーティファクト・ダンスプロジェクト(ツーソン)、Seed Dance(台湾)、PKTB(マレーシア)、アーキタンツ(東京)、CONTE-SAPPORO(札幌)などに講師として招聘。またアーティスト・イン・レジデンスとしてニューヨーク、ニュージャージー、マサチューセッツを含む様々な都市を訪れ、制作を行っている。
Tarinof dance company 作品に応じて多様に変化していく身体表現と、その舞台空間での人間の関係性と在り方の追求をコンセプトに、各々が舞踊コンクールで1位を受賞する振付家・舞踊家の長谷川まいこと坂田守が共同創作、演出、構成、振付、出演をする、13年に設立されたコンテンポラリーダンスカンパニー。 12年に二人で初めて創作した作品「amulet」は東京新聞主催全国舞踊コンクール、振付創作部門で第一位、文部科学大臣賞、山田吾郎賞を受賞。 坂田は平成24年度、長谷川は平成25年度の文化庁新進芸術家在外研究制度によりパリで研修。ナタリー・ピュブリエに師事。15年3月、パリにて彼女の公演に参加し、同プログラムで初来日公演とナタリーのワークショップ(東京、大阪)を15年12月に企画。13年秋よりconservatoire danse et music Villejuif にてレジデンスを開始、14年にパリとケルンで単独公演を敢行。同年二人で共同制作した「Nisya」はヨーロッパ各国の国際振付コンクールに参加し、フランス、セルビア、イタリアで第1位受賞。 また、14年にフランス人振付家、映像クリエイターそして作曲家と共にリアルタイム映像と音とコンテンポラリーダンスのコラボレーション企画 SURU を立ち上げ、パリ、ニース、アンティーブでレジデンスと公演を行った。15年、新作「HAI」は、四月にパリで初演を迎えた後、イタリアはサレルノ、ナポリ、ローマ県ラディスポリ、カリアリ、セルビア共和国の首都ベオグラードにてツアー公演とイタリアでワークショップを行う。 帰国後は日本を拠点に、振付、全国各地ワークショップ、指導、国際交流企画など、国やジャンルを超えて幅広く活動し、日本と海外の芸術文化交流の架け橋になれるような企画を目標としている。