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過去ログ6 2004/6/7 14:32

▼dynamiden
男性 東京
Re:orooroさん
確かに第5は残念でした。最初「1楽章が欠落」とメーカーからアナウンスされて、あとで全曲収録に変更になったとき嫌な予感がしましたが的中でした。第9の方は、エロイカと第5のカップリングで2枚にむりやり詰め込んだので2楽章の繰り返しをカットしたとのことで、価値は低いですよね。

このEMI Great Conductorsシリーズは、期待した割にはラインナップもいまいちでした。イギリスに縁の深い指揮者が多いのは仕方ないにしても、クナッパーツブッシュやクレメンス・クラウス、メンゲルベルク、バーンスタインなどが含まれていないのは大いに疑問です。
6/7 14:32

▼orooro
Re:dynamidenさん
レビューをありがとうございます。よく書けていまして、自分も全曲、聴いてしまった気分です。

各方面で失望感を生んでいますね。私はもともとあまり期待していなかったので。明日、山野楽器のダブルポイントで買おうかどうしようか迷っております。

今日は、マーブルディスクで、TAHRA FURT1014-5を1200円で買ってしまいました。ベト5とヘンデルとラベルを聴きたいです。
6/7 12:46

▼dynamiden
男性 東京
こんばんは。
昨日発売になったEMI Great Conductorsシリーズのフルトヴェングラー編は1953年ミュンヘンでの「エロイカ」が初出ですが、1944年とされる第5番は1943年のものと同じそうです(やはりそうか…という感じです)。早速今日タワレコで購入してきました。

◆ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」 ウィーン・フィル 1953年 (EMI 7243 5 62875 2 5)
 ディスコグラフィーを調べるとルツェルン音楽祭での演奏より後ですから、これがおそらくフルトヴェングラーの最後のエロイカの録音だと思われます。
 この演奏は最晩年の客観的な様式が極めつくされています。第1楽章は完璧に全体が見通されており、非常に深い呼吸、地に足の着いた雄大なテンポ感、そして透徹したひびきが本当にすばらしいです。もちろん決め所で加速して盛り上げていくあたりは昔ながらですが、すぐ基本の安定したテンポに戻ります。
 第2楽章もフルトヴェングラーの最晩年の澄み切った心境がそのまま音になっているかのようです。
 スケルツォは弱音部の静寂感が印象的で、トリオのホルンの神々しいまでの美しさは今まで聴いたことがありません。フィナーレはすべての面で大変充実していて曲の良さを実感させられます。
 しかし、この演奏で惜しいのはフィナーレのコーダ大詰めでティンパニがありえないようなミスをしたり、1楽章でテープ不良の部分がありほかの演奏に差し替えていることです。今まで世間に出てこなかったのはそれが原因だったのかもしれません(そういえば当時の放送記録を見ると同日演奏されたエグモントと第4しか放送されていません)。それらを抜きにしてもすばらしい名演で、聴けて本当によかったと思いました。
 録音状態は上記のテープ不良を除けば、音像がやや遠いものの(ドイツ博物館ホールでの録音はたいていそうですが)、響きがとてもまろやかでたっぷりとしておりなかなか良好です。終演後にブラヴォーをともなった拍手があります。
6/7 0:29

▼dynamiden
男性 東京
前述のTahraのモーツァルトの40番と同じカップリングのラヴェルについてコメントします。

◆ラヴェル/高雅で感傷的なワルツ BPO(1953年4月16日) TAHRA FURT1014-5
フルトヴェングラーのラヴェルの中では、この「高雅で感傷的なワルツ」の録音はリハーサル(+全曲通し)であるせいか取り上げられることが少ないですね。しかし演奏はなかなかの逸品です。例のごとく極めてゆっくりとしたテンポを取り、その霞がかったような音色とメロディーの情緒的な美しさは心に残ります。他のフランス系の指揮者のような弾けるようなしゃれた感じはないものの、ワルツらしからぬややひきずるようなリズムから醸し出される深く沈むような味わいが、不思議と曲の雰囲気にマッチしています。録音がもこもこしているせいで(ノイズリダクションのかけすぎ?)、今ひとつ細かいパッセージがはっきりしないのが惜しいですが・・・。
ちなみにこの「高雅で感傷的なワルツ」をコンサートで演奏した際、終演後ある人がフルトヴェングラーにテンポが遅すぎるのではと指摘したそうです。普通の演奏家ならここで気を悪くしそうですが、フルトヴェングラーは「私はこのテンポで演奏するのが好きなんです」とメロディーを口ずさんでみせたとのことです。僕はこのフルトヴェングラーの声が入った録音を聴くたびに先のエピソードを思い出します。
ただ、TahraのCDはピッチがかなり高く、いずれピッチコントローラー付きのプレイヤーを買って補正してみたいと思っています。
6/4 15:22

▼dynamiden
男性 東京
こんにちは。
このモーツァルトの40番に関しては今までそれほど疑問を持たずに聴いていました。今手元に1948年EMI盤がないので近いうちに入手して聴き比べてみようと思います。フルトヴェングラーでないとすると誰なのかも疑問ですが、1940年代にVPOと同曲を放送録音している指揮者はエドウィン・フィッシャー、クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウスなどがいるようです。ちなみにクナッパーツブッシュの40番はPreiserなどから発売済みで、フィッシャーの録音はベームの指揮と間違えられてTahraから発売されそうになったという経緯があるらしいです。
6/4 13:34

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