―果ての廃墟―

過去ログ450 2007/11/20 21:46

>朱子
入室
(降りしきる雨の中、足音も静かに女が行く。暗い闇夜であっても尚映える朱色の和傘を差すその女、見れば髪も服も全てが赤く――――)

―――――坊主、こんな夜に何をしている?


(歩む先、目に留めたのは人影。どこか覚えのあるその気配に、女は遠慮もなく声を掛けた。)


【今晩和。お邪魔しても宜しいでしょうか?】
11/20 21:46

>ルカ
入室
(雨が降るなか一人、傘もささずにぼっーと空を見て)
はぁ……雨ってあんま好きになれないな
(びしょびしょになるのも気にせずに空を見上げ目を閉じ)
11/20 20:11

>アルミフィ
退室
(斬――――― 最後の一つが両断され、まるで幻であったかのよう人魂は消え去った。くるり、と器用に鎌を一回転。トンと柄を大地について一呼吸。)

―――――ふぃー、これにて一件落着なのです。

(辺りから瘴気は薄らいでいた。それに少女は満足したかのよう頷くのだが―――― それが気の緩みだった。薄らいだ瘴気に合せるかのよう治まっていた風が突如突風となり、抑え損ねた帽子がそれに巻かれ黒い空へ―――――)

あ―――――… て、や、あ、わわわわっ!?

(一瞬にして彼方へ消えたとんがり帽子。その光景にぽかんと呆気に取られてしまう。しかしこれは由々しき自体。何気に洒落になっていない。珍しく慌てた声をあげながら、少女は全速力で飛んでった帽子の後を追い―――――。)
11/19 21:58

>アルミフィ
入室
(月は雲に隠れ、廃墟は闇に包まれていた。耳障りな程にうるさい風の中、それに抗い大気を切り裂く音が響く。)

―――――ッ とぉ…むむ、こう風が強いとやりにくいですの。

(夜闇の中瞬く鎌の刃。それを片腕で振るうのは黒衣の少女。大きな得物は強風に煽られて制御が難しく、しかも飛ばされそうになる帽子を抑えながらでは尚の事。)

『常に最良の状態で居られる訳ではない。こういう状況下でも対応してみせろ。』

(一つ目を瞬かせながら帽子が言った。こいつ、手を離してやろうかしら―――― なんて、そんなことを内心に思ったとかなんとか。しかし、今はともかく目の前の獲物に集中。眼前で揺らめく人魂、魂のなれ果てを見据え少女は鎌を振るい冥府へと送り返す。)
11/19 20:51

>メルティーナ
退室
…さて。そろそろ撤退、かなぁ(周囲にちらほらと感じていた魔物の気配が次第に増えて来るとゆるりと上体を起こし煩わしそうに髪を掻き上げつつ呟きを洩らし、反動をつけるように少し足を揺らし廃屋から飛び降りると足が地に着くよりも先に翼を羽ばたかせて上空に舞い上がりそのまま闇へと姿を消し)
11/17 1:17

>メルティーナ
入室
うん、思った通り綺麗(背に生えた瑠璃色の翼を羽ばたかせ適当な廃墟の屋根にふわりと降り立つとその縁に腰掛け身体の斜め後ろに手を突き、上体を少し後ろに倒して首を反らし星空を仰ぎながら一つ深呼吸し)
11/17 0:11

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