−Mitten Platz−
過去ログ658
2007/9/23 2:21
>シレーナ=セルヴィトーレ…死神って何だか…切ないわね。
けれどそれは貴女がそう言うからかもしれない。
(相手の声に耳を傾けていると何故か言葉に哀の感情を抱く。腰を少し下ろして相手の頬に手を伸ばし瞳を見つめ、ゆっくりとした声調を静けさの中響かせ)
恩返しだなんて、そんな大それたことはやっていないでしょう?まだあの子弱いから…。
…でも有難う二人共。
(軽く頭下げてお礼伝え終えると、会った直後から気になっていた帽子にちらと視線向け)
………今更だけれど、聞いても良くて?
9/23 2:21
>アルミフィいえ、構いませんの。死神以外から見ればどちらも同じ…今この世に現存する「自分」という概念を消されてしまいますから。
(彼女の仕草、それが何を意味するかは気付けなかった。故に、少女は彼女の謝罪に緩く首を横に振る。例え救済であれ、今居る自分が消されてしまえばそれはその意識の終焉に変わりはない。ある意味、思念を残させぬぬそれはヒトの殺しよりも残酷かもしれない、と。)
はいな、了解ですの。助けられた恩返し、しっかり果たさせていただきますの。
『――――…まあ、これが間違いを教え込まぬよう見張るくらいはしよう。』
(やる気の少女。トン、と胸を叩き任せとけと言ったその様子に一抹の不安を感じとれば、帽子はそんな言葉を付け足した。)
9/23 2:09
>シレーナ=セルヴィトーレ(少女と帽子の言葉の気迫の違いを感じたのか、ふと無意識に口元隠すようにして左手を添えて奥で笑み浮かべる。くすと楽しげな声を漏らしながらも話し)
あら、そうね。私としたことが…人間のと死を司る神を間違えてしまうなんて。
人間のする殺しはただの終焉だわ。けれど貴女方のは違う…始まりに戻しているだけ。
お嬢さんをいじめてごめんなさいね。
なら良いのだけど…。
きちんと育てないと、私の人魚の名が廃るわ。
あ、もしオヴェリアが何か間違ってたりしたら、貴女からも何か教えてあげて貰えるかしら。優秀な方も頭部にいらっしゃることだし。
9/23 1:48
>アルミフィ―――― … けれど、それがお仕事ですの。
『死神の殺しとは、魂の救済であり導きだ。ヒトが犯す過ちと同一視されては困る。』
(ほんの一瞬、少女の顔より色が失せた。淡々とした声に、僅か困ったような様子で返す。そんな少女に対し、帽子の語る認識は死神らしい肯定的なもの。この反応の違いも、少女が特異であるという表れ、か。)
そうですの? ――――ふむぅ。まあ、子は親の見ていないところで育つと言いますし?
(それも一つの成長ではないか、とか。悩む様子の彼女へ自分の考えを述べて。)
9/23 1:36
>シレーナ=セルヴィトーレ明るい性格の死神…良いこと個性わ。死神でもそういう個性がなくてはね。
…その顔で誰かを殺すのかと思うと恐ろしいけれど。
(にこり微笑み相手の言葉に頷くも、次の言葉では表情はそのままだが淡々とした声で)
オヴェリアは妖花でしょう?普通は感情が無いの。だから妖花や私みたいな親の存在以外に人間のような感情は抱かないはずなのよ。
…それが…貴女には助けたい、という感情を抱いたことになるわ。
(不思議ね…と悩んだ末に溜め息混じりな言葉を落とし)
9/23 1:24
>アルミフィ『死神としてなんら変わったことは無いはずだが、何故か性格だけが…な。』
な、じゃありませんの。 ――――いいんですの。私は今の私が気に入ってますし、これはそういう個性なのです。
(生まれも育ちも死神だというのに、性格だけ死神のものが備わらなかった。しかし、それ自体を少女は気にしてないらしい。優しい声にこくりと頷き、勿論良いことなのです、とか。)
う? ――――…何か、妙なところでもありましたの?
(相手の事情は分からない。故に、人助けという行為に違和感は感じなかった。表情険しく呟き落とす彼女の様子に、少女はキョトンとしてしまって。)
9/23 1:09