−Parfum 宮殿−

過去ログ195 2010/4/6 23:54

>ロリエル
あなたを時々…不思議な方だと思います。(クスリと笑うと今度は左手を差し伸べ、小鳥が手の甲に移るとにこり微笑み)
喜びなさい、あなたはこの国の公爵様に美しさを認めていただいたのよ。(話しかけられても小鳥はきょとんと首を傾げるだけだったが、小さな翼を軽く広げるとちょこんちょこんと跳ねて肩に止まり。慈しむような目でそれを見守りながらはたと怪訝に眉を寄せ)
……まさか。(頭の隅に引っかかっていた何かがカタカタと動いているような不快感を覚えながらセリシアーシャに向き直り)
公爵様、お尋ねしたいことが。…先日帝都で騒がれていた水龍の事件、件の薬が使用されはじめたのは同じ頃ではありませんか?

【勝手に流れ作ってますが否定レス可です!】
4/6 23:54

>セリシアーシャ
(己は自らができることをすればいい。彼女の優しいながらも内にある強さに感謝しながらもう一度頷いてみせたが、寄せた手をかわされてしまうと困ったように笑って。)
私ではこの子を、魅せることはできません。だから…さあ。
(髪は金、服は真紅。そして小鳥は橙。同じような色でまとまっては、この鳥の美しさは分からないだろう。しかし白銀の容姿に純白の召し物たる彼女ならば、この鳥を引き立てられる…故に引く気はなく。)
4/6 23:37

>ロリエル
(見慣れた彼女の笑みを見れば、安心してもう一度頷き)
信じましょう、どちらになってもきっと、決まったほうが私たちにとっての最善なのかもしれませんから。(自分も普段の和やかな笑みを取り戻し、彼女だけでなく自分にも言い聞かせるように告げ。続いて彼女が自分の肩に近づけた手をすいとかわし、指先で優しく小鳥の背中を撫でながら少し腰をかがめて話しかけ)
彼女のところにいたかったらいてもいいのよ。
4/6 23:30

>セリシアーシャ
(お互い暗い顔をしていたかと思うと、パッと表情を変えた相手に一瞬目を丸くしたがすぐさまフッとこちらも強気な笑みを浮かべて)
…卿の、言うとおりですね。たとえ可決されなかったとしても、それならばそれで、最善を考えればよいのですから。
(大きく頷いたところで、チチ…と囀りながら自らの肩に止まった橙の羽を持つ鳥に気づいて。)
ああ、私の肩ではいけません。
(そっと指を差し出せば小鳥は臆することなくそこへ留まり、それを今度は白銀の淑女の肩へと移動させようとして。)
4/6 23:20

>ロリエル
(死亡報告書という、穏やかでない名前に少し眉をひそめ。続く言葉にも頷いてみせていたが、彼女が言葉を濁してしまえば自分もその先を何となく感じ取り)
……そう、ですね。少しでもいい方に賭けたいと思うのが常なのでしょうし…でも。(自分も反対したいところではあるが賛成派の気持ちもわからないわけではない。難しい問題だと自分も小さなため息をもらし、しかし自分に言い聞かせるように「でも」と心の中でつぶやいて)
きっと大丈夫でしょう。この国には、優秀な薬学博士や…何より、聡明な皇帝陛下<カイゼル>がいらっしゃいます。きっと、何よりも国民の幸せを考えてご判断されるでしょう。(顔を上げると今度は先ほどよりもわずかに自信を取り戻した表情で、相手にこくんと力強く頷いてみせ)
4/6 23:07

>セリシアーシャ
我が国では、幸いなことに何も起きてはいない。しかし…。
(彼女の言葉に、書類を持たぬ手を腰に宛て、ため息を一つ。)
各界において、死亡者報告もあがっているようです。そのような例があるのなら、そうなる前に書類を提出し、案を可決させる必要がある、が……。
(提出ができても可決するかはまた別の話。なぜなら使用さえ間違わなければ“良薬”だからである。些細に見えて、大きな問題だと、再びため息を吐き出して。)
4/6 22:56

196194

掲示板に戻る