−巨大図書館−
過去ログ199
2017/1/22 15:18
>夕月置きレスさあて、どうやろねぇ。……なんて、いくら言うてもバレバレやろか。困った子やこと。(足を動かす相手を視線だけで追い掛け背中側、尾が視界に入ったのだろうことを感じつつ視線を斜め上へと逸らしてわざとらしくしらを切るその間も揺れる尾はそのままに、むしろ更に大きくゆらりと振れた尾を嗜めるように自分の手で捕まえてあくまで素知らぬふりで本棚の高いところを何とはなしに眺めていたものの、すぐにふっと息を吐き出し尻尾を離せば小さく緩慢にはなったが相変わらず抑えられない揺れに諦めの眼差しを落として。不躾とも取れる視線は少しも気にはならないのだが変に動くと邪魔してしまうかもしれないと思えば身体の向きはそのままに、自分もまた生粋の京都民ではないことを明かして戯けるように軽く肩を上げてみせ、こちらと同じように相手の背中側で揺れ動くものを視界に捉え興味深く見つめていたかと思うと相手の顔へと視線を戻して正しくにっこりといった笑みを向け)うちは人間の言葉を真似しとる身。ほんまもんを聞いたんはもうえらい昔の話で…半分はうちの言葉みたいなもんどす。…良かった。でも、似合わはる思いますえ。紳士なお人やとも。
1/22 15:18
>ギルカ・アルグール置きレス合ってるなら良かった。そうだな、人によっては不快にさせるかもしれない。……キミは嫌だった?(使い方が正しいと聞くと満足げに言いはしたが続く例え話には思うところもあるらしく、同意し頷いてから僅かに上体を屈めて相手の顔を覗き。和服と相まって演者にも見える物憂げな表情を片目に見据えた後、その流れのまま本を下して1歩2歩と踏み出し、相手とすれ違うようにして横から覗き着物姿の背後を見ると、向き合った時にチラチラと見えていた揺れ動く白い尻尾へと視線を落とし前後で見せる感情の違いに肩を揺らして笑ってしまいながら、その角度からではまるで尻尾にご機嫌を伺っているようにも見える姿勢のまま問い掛け。長いカーディガンと腰布に紛れて大部分が隠れた自身の蠍の尾も相手の動きを見れば布の裾を持ち上げて緩慢に揺れ、次いで視線は尻尾の上、長い黒髪が掛かる着物の帯へと移り、相手の言う日本の民族衣装を間近で見る機会もそうないため無遠慮にその帯や模様を観察し始め。そこで使われているという言語について興味深げに言葉を返して前のめりにしていた姿勢を戻し、相手を横目に見遣ると意外という意見も当然だと笑いかけ)へー…服見てその辺りかなとは思ったけど、そういう言葉遣いは初めて聞いた。言葉に偽物と本物があるなんて変わってるな。…怒んないよ、紳士は多分こういう真似はしないからね。
1/21 23:03
>夕月置きレスうちの方こそ、いけず…意地悪してしもたけど、あんさんみたいに挑戦してくれはるお人は好きどすえ。…あんじょう使てはる思います。せやけど、真似されるんをえらい嫌がるお人もおりますよって。(少しの申し訳なさを含みながらも笑みに歪む唇に人差し指を添えてつられるようにどことなく弾む声で賛辞を向け、意味を伝えたばかりの言葉たちが妙に浮いて聞こえる面白さに更に口元を緩ませ単語の使い方という意味では問題ないとゆったり頷いて応え。好きと言った通りに自分が心からやり取りを楽しんでいることは機嫌よく揺れ動く尾が何より証明しているだろうが、自分自身の経験を振り返り本を持たない方の手で自らの肩を抱くような大袈裟な仕草と共に悩ましげな吐息を零し。素直な疑問を口にする姿には好感が持て自分も自然と真っ直ぐな気持ちで、瞼を下ろし遠く彼の地を懐かしく思うといつにも増して穏やかな調子で正確には生国ではない土地と言葉遣いの名を挙げてから軽く肩を竦ませ、示された本は確かに物珍しいものではないとはいえ描かれた男女と相手とを順に眺めて少し思案の間を置いた後に首を傾げ)人間界の日本いう小さい島国、そん中でも京都いうとこで使われる、京ことば…どす。ただしうちの言葉は偽物やさかい、鵜呑みにしたらあきまへんえ。…意外や、言うたら怒らはります?
1/20 23:42
>ギルカ・アルグール置きレス失礼なやつーなんて怒られなくて良かった。…最初はいけそうだと思ったんだよ。でも、あんじょういかなかったからしゃあおへんってやつだ。合ってる?(通じないだろうという予測もあってか相手の笑みを誘えたなら十分らしく安堵を告げる声色はどこか楽しげなもので、相手の笑みの質が変わると戯れるように視線を右上に逃がして最初に聞かなかった理由を語り始めるが、教わったばかりの言葉を早速言い訳に使って続け、再び相手を見た表情は少しばかり得意げに、にっと笑って使用法が正解かどうかを問いかけ。図書館隅での立ち話に花が咲き始めると片足に重心を移して立ち、遠慮せずという言葉をそのまま受け取って最初から抱いていた疑問を投げ。改まった礼には少々照れくささを感じつつ相手の視線に促されるように持っていた本を胸元辺りの高さへ上げると、華麗なポーズを決めた男女の絵とその上に社交ダンス入門と分かり易い書名がついた教材のような一冊を見せ)それじゃあ生まれを聞いてもいいかな。どこの言葉か知りたい。…俺ほんと普通のだよ、踊りの本。
1/19 21:24
>夕月置きレスーーっふふ、楽しいお人やこと。あんじょうは上手い具合に、しゃあおへんは仕方ない、いうとこやろか。なんや平気そうな顔したはるもんやさかい、つい。(ちぐはぐで意味の通らない言葉でも堂々と告げられてしまうと一瞬理解が追い付かず答えを見付けられないことに眉を寄せたものの一拍遅れて状況を把握し溢れる笑みを隠すように手で口元を覆い、笑いを含んで微かに揺れる声音で先程の単語の意味を付け足してから笑みを意地の悪いものへと変えると細まった目はいかにも狐らしく、自分の言葉遣いが難解なものであると自覚した上で敢えて貫くことにした悪戯心を悪びれることなく告げ。元の高さへと戻った相手に自分も身体ごときちんと向き直って今更ながらに断りを入れておき、感謝と共に受け取った本の表紙を撫でてくすりと肩を揺らすと相手の手元に視線を移して緩やかに首を傾け)もうすっかり癖付いてしもて…わからんかったら遠慮せんと聞いとくれやす。…おおきに、ありがとうございます。古い、いうだけで大した本やないんえ。あんさんのそれは?
1/18 20:34
>ギルカ・アルグール置きレス……………。そうだな、俺も魔導具をあんじょうしゃあおらへんのがいいと思う。(涼しい顔で対応したのは良いものの、会話が進むにつれて相手の言語は難易度が上がって後半に至っては解読が怪しいレベルになり、そればかりが気になって話の内容についていけなくなると相手の言葉を借りて勝手に混ぜ、響きだけで組み合わせた言葉を穏やかな口調で堂々と返して頷き。選んだ本は無事正解だったようで確認が取れた目的の本を抜き取って手に掴み、今度は重力に従ってストンと着地し一歩下がって相手の方へ向き直ると、先ほどの言葉によって既に高確率で知られてしまっただろう自分の無知を、相手から貰った褒め言葉への返事と一緒に明かして笑みを浮かべ。ふとした興味から相手に渡す前に古めかしい本の表紙を確認すると自分には内容すら分からないようなもので、改めて異文化に接したような、関心した調子で続けながら本を相手へと差出し)役に立ちそうだろ?ただし、キミの言ってる意味が半分くらいしか解らないから、逐一通訳する手間がかかる。…おー…本の方まで何書いてるか分からねーし…随分難しそうなの読むんだな。
1/18 10:13