gonna専用
過去ログ205
2013/12/25 19:50
▼監督セイコラ〜♪
みんなは今日誰と過ごしていますか?
恋人、家族、友達、それとも仕事、まさかの一人?色んな過ごし方があるよね。
この時期になると、一人で過ごすのは寂しいとか言うけど、決してそんな事ないのです。
何故なら・・・プレゼントをあげなくていいからだ。
年末にかけて何かとお金がいる。
忘年会とか新年会とかが待っているからだ。挙げ句の果てには、お年玉が待っている。そんなのたまったもんじゃない!
特に恋人と過ごしてる奴!恋人にプレゼント?意味がわからん。
男と女じゃ金額の割合が違いすぎる。けしからん。
男ども無理はいかん。
「クリスマスだからちょっと無理しようかな?」
とか言ってる奴。アホだな!
無理して良いもの買っても女どもからは同等の物が貰えるわけ無いのだ。
奴等は安く済まして、高価な物を貰おうとしてるのだから。
そんな理不尽なクリスマスがあってたまるか!
悪い奴になると、彼氏と別れようと思っていても、クリスマスが近いからプレゼントを貰ってから別れようとする女もいる。
そんな奴に限って前もって欲しいプレゼントを言いやがる。
「私指輪が欲しいな〜」とか「私バックが欲しいな〜」とか言ってくる。
彼氏は無理して高価な物を買う。彼女の喜ぶ顔が見たいから。
その高価な物をプレゼントする→彼女が喜ぶ→彼氏も喜ぶ→彼女からはプレゼントを忘れたと言われる→後日渡すと言われる→後日別れを言われる→プレゼントが売られ現金になる→彼女が喜ぶ。
別れてからじゃ返してくれとは言えないのが男。
そんなちんけなプライドを捨てちまいな。
彼女だけが喜ぶ何ておかしすぎる。
あえて言おう「返せと!」
では皆さん前もってプレゼントの事を言われたら気を付けよう。
俺の場合は・・・
『そう言えばプレゼントは何でもいいって言ってたなぁ。欲しいものは別に無いって言ったし、クリスマスだから無理しちゃおうかな。』
・・・男ってバカだ(笑)
それではメリーセイコラ♪
12/25 19:50
▼監督セイコラ〜♪ 第八部
監督『毎日って今も作ってるのか?』
愛理「ここ数日は作って無いよ。毎日大変だからって満広が言うから。私は作りたいのになぁ〜」
監督(満広正解だ!)
愛理「そうだ監督。私ねもう一つ新しい作戦考えたんだよ。」
監督『作戦?』
愛理「ほら、監督がもう一つ考えた方が良いって言ってたでしょ。だから、考えたんだ。」
監督『どんな作戦?』
愛理「あのね、一人暮らしの男の人って、病気とかなると彼女が欲しいて思うんだって。フフフ・・・」
監督『・・・愛理まさか!?』
愛理「そうそう、私ねお弁当作って来たんだ。」
そう言うと、カバンの中身を見せてきた。そこには、弁当と、あともう一つ見覚えのある物があった。
監督(これは!満広に買った胃薬じゃないか!)
愛理「ねぇ、今から満広の家で一緒に食べない?満広の体調も良くなったみたいだし。」
監督『あっ!思い出した。今から用事があったんだ。』
愛理「そう?じゃあ私行くね。」
そう言うと、愛理は行ってしまった。その後ろ姿を見ながら俺はしばらく立ち止まっていた。そして、ある台詞を俺は言っていた・・・
『奴はとんでもない物を盗んで行きました。・・・満広の健康です。』
ねぇ?大変な事になったでしょ。マズイものを美味しいと言うのは、決して優しさでも何でも無いのです。
さぁ皆さんも言ってみよう「マズイ」と。
セイコラ〜(笑)
そして俺もまた、とんでもない物を盗んでしまった。大変な事になっている事も知らずに・・・
あれから私は監督と別れ彼の家に行く途中の出来事でした。
??「すみませんが愛理さんでいらっしゃいますか?」
愛理「誰ですか?」
??「申し遅れました、私」
そう言うと、彼は上着の中からある物を取り出し私の目の前に見せた。
愛理「・・・銭形さん?」
銭形警部「はい。少し監督の事でお聞きしたいのですが?奴は今どこに。」
愛理「今別れた所ですが?」
銭形警部「くそ〜、一足遅かったかぁ!監督め、まんまと盗みおって。」
愛理「いいえ、監督は何も盗んでいません。私のために応援してくれていただけです。」
銭形警部「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」
愛理「・・・?」
銭形警部「・・・満広の出番です。」
愛理「ドンマイ!」
セイコラ〜♪(完)
12/21 22:51
▼監督セイコラ〜♪ 第七部
あれから数日がたった。
監督『愛理の奴、連絡も無いけど上手くやてるのか?どうでもいいけど・・・』
と言いつつ、右手には携帯電話を握り締めたままでいた。
更に数日がたち、愛理からの連絡は無いままだった。
監督『愛理の奴、大丈夫なのか?まさか勢いで告白して断られたとか!・・・無いな。』
そんな事を言いながら俺は愛理の電話を待った。しばらくし俺は、
監督『連絡するって言ってたしなぁ。けどいつまでも携帯持ってるのもかったるいしな。』と
俺は適当な言い訳を自分自身にして愛理に電話を掛けるのだった。
監督『もしもし愛理。元気にしてたか?』
愛理「私は元気なんだけど・・・。」
監督『どうした?』
愛理「今から会えない?」
監督『別にいいけど、何かあったのか?』
愛理「・・・うん。」
監督『わかった。いつもの場所で待ち合わせな。』
こうして俺は愛理と会うことにした。
『何があったんだ?』と俺は思いながら、急いで待ち合わせ場所に向かった。先に着いたのは俺の方だった。しばらくして愛理がやって来た。
監督『何かあったのか?』
愛理「あのね、満広が体調を崩して、」
監督『エッ!?』
愛理「今は大丈夫みたいだけど。」
監督『そっか!良かった。それで風邪か何かか?』
愛理「う〜ん、熱とかは無かったんだけど。」
監督『じゃあ原因はわからないのか?』
愛理「全然わからないの。だから私、この間まで満広の看病してたの。」
監督『看病ねぇ〜。あれだけ家で二人っきりなんか無理って言ってたのになぁ』
愛理「茶化さないでよ。本当心配だったんだから。」
監督『ゴメン。けど原因なぁ?もしかして愛理の弁当食べてからじゃないのか(笑)』
愛理「絶対に無い。だって美味しいて言って全部食べてくれし、また作ってて言ったもん!だから私あれから毎日作ってあげたもん。」
監督『もんって。子供じゃないんだからな。毎日か・・・。』
(これは間違いなく弁当だな。満広の奴マズイって言えなかったんだな。まったく!これは、大変な事になったぞ。まさか!?今も作ってるのか!)
俺はとても嫌な予感がしてならなかった。
・・・つづく 第七部(完)
次回ついに完結!
セイコラ〜!!
12/10 12:38
▼独身35歳監督 がんばれ
2000文字
12/9 22:08
▼監督セイコラ〜♪ 第六部
監督『ゴメンな。今日は寄るところが在るからこのまま帰るわ。お母さんによろしく言っといて。』
愛理「うん。わかった。」
別に寄るところもないのだが、これ以上愛理と一緒に居たらヤバイ気がする。
監督『じゃ、じゃあ帰るわ。』
愛理「ちょっと待って!」
監督『えっ!』
気が付けば愛理が俺に抱きつき、そして耳元で
愛理「今日は本当にありがとう。監督。」
その瞬間、時が止まった。
監督『・・・・・』
監督『・・・・・』
そして、俺の思考も停止した。だが、この状況がマズイと思い
監督『愛理!こんな所お母さんに見られたヤバイって!!』そう言うと、すっと離れ
愛理「ビックリした?」
監督『いやビックリも何も?』
愛理「ハハハ、いつも監督がイジワル言うから仕返し!」
監督『仕返しでこんな事するか?』
愛理「監督?もしかして照れてる?」
監督『なぜ俺が愛理ごときで照れねばならん!』
愛理「ナニ?それ!私だって女の子なんだからね!」
監督『またまた。愛理が女?・・・ホンマや!』
愛理「さっさと帰れ!バ〜カ。」
監督『言われなくても帰るよ(笑)。あっ!それと満広と、どうなったか連絡してくれ。』
愛理「うん。わかった連絡するね。」
監督『愛理。応援してるからな。がんばれ!』
愛理「ありがとう。バイバイ。」
監督『バイバイ』
こうして俺は帰路に向かった。
監督『愛理の奴、仕返しにも程があるだろ。まったく!あ〜ドキドキしたぁ〜。やっぱり俺は愛理の事・・・いやダメだ!この気持ちは絶対にバレたらダメだ・・・応援すると決めたんだから。ずっと・・・』
こうして俺は気持ちを押し殺し、応援する事を改めて誓った。
監督『やっぱ心配なのは、愛理の弁当。満広は優しい奴だからマズイって言えないよな。しかも、全部食べるだろうなぁ?だけど、それは優しさじゃないぞ満広!』
俺はそんな事を言いながら、届くはずもない忠告をするのだった。
監督『さぁ応援するからには、愛理のフォローもしなくちゃな!とりあえず満広の為に胃薬でも買っててやるか。一番効くやつでも(笑)』
こうして3人は、それぞれ運命の日を迎えるのだった。
儚くもせつない、そして大変な事になることも知らずに・・・
・・・つづく 第六部 (完)
セイコラ〜♪
12/7 3:20