あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板

過去ログ81 2004/4/27 12:18

◆蒼月
映画などの話
いい加減、お腹いっぱい。
今時の若者は「戦争は悲惨だー! かっこ悪いー!」という内容の映画、テレビ番組、国語教科書などで“嫌になるほど”見ていて、文字通り“嫌になっている”のです。
そこに柏村さんの戦艦大和の話とか、よしりんの「戦争論」とか読んだら、それまで鬱屈としていたものが一気に解放されても何の不思議もないでしょう。

さらに幕末や明治初期、さらにもっともっと昔に遡るならば、大義に殉じる美しさとか信念を貫くかっこよさとか、当たり前に描かれています。
西郷隆盛、新撰組、尊攘志士、赤穂浪士、真田幸村、島左近、楠正成、武蔵坊弁慶、平家の公達などなど。
彼らは美しかったのに、なぜ大日本帝国軍だけが美しさの欠片もないのか? 大義や信念に殉じていった昔の英雄達にだって悲惨な部分やかっこ悪い部分はあった。醜美はコインの両面のように存在していた。にも関わらず、大日本帝国軍だけが醜の部分しかないのは明らかにおかしくないか?
一片の美もないという不自然さが、かえって美の部分に触れた時に大きな衝撃となって神格化されていく。

これが私自身の体験です。
こういった事例が参考になると幸いです。
2004/4/27(火)12:18

◆半共分子
兵庫
責任は平等ではない
フランス語には、ノブレス・オブリージュ noblesse oblige という成句があるそうで、高い地位にあるものほど、それ相応の責任と義務がある、ということだそうです。
東郷元帥が、敵弾の飛び来る艦橋で、「君たち若い者は下がっていなさい」というのも、これでありましょう。
昨今の自己責任論は、強者に甘く弱者に厳しいという、丸で弱いものイジメの誤った考え方ではないでしょうか。
401Kも、企業経営者が、かつての土光敏夫、松下幸之助、古くは平生釟三郎のような、一種、自由経済的社会主義(共産党用語でいう空想的社会主義)の思想の持ち主ばかりであれば、機能するでしょうが、
投機的金融経済のもとでは、バクチに負けるのは弱者ばかりとなり、太るのは金持ちばかり、になりかねないと思います。
2004/4/27(火)5:58

◆半共分子
兵庫
戦争は格好悪い、殺し合いは悲惨
・・・ということを、まず、若者にわかってもらう必要がある。
映画や報道などでも、少なくとも勝っているほうは、格好よく写ってしまう。負けるからいけないんだ、と勘違いしてしまう。
空襲を描くにしても、空軍側から見た映画では、地上の阿鼻叫喚はわからないし、地上から描いたら、B29がカッコ良く写っ
てしまう。
B29だって死にものぐるいで、突っ込んでくる日本の迎撃特攻機に体当たりされる悲劇、撃墜されて捕虜にされる格好わる
さ、もあるのだが。
アホな老政治家どもの犠牲になるのは、いつも若者たちであるのだが。
ん?B29ってなーに? と聞かれそうだ、うーん(頭を抱える)。
2004/4/27(火)5:35

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