あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板
過去ログ246
2005/7/1 11:06
◆半共分子兵庫
なるほど、選挙が低調なわけは今月のともみ画像を見て納得。こりゃ民主主義じゃぁないやね。
2005/7/1(金)11:06
◆人間埼玉
ジョンリード今ここに岩波文庫版の『せかいをゆるがした十日間』（上）（下）（ジョン＝リード著）があるのですが、こんな本を読んでいる人は今いるんでしょうか。幸徳秋水の『帝国主義論』もあります。ジョン＝リードの本は共産主義革命のルポルタージュですからゾクゾクしますね。自分たちの運命を考えて怒り、蜂起した国民というのはどのようなものかがよく書かれていいます。異を唱える人がだんだんと多くなり、ついには世の中がひっくりかえる。私は人間というのは本当はすごい力を持っていると信じています。昨日山上憶良を引用しましたが、日本人は４世紀にはすでに去勢されてしまっている。支配者の家畜に成り下がっています。だから、オーウェルの『動物農場』がぴったり。あれは、豚の世界の話だけれど、政党派がみんなの力によって追放され、悪玉に騙された豚たちは悪玉が毎晩酒ばっかり飲んで、悪政をやりたい放題、嘘をつき放題になって初めて「気づき」「後悔する」わけですが、どうにもならない、正に「後の祭り」今の日本ですね。日本には「世界をゆるがした十日間」は絶対にやってこないでしょう。
2005/7/1(金)2:08
◆人間埼玉
つづきオーウェルの１９８４は共産党支配のプロパガンダとして世界的に利用されてきましたが、よく考えると、あれは新自由主義の世界に近いですね。常に戦争状態で、スローガンが「戦争は平和」「無知は力」とあと１つ何だったっけかな？あるんですが、今のネオコンと呼ばれる新自由主義者たちはまさに、これをやっていますからね。ビッグブラザーはアメリカ大統領といったところでしょうか。常に戦争をし、国民の関心をそちらに集め、国内の経済格差による不満や、増税による不満をそらす、常に危機感を煽り、ナショナリズムを高め、駆り立て、一種の普遍的神経症状態に国民を置く。それにまともに乗っかって、「国家の危機」「会社の危機」のために滅私奉公してバーンアウト後、自殺とか、重症鬱からひきこもり、社会復帰できずとか、軽傷鬱で自殺とかそんなのばかりでしょう。メンタルヘルスなんて騒いでいますが、これを引き起こしている張本人は政府であり、それに圧力を掛けている経団連ですね。労働組合は権利ばかり主張する利己的集団と従業員に信じ込ませ（実際これをかなりの人が信じ込んでいます）、労働基準法だなんだというやつは、そんなに働きたくないなら、さっさとやめてもらって結構とか、そういうことがまかり通っているわけですね。若者は労働三権も知らないし、上記のような刷り込みのせいで、使い捨てにされても笑っている（赤旗日曜版のトヨタの期間工の記事は正に、「平成版ああ野麦峠」です）。憲法が変われば、アメリカのように真っ先に戦場へ行く羽目に成るのに、「今の憲法はアメリカが作ったから」とかわかったようなことを（自民党の議員の影響でしょう）言う。中曽根康弘をデマゴークの親玉とする説は正しいかもしれませんね。若い頃から「朝日ジャーナル」にはタカ派議員として紹介されていますしね。
2005/7/1(金)1:51
◆人間埼玉
http://中曽根康弘氏はデマゴークの始まりということですよね。小泉氏はさてはクレオンといったところでしょうか。
日本共産党の活動は確かにここ数年盛り上がりがありませんね。駅前で演説をしている市会議員の姿をすっかり見かけなくなりました。私は時々JCPにHPからメールを出すのですが、必ず返事は来るものの、都議選で忙しいのか非常に素っ気ないものが多くなりました。日本なんて言うのはジョージ＝オーウェルの『動物農場』のような国なのですから正しいことを言うと消え去る運命になってしまっていて、昔のように草の根から再起するようになるのでしょうか。それでも私は日本共産党を応援しますが。
2005/7/1(金)1:51
◆半共分子兵庫
デマゴーグ人間さま、コメントありがとうございます。
古代ギリシア歴史上の
デマゴーグに、あたるのは、現代日本の歴史では、
中曽根内閣を嚆矢とすると僕は思います。それまでの日本は、所得税率最高75%のもとで、経済がピークに達していましたね。それが一連の「改革」で、２５年経ってみれば、貧富の差は開き、失業者をフリーターと称してごまかし、周辺諸国から総すかんを食い、一国独善と威張って、自慰金主主義に陥っているのだから。高額所得者税率を上げたらやる気がなくなるとアメリカのポチ（そろそろ飼い主から捨てられそう）が言いますが、昔、所得税率75%で松下幸之助さんや本田宗一郎さんは、やる気がなかったですかねぇ。こういう煙幕を吹き飛ばすだけの宣伝力が、いまの共産党にはない。なぜなんでしょう。PMC=戦争のミン営化、は、結局、すべての企業が戦時統制に組み込まれてゆき、末は一億総動員国家と同じことですねぇ。今の若い人は、迷彩服をファッションにしているが、私はあれ見ると目眩がします。
2005/6/30(木)12:41
◆人間埼玉
歴史は繰り返す古代ギリシャ史を思い出してください。ペリクレスが戦争に勝利してからのアテネが今の日本です。政治はデマゴークの出現によりメチャメチャになります。嘘が横行し、アテネは友好諸国から集めた資金を自国のアクロポリス建設に使ってしまいます。要するに、公金横領です。国民はそれでも、次々と現れるデマゴークたちを指示しつづけ、対外的には帝国主義的政策を採り続けたため、ついに、ペロポネソス戦争で、スパルタに敗れて無条件降伏してしまいます。
次々と現れるデマゴーク、それにつられる国民、ナショナリズムの台頭による隣国との戦争へ至る道。公金横領。
そっくりじゃないでしょうか。
2005/6/30(木)0:55
◆人間埼玉
同感です半共分子様
以前もこちらに書き込んでいらっしゃいましたね。お名前を記憶しておりました。書き込みには同感です。
新自由主義の浸透に伴うナショナリズムの台頭ですね。新自由主義は海外に対してはかつての帝国主義に極めて近く、国内的には無政府状態に近くなります。だからナショナリズムが台頭する。「憲法９９条違反、結構でございます。」と現職の知事が言える社会であり、それが許容されるばかりではなく、積極的に支持される社会です。
私ももう一度戦争があるかも、と思っています。日本にもPMCがありますし。しかし、今度の戦争の後は立ち上がれないでしょうね。間違いなく、この国はどこかの戦勝国の市場となり、徹底的に搾取されるでしょう。小泉時代になってからのものすごいパラダイムシフト、価値観の変容により、携帯電話中毒とアルコール中毒で思考停止した国民は改憲に賛成していますが、その中心となっている方々は自分のかわいい子供たちが生きて帰れない戦場へ行くとは誰も考えていないから不思議です。それで、改憲がいいという。戦艦大和の模型に拍手喝采する。靖国神社をカッコイイという。広い意味で、資本主義世界は生存自体が戦争なのに、更に戦争がしたい、そう望んでいることに気づかない。愚かです。
2005/6/30(木)0:43
