あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板

過去ログ169 2004/8/24 8:02

◆ぴーちゃん
東京
柳美里『8月の果て』
お久しぶりです。昨日のしんぶん赤旗に作家の柳美里(ゆう・みり)のインタビューが載っており、ファンの私としては興味深く読みました。新作『8月の果て』(新潮社)は、これまでの作品とは傾向が違うようですね。マラソン選手だった祖父をモデルにした長編のようですが、1936年のベルリン五輪に「日本代表」として日の丸をつけて金メダルを取った孫基禎(ソン・ギジョン)氏に取材し、さらに柳さん自身もフルマラソンに挑戦して完走するなど、作家が作品を書く前の準備ってすごいなぁと思いました。元慰安婦にも会い、怒りの部分ではなく悲しみの部分を聞いたそうです。「問題としてではなく、読者もその場に身を置く形でしかわからないと思うんです」、と。

「初めて小説を書いたという実感がある」と本人の弁。私も8月中に早速買って読まなきゃ!

#私は新潮社のまわし者ではありません、念のため。
2004/8/24(火)8:02

◆TORAZO
兵庫
相田みつを
すんません、暇なんでもう1通。
 8月16日〜18日まで信州方面へバイクツーリングに行ってきました。浅間山のふもとにある鬼押出し園で「相田みつを展」をやっていました。彼の詩に触れるのは初めてなんですが入り口にあった「その時どう動く」という言葉にドキッとして入館。「けれど けれどで なんにもしない」「アノネがんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね」「そんかとくか 人間のものさし うそかまことか 佛さまのものさし」…。珠玉のような作品に夢中になってしまいました。

 「憲法を守ろう」と口では言いながら具体的な行動までできていない「評論家」の自分の行動ぶりをグサリとやられた気分でしたが、後口がさわやかでちっとも悔しくない。「帰ってからがんばらなくちゃ」という気にさせてもらいました。この著作集。多くの友人、活動家にも紹介したいと思いました。

 ついでにオリンピックに「感動」連発の小泉首相には次の詩を贈りましょう。
「感動とは感じて動くことなんだね」。そう、感じても動かないんじゃ「感動」とはいえないということなんですね。
 まだご存じでない方は「相田みつを」で検索したら出てきますので一度のぞいてみてください。
2004/8/21(土)15:52

◆TORAZO
兵庫
トップページにクラクラ
中西K郎さんのご意見に同意。日刊ゲンダイもあきれ果てて次のように述べています。
「驚くべきは小泉首相の対応である。抗議と要請に訪れた稲嶺県知事を『夏休みだから』と門前払いしたのである。高級ホテルで静養し、歌舞伎や映画三昧。金メダルを取った柔道の谷亮子や野村忠宏と国際電話で「感動した!」などと言っているのに、沖縄県民の命が脅かされた重大事には知らんぷりだ。」…

 前の森首相も練習船が潜水艦にぶつけられて多くの死者が出たとき、のんきにゴルフを続けていました。その森派の番頭だったのが小泉ですから血は争えないのかな?事件後間もなく退陣しましたが小泉政権も末期状況ということでしょう。
2004/8/21(土)15:18

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