あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板

過去ログ145 2004/7/13 23:28

◆ぴーちゃん
東京
疑問にお答えします
戦前の日本共産党はアメリカとの戦争(1941年〜)だけでなく、そのはるか以前から戦争に反対し続けていたんです。中国との戦争(1931年〜)から既にそうです。ですから「日本がアメリカに占領されて、ソ連が日本に介入する余地がなくなる」という説は到底成立し得ません。

それから「ソ連(ロシア)型共産主義国家の建設を目指している」とのことは絶対ありません。ウォッチャーを自任なさるのでしたら、まずはウェブ上で読める「日本共産党綱領」と「自由と民主主義の宣言」をウォッチして、ご自分の目でご確認いただきますよう、お願い申し上げます。
http://www.jcp.or.jp/jcp/index_koryo.html

では「自由と民主主義の宣言」から引用します。1994年改定版は上記で読めますので、あえてソ連全盛時代の1976年に日本共産党が採択した当時の文書から引用しましょう:

日本共産党は、これまでくりかえし声明してきたように、ソ連や中国をふくめいかなる外国の経験をもモデルとせず、国民の自由と民主主義の一貫した擁護者としての科学的社会主義の本来の立場を正しくひきつぎながら、高度に発達した資本主義国である日本の条件のもとで、その創造的な発展をはかり、国民とともに、独立・民主日本および社会主義日本の独白の道をひきつづき追求するものである。(自由と民主主義の宣言:1976年版より)
2004/7/13(火)23:28

◆ぽろり
疑問
共産党員の方のご意見は非常に参考になるので、時々ロムっていました。
初めて投稿します。

「事実無根のデマ宣伝」ではないと思いますよ。
共産党がアメリカとの戦争に反対したのは、日本がアメリカに負けることを前もって予測していたからで、それは先見の明があったとも言えますが、問題は「アメリカに負けたら日本がアメリカに占領されて、ソ連が日本に介入する余地がなくなる」ことです。だから共産党はあの戦争に反対したのですよ。論理明快です。

参考になる記事はたくさんあるのですが、ひとつだけあげておきます。
(このHPの作成者と私とはなんら関係ありません)
http://members.jcom.home.ne.jp/3720652101/kyosanntou.htm

>共産党は戦前から一貫して、ソ連(ロシア)型共産主義国家の建設を目指していた

これは私のような共産党ウォッチャーでなくても周知の事実ですが、共産党の現在の見解は違うのですか?いつ変わったんですか?
2004/7/13(火)20:01

◆あかはたともみ
東京
共産主義への偏見
@ランドルフィさんの質問にこたえて

>「戦争当時の共産党は、日本国家を弱体化させて、ソ連による「資本主義支配からの解放」(つまり日本がソ連に侵略されること)を望んでいたので、それを成し遂げるために戦争反対と言っていただけ。戦争全般を否定していたわけではない。」

そもそも、戦前の日本共産党は「資本主義体制を崩壊させて共産主義に」という方針を掲げて活動してませんでした@@
国民の権利を強烈に抑圧していた「絶対主義的天皇制の打破」と「侵略戦争反対」が中心だったんです。
なぜって、それが一番日本国民にとって切実な問題だったからですよね@@
実は、現在の日本共産党も共産主義をすぐに目指していない、ということも案外知られてません@
当面、「資本主義の枠内での民主的改革」が必要だと思っています。具体的に言えば、「アメリカいいなり、財界大企業べったり」から脱却すること、です@@
これもまた、現在の日本にとっては一番切実な問題であるからです。今現在の日本で問われているのは「資本主義か、共産主義か」ではなく、「アメリカ・財界のわがまま勝手に支配されていていいのかどうか」ということですから@@@

それにしてもぴーちゃんさんのおっしゃるとおり、「年配の人(70才以上ぐらい?)なら誰でも知っていることらしい。」というような言葉で信憑性をかもしだしてるとことか、ちょっといやらしい意図を感じるデマですね(@_@)
2004/7/13(火)9:22
HP

146144

掲示板に戻る