あかはたともみの”でいり〜赤旗”掲示板

過去ログ118 2004/5/26 7:33

◆半共分子
兵庫
被害者が加害者の構造
昨日の赤旗の主張(社説にあたる)を読んで、複雑な気持ちになりました。
僕も、かつて、正規従業員として、請負労働者を、実質的に指揮(=違法?)した経験があり、そういう意味では、僕も加害者なんだなと。
イラクにおいて捕虜虐待問題が起き、実行者の兵隊さん達が「加害者」として訴追されています。
昔の日本軍でも、徴兵された兵隊さんが、中国で民間人を殺したりしましたが、そういう人たちも「加害者」として、ある人は自分を正当化し、ある人は罪の意識に苛まれ、多くは口をつぐんだまま、あの世へ旅立たれていったことでしょう。
これらの人たちは、「加害者」であるとともに、「被害者」でもあるのです。
これらの人たちを攻撃してはならない、また、これらの人たちの誤りを、余り声高に指摘してはならないと思います。小悪によって、巨悪が覆い隠されることになります。
「あなたがたの、やっていることは違法行為です」と言うと、被害者兼加害者を、敵に回してしまいますね。「あなたがたは、知らないうちに、違法行為をさせられているのです。」とでも言えば、いいのでしょうかねぇ。
2004/5/26(水)7:33

◆半共分子
兵庫
「民主」選挙
民主主義というからには、投票や立候補の権利は万民に保障さるべきでありますが、果たしてそうでしょうか。
過労死寸前の労働者とそれを支える家族は、選挙に行く元気もなく、たまの日曜日には寝ているでしょう。
コンビニで少しでも賃金単価の高い深夜時間に働くフリーターは、昼間が睡眠時間です。
そもそも住民票の無いであろう、ホームレスの野宿者には、投票券も届きません。
結局、コイズム改革下で、負け組は投票にも行けないわけです。
「負け組」と蔑称される、これらの人々から見ると、キョウサントウですら、「勝ち組」に見えてしまうでしょう。
しかし、自動車産業や消費者金融業など、いまの財界の主流派、の支持する、公的保障がなくなる方向のコイズム改革を進めれば進めるほど、誰もが「負け犬」になる危険性が増大するのです。
日本共産党は、こういった、底辺の目線で、支持を訴えていく必要があると思います。
2004/5/26(水)7:17

◆半共分子
兵庫
日朝問題
http://www.pekinshuho.com/2002-40/world40-2.htm
にて@@日朝国交樹立問題は一般の両国関係正常化問題と違って、東北アジア地域ないし世界の安全枠組みの影響、制約を大きく受けており、逆にこの安全枠組みに影響を及ぼしている。@@
と言うように、外交問題は、世界の中でどういう位置にあるか、を、考えることが大事だと僕は思います。
アメリカの戦略の内で、小泉首相が行動していることは、想像に難くないです。
前回の訪朝後、アメリカがイラク戦争の火蓋を切りました。今回の訪朝のあとには、イラクの戦後政府が樹立される予定です。
拉致被害者やそのご子息、ジェンキンズ氏は誠にお気の毒で見るに忍びないですが、アメリカの世界戦略の枠内で動く小泉首相には、拉致被害者もご子息も、駒の一つくらいにしか思っていないのではないでしょうか。
大マスコミが、反朝を煽る割には、今回の訪朝を国民が歓迎しているのは、交渉が進展したことは事実なので、平和的解決が望ましいということではないでしょうか。
2004/5/26(水)7:02

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