―紅海―

待機
(不意に魔物の気配を感じると目の前から水を纏ったヌルヌルな魔物が現れ、思わず嫌そうに顔を歪めてはレクイエムを前に突き出しては時空転化で背後の上空に移動すると思い切り振りかざし切りつけると水中に落ちる前に再び移動して浜辺に足をつけ、真っ二つになった魔物は分離して眉を寄せ)こいつの一部を持ってくってことだったか…分離して死なねえし…どんだけ増えるんだ。

入室
(いつもの服装で紅く染まった海を見据えると浜辺に足をつけ左手に持ったレクイエムを地につけると目の前に広がる海に視線を投げると小さく溜め息をつきぼやき)久々任務かと思えば、俺の苦手な…。

退室
(有無を言わさず襲いかかってくる魔物を目に焼き付けることなく横目で見据えたのみで真っ二つに切り裂くと、そのまま海に落ち水飛沫がかかると眉間にシワを寄せてボソリと低い声で呟き)前に出過ぎた…ダルい。ここまでか…(何故かカタコトで独り言を口にしては、血の痕もない剣を振り払うと自然と元に戻り。どこか眠気にも似た表情でその場から消え去り)

待機中
(体勢を整えると額にレクイエムを翳して何か声は発しない言霊を口にすると共にレクイエムは輝きを増して姿を変えると黒い剣へと変化して。一振りすると水しぶきを迸らせ、剣は何かオーラを発しているようにも見え、その刃先を突如現れた中くらいの魚のような魔物に向けて)嫌いな水の魔物だからなぁ…どんだけ美味いんだか。お前で試してやるぜ…有り難く思え。

入室
(服装は相変わらずなもの左手に持つレクイエムの姿は第二形態である神祇に変化していて、手にフィットした三日月型の輪を紅海に向けて鳴らすと視覚や聴覚ですら分からない音が鳴り響き、隠れていた弱い魔物たちが奇声を発して倒れ浮き。音が終わったのを感じとると腕を後ろへ回して肩にレクイエムを担ぐ形を取るとその姿を冷めた視線で眺め)ふう…。まぁ、こんなもんか。次は、終章でも奏でるか…。

移動退室
さて､ね｡しかし貴方の行動を見てそう思った事は無いのでご安心下さい｡ふふ､痛いのが好き…なんて言われた時にはどうしましょうかねぇ…
(素でショックらしい相手に発言からそう思っただけだとフォローを入れ､妖しげな笑みに変われば独り言のように呟き｡己に掛かる重みと共に触れた相手は冷えきっており僅かに目を見開いて)
流石に食べる趣味は無いですよ？お家に帰ったらゆっくり休みましょうねぇ…
(普段通りの口調で告げれば一緒に相手の家へと向かい)

【了解しました♪こちらも今から向かいますね^^】