ロリエル
退室
…………?(突然何かの気配を感じたように顔を上げすっくと立ち上がるが、雨の中で波が行ったり来たりするだけ)
何か…(悪い予感がしてぴくりと肩を震わせ、岩場まで走って傘を拾うと抱きかかえ地面を蹴って空に舞い上がり)
…………?(突然何かの気配を感じたように顔を上げすっくと立ち上がるが、雨の中で波が行ったり来たりするだけ)
何か…(悪い予感がしてぴくりと肩を震わせ、岩場まで走って傘を拾うと抱きかかえ地面を蹴って空に舞い上がり)
ロリエル
(無数の糸のような雨が涙を洗い流すたびに気持ちよさそうにふるふると肩や翼を震わせながら、手の甲で顔を拭って)
海は、何も語らないけれど…空気はこんなに穏やかなのね。(誰に話しかけるわけでもなく呟きながら、その場にしゃがみこむと寄せては返す波に右手を浸し、背中では巨大な翼がゆっくりと空気をかき混ぜる)
海は、何も語らないけれど…空気はこんなに穏やかなのね。(誰に話しかけるわけでもなく呟きながら、その場にしゃがみこむと寄せては返す波に右手を浸し、背中では巨大な翼がゆっくりと空気をかき混ぜる)
ロリエル
置きレス
(伏せていた瞼を上げ、重ねた手を広げゆっくりと両腕を下ろしながら首をそらして目を閉じたまま空を仰ぎ。そのまま唇をかすかに動かし何か小さな声で歌うように呟いた)
……(その顔には寒さや苦痛等なく驚くほどに穏やかな表情が浮かべられ、しばし絶え間なく唇が言葉を紡ぎ出して)
(伏せていた瞼を上げ、重ねた手を広げゆっくりと両腕を下ろしながら首をそらして目を閉じたまま空を仰ぎ。そのまま唇をかすかに動かし何か小さな声で歌うように呟いた)
……(その顔には寒さや苦痛等なく驚くほどに穏やかな表情が浮かべられ、しばし絶え間なく唇が言葉を紡ぎ出して)
ロリエル・シェリーハーツ
入室
(真っ白な髪と同じ色をした純白のワンピース姿、しかし傘は閉じられて岩場に置き去り、素足で波打ち際に立てば波が少しずつ足元の砂をさらっていく。押し黙るような海を見つめながら息をすうと深く吸い込み、ゆっくり吐き出すと同時に背中には巨大な白いコウモリのような翼が現れ)
…………(目の前の海とは全く違う青色の瞳を瞼の下に隠し、両手を祈るように胸の上で重ねて)
(真っ白な髪と同じ色をした純白のワンピース姿、しかし傘は閉じられて岩場に置き去り、素足で波打ち際に立てば波が少しずつ足元の砂をさらっていく。押し黙るような海を見つめながら息をすうと深く吸い込み、ゆっくり吐き出すと同時に背中には巨大な白いコウモリのような翼が現れ)
…………(目の前の海とは全く違う青色の瞳を瞼の下に隠し、両手を祈るように胸の上で重ねて)
セリシアーシャ
退室
(そろそろ雨も降り出しかねない程に天候はぐずついており、ゆっくりと時間をかけて立ち上がれば、己の体に鞭打って、半ば引きずるように歩き始め)
夕方には…着けるだろうか。
(ポツリと呟けば、かなりのスローペースではあるが帝都へと戻っていき…。)
(そろそろ雨も降り出しかねない程に天候はぐずついており、ゆっくりと時間をかけて立ち上がれば、己の体に鞭打って、半ば引きずるように歩き始め)
夕方には…着けるだろうか。
(ポツリと呟けば、かなりのスローペースではあるが帝都へと戻っていき…。)