―虚実の街―

Roastadt
人は居ないが生活の名残が残る、綺麗だが不気味に時が止まった偽りの街
ヴィアレス
(空を切りながら刃に付着した血を振り払ったところで聞こえた声にそちらへと振り向けばその姿を認識して一度瞬きをして。)
あら、それは有り難いわね。…まあ、貴方の仰る通り、気は抜けないのは確かだけれど。
(処理がすんでいると聞けば気が抜けないと分かっていても束の間の休息にはなり、ふぅ、と息を吐き出して。それから口元に笑みを浮かべて俄に首を傾けて。)
それにしても、貴方もとっても酔狂なのね?


【ありがとうございます!ヴィアレスは恐らく初めてだったと思いますよ。】
闇夜桜
(濃い血の匂いに混じって微かに香る花の香り、何よりも此方へと近付いてくる魔の気配にその方を見下ろせば、相手の姿を用意に捉える事が出来て。己の纏う衣服に乱れの無い事を軽く確認した後、片腕を着いて家屋の下へと飛び降り相手へと存在を示そうか)……此方の処理は済んでおりますが…まだ安全とは言えませんよ、御婦人。

【こんばんは、そしてお久しぶりでございます^^*ヴィアレスさんとは初めまして…でしたでしょうか…!;間違いであれば申し訳ないのですが、是非ともお相手お願いしますー】
ヴィアレス
入室
(黒のライダーススーツにも似たスーツは左腕と右足部分が取り払われ、左手にはグローブ、右足は黒のロングブーツ、髪は高く結い上げられ、その手には己の武器たるハルバードが握られており。)
やっぱりこの時期に来るのは無謀だったかしら…?
(ここまで来るまでにも敵には遭遇していたようで、武器の刃には血が滴っており。)

【こんばんはー。お相手よろしいですか?】
闇夜桜
入室
(黒色のパンツに深緑のシャツを羽織ったラフな出で立ち。前を開いた上着の柔らかな素材は夜風によって緩やかに揺れ白のインナーを覗かせながら、独り廃墟の屋根の一角で佇み。重たい雲から微かに滲む蒼白い月を見上げては)美しく、不愉快な蒼…ですね(地面に転がる亡骸を余所にぽつりと言葉を溢し刃を振るって鞘に納めつつ、眉間には僅かに皺を刻み小さく溜め息を吐いて)
エスペラント
退室
(気配を消して気付かれないよう仕事をこなし、聖属が強いせいか普段より動きも鈍く急な眠気に襲われると目をこすり、眉を寄せては青い月を眺めて)…今日はここまでだ。おとなしく帰ろう(欠伸を手で抑えるとそのままふらつく足取りでその場から立ち去り)
エスペラント
入室
(普段の黒装束ではなく聖属耐性の強化されたダークブルーの露出度の少ないアンティークな服装で、街へ足を止めると既に感じる魔ではない気配に小さく肩を竦めては、左右を見渡して左手のレクイエムを握りしめ)はぁ…こんな日に仕事を入れるなってな…