―虚実の街―

Roastadt
人は居ないが生活の名残が残る、綺麗だが不気味に時が止まった偽りの街
テュエラ・オルテンシア
あら、私賭け事は結構強いわよ?

(彼女の提案にクスクスと悪戯っぽく子供のように笑っては、くるりとバトンのようにその重たい武器を振り回し)

さて、2人が争ってるうちに私は準備させていただこうかしらね。

(血で汚れた刀を構える彼へ、一気果敢に突撃していく彼女へ微笑んでは、体内で強力な麻痺毒を練り上げ精製していく。確実に獲物を得るなら漁夫の利を狙うのが効率的である)

>All
ラディアンテ
負けたら今夜の酒奢るなんて、面白そうじゃないかしら?

(テュエラのメイスを見ればおぉ、と小さく口を開くがクロエはどうかとそちらへ視線を向けてみると、血がまだ付着していることに眉間に皺を寄せた)

錆びるわよ。
あと、汚ない…綺麗にしてあげないとね。

(自身の持つ太刀に流れるような水が溢れ、綺麗に纏う。攻めてこない様子から、まずは此方から行こうかと彼の方へとたたたと駆けていく。そして横凪ぎに振られたそれは彼の胴を狙うが、防いだなら纏った水が刀の刀身に流れて血を洗い流そうとするが或いは塞がず避けた場合は水飛沫を残して虚空を裂くだけ。その間にも、テュエラをちらりと見て出方を伺っている)>all
クロエ
俺はこっちに来る前に飯食べるがてらウォーミングアップしてきたからいつでも行けるぜ
(にこっと笑うとこちらも刀を抜き、戦闘態勢に入ろう。さて、こっちに来るまでに一体何を飯として食べてきたのかはわからないが、リミッターすべてつけている状態でも、十分戦えるということは、ここまで一人でこれたという事実が物語っているだろう。そして、今初めて抜かれたはずの刀にも、鮮血で染まっている。本当に何を飯としていたのやら>ALL
テュエラ・オルテンシア
ええ、私はいつでもいいわよ?

(やる気満々な彼女に苦笑して、両の手の平を軽く握るように丸めれば、そこから水が湧き出し棒状に伸びていき、見た目にも厳しい大型の対のメイスが現れ、馴染ませるように一振りして肩へ担ぐ)

【よろしくお願いしますー】

>All
ラディアンテ
来たわね。
じゃ、そろそろ始めよう。

(彼が来たのに気付くと立て掛けていた太刀を手にし、彼女の触腕につん、と指先で触れるのを最後に二人から離れていく。ある程度離れたところで太刀をくるりと回して振り向き、始めようかと一言)

来たばかりで悪いけれど、よろしい?

【遅くなってすいません、宜しくお願いします!先手は任せます】
クロエ
【入室レス】
いやー悪い悪い…ちょっと飯食ってたら遅くなっちまった。
(苦笑いしながら頭をかいて登場する狼男。その両手には鮮血でまみれているが、口元だけはなぜか妙に綺麗だろう。二人の前に立つと『二人とも来るのが速いなぁ』と笑いながら言うだろう>ALL

【遅くなってすみません。今家に帰り着いたところです】