―虚実の街―

Roastadt
人は居ないが生活の名残が残る、綺麗だが不気味に時が止まった偽りの街
ロリエル
本当ですね。綺麗な街にも見えるのに、どうしてかしら…(相手にならいしばらく街を見渡していたが、ふとつい先ほど見ていた光景を思い出してそれを確認するように視線を相手の左腕に移し)
エスペラントさん、ケガは大丈夫ですか?
エスペラント
女性の手は煩わせられないからな(笑顔を見て己も笑みを浮かべ告げると、相手の横に立って下を眺め辺りをうろつく魔物を見据えてから街全体へと顔を向けて)ああ…俺は、記憶がないくらい訪れてなかったが。不気味さはどこにも負けないくらいだな。
ロリエル
ですよね、もちろんあなたくらいの人なら、心配ないでしょうね。(身軽な相手の姿に安心し念をおすようにこくりと頷いて笑みを浮かべ。思い出したように辺りを見回すとはぁと小さく吐息を漏らし)
久々にここを訪れました。全く変わっていないようですが。
エスペラント
ヒュ〜…見た目によらず、凄いねえ(そこまで苦戦していたわけじゃないため相手を分析するように見つめては意外性に思わず声をあげ)ああ…大丈夫だ、大したことじゃないしな?(女性の手を握って上がるのは躊躇してレクイエムを使って飛躍して頭を通り越して背後に足をついて振り返り)女性の手を煩わせるのは紳士じゃないからな…有難うな、ローラ。
ロリエル
私なら大丈夫です!(翼を広げて急降下し、彼の背後に迫ろうとしていた別の魔物をそのまま翼の体当たりでなぎ倒し、体を上に向けるとそばに建つ家の屋根に飛び上がり)
上がれますか?早くこちらへ!(屋根の端ぎりぎりに膝をつくと彼のほうへ腕を必死に伸ばして)
エスペラント
(右手に握ったレクイエムを襲いかかろうとするクマのような魔物に振るい上げようとした所に感じた魔力と聞こえてきた声に反応して、時空転化で攻撃を避けて下がり)ローラ…?危ないぞ!

【PL:今晩は。愚息にも羽根が欲しい(笑)少し反応が遅くなりすみません;宜しくお願いします♪】