アーシェス
退室
(不意に対手がざわめいて。それは仕掛けてくる、というより、何かに気付いた、というべきで。だが、その刹那的な刻は確かに在り)
…なんだか知らんが、チャンスだな!
(相手は滅してよい類いの怪異ではないために攻めあぐねいていただけに、好機と見れば速やかに身を翻して。光の世界は水気がないため、風術を組み上げ道を創れば、追いすがるものもそのまま打ち捨てて撤退。目的は何も達していないが、ひとまず出直すとばかりにさっさと廃墟をあとにして)
(不意に対手がざわめいて。それは仕掛けてくる、というより、何かに気付いた、というべきで。だが、その刹那的な刻は確かに在り)
…なんだか知らんが、チャンスだな!
(相手は滅してよい類いの怪異ではないために攻めあぐねいていただけに、好機と見れば速やかに身を翻して。光の世界は水気がないため、風術を組み上げ道を創れば、追いすがるものもそのまま打ち捨てて撤退。目的は何も達していないが、ひとまず出直すとばかりにさっさと廃墟をあとにして)
アーシェス
(ある種のイラつきを強引に飲み下し。
今ならばまだ出会い頭の些末な事故で済ませられるが?
言葉にして告げてみても、宙の女騎士から険が抜ける様子がなく)
…月の魔力の影響…だけではない、ということか?
(活性化を超越してしまった、それは狂ったか、もしくは堕ちたか…未だ得手は抜かないが、さてどうなるか、などと唇を軽く舐めつつ推移を窺い)
今ならばまだ出会い頭の些末な事故で済ませられるが?
言葉にして告げてみても、宙の女騎士から険が抜ける様子がなく)
…月の魔力の影響…だけではない、ということか?
(活性化を超越してしまった、それは狂ったか、もしくは堕ちたか…未だ得手は抜かないが、さてどうなるか、などと唇を軽く舐めつつ推移を窺い)
アーシェス
(宙にある影は四つで、すべてが有翼の女騎士…にみえるが…)
外から来たものではないのは判っている。
結界は演出のつもりか?
(数度の打ち合いで気付いた相対者の正体は、まあこの期ならば判らなくもなく)
何をそんなにはしゃぐか…ウィプス。
悪戯にしては度が過ぎるぞ?
(対敵の真名を口にしつつ、ゆっくりと立ち上がれば、腰に手を宛てて)
外から来たものではないのは判っている。
結界は演出のつもりか?
(数度の打ち合いで気付いた相対者の正体は、まあこの期ならば判らなくもなく)
何をそんなにはしゃぐか…ウィプス。
悪戯にしては度が過ぎるぞ?
(対敵の真名を口にしつつ、ゆっくりと立ち上がれば、腰に手を宛てて)
アーシェス
入室
(本来ならば鵐に降り注ぐ雨も、今この場を閉める青白い光の柱に押し退けられて。廃墟を包まんほどの光の只中、漆黒の全身鎧を身に纏い。だが、屈するかのように膝をついて、小さく舌打ちし)
…水気を祓ってくれたのはありがたいが…
(相対する戦乙女に似た騎士隊、宙にある姿を忌々しく見上げつつ)
…正直、癪に障るな…
(月の隠れた日を狙ったのが仇だったのか、天兵の一団と相対する事態に陥って…気が立って仕方なく、吐き捨てるように言葉を紡ぎ)
(本来ならば鵐に降り注ぐ雨も、今この場を閉める青白い光の柱に押し退けられて。廃墟を包まんほどの光の只中、漆黒の全身鎧を身に纏い。だが、屈するかのように膝をついて、小さく舌打ちし)
…水気を祓ってくれたのはありがたいが…
(相対する戦乙女に似た騎士隊、宙にある姿を忌々しく見上げつつ)
…正直、癪に障るな…
(月の隠れた日を狙ったのが仇だったのか、天兵の一団と相対する事態に陥って…気が立って仕方なく、吐き捨てるように言葉を紡ぎ)
エスペラント
退室
(目標を定めると敵に向かって飛び降り鎌で刈り取るように振り下ろし、集めた魂魄は宝玉に吸収して完了させると小さく息をついてから一言呟いて家路に戻り)今日は楽勝だったな〜…まぁ、疲れたし帰って寝るか。
(目標を定めると敵に向かって飛び降り鎌で刈り取るように振り下ろし、集めた魂魄は宝玉に吸収して完了させると小さく息をついてから一言呟いて家路に戻り)今日は楽勝だったな〜…まぁ、疲れたし帰って寝るか。