―果ての廃墟―

彷徨う死者の魂、魔物が溢れる
昔には栄えたであろう町の哀れな傷痕
夕月
入室
(白い小袖に紫の袴、薄紅の羽織り。腰には二振りの刀を携え、得物でもある舞傘を頭上に広げて今は魔物の気配の薄まった廃墟をのんびりと歩み)あのリボン、気に入っとったのに…うちもまだまだやわぁ(先程まで対峙していた魔物たちの爪によってリボンを失った髪に触れ些か不揃いになってしまった毛先を指先で弄りつつ溜め息混じりに言葉を零し、遠い昔は立派な屋敷だったのだろう瓦礫に目を付けてはそろりと腰掛けて)
桐山雛
退室
っと、大丈夫です……ま、まさか…た、た、ただの立ちくらみですよ…うん(相手が呟いた言葉には過剰なまでに反応を示してしまい)
ええ、わ、私からもお願いします…是非とも(流石に一人では心細くなったのか立ち去る相手には足早に付いていき)

【こんな遅くまでありがとうございました++どうぞ良い夢を+】↓
メルティーナ
退室
今度はもっと平和なとこで雪遊びもしたいなー(雪だるまをひと撫でしてから勢いよく立ち上がろうとするもくらりと足元がふらつき再びしゃがみ込み)
…死霊に引っ張られた、のかも(実際はただの立ち眩みなのだが強張った笑顔でとんでもないことを口にし、今度はゆっくりと慎重に立ち上がれば相手に視線を向けて)
じゃあ、ぜひ一緒に帰ろう?ね?(何処かの誰かの去り際の台詞が余程効いたのかフードを深々と被りつつ歩み出して)

【此方こそ、遅くまでありがとうございました!またお会いした際は宜しくお願いいたしますー。それでは、お先に失礼させていただきます><おやすみなさいませ、良い夢を+】
メルティーナ
やだなぁ、照れるよー(相手の中の己の存在がそれなりの位置にいるのだという事実に頬が緩むのを止められず、熱を帯び始めたそこを両手で押さえながら双眸を柔らかく細めつつ冗談めかすようにわざとらしい声を上げ)
あははっ、エスだって充分曲者なんだから(相手とは異なる単語を使った為に意味合いも少し変わってしまっているがそれも含めて当て嵌まるだろうと悪戯に声を弾ませ。別れ際の言葉と笑みには若干頬を引きつらせつつも強がりを口にし、手を振って見送り)もう、またそうやってからかうんだから。またねー。>エス

【此方こそ今宵はありがとうございました!楽しかったです♪またお相手いただければ幸いです^^それでは、おやすみなさいませー++】
桐山雛
成程…それは確かに遊ぶにも一苦労ですね(相手が作りだした雪だるま見れば小さく微笑みかけ)
いえ、今日はもう引き揚げようかと思っていたところでして…

【いえいえ+こちらもそろそろ戻ろうかと思っていたところですので+今日はお相手ありがとうございました++】
メルティーナ
私なんかは遊ぶのが専門だから嬉しいんだけどね(へらりと締まり無く笑えば再び雪で遊び始め、手の平サイズの雪だるまを完成させ満足そうにひとつ頷き)
おーっ。…とと、そろそろ帰らなきゃだなぁ。雛はまだお仕事残ってたりするの?(約束だとばかりに声を張り上げるもその拍子に欠伸を零し、雪で冷えた手を頬に当て眠気を払おうとしながら首を傾げ)>雛

【申し訳ないのですが瞼が大分くっついてしまってるので、次で失礼させていただきますねっ】