クライヴ・コールマン
置きレス
失敗すれば勿論、無事では済まされません。最悪すぐに死んでしまいます。
(どんな風にかは理論上を追って貰えれば大体の見当は付くだろうか。それが余りにも悲惨な状態の為、皆までは言うまいとして)
ディスコルディアさん。兵器と言うその前に、戦争と言う背景がある事をお忘れなく。
(此方の顔を覗き込んで来る相手を目尻の視界に認め、双眸を細める。惜しいなと思いつつもあくまでも戦争ありきの兵器なのだとすれば、これに繋がる言葉は決まっていて)
長過ぎたんです…戦争が。俺が生まれるずっと前から続いていた争いです。
実に150年。力が拮抗し続ける国同士では中々決着が付きませんでした。
(此処まで行ってしまえば察しがついてしまうだろうか。もし、そうで無くともこの先の話を聞く気が有るならば続ける次第で)
失敗すれば勿論、無事では済まされません。最悪すぐに死んでしまいます。
(どんな風にかは理論上を追って貰えれば大体の見当は付くだろうか。それが余りにも悲惨な状態の為、皆までは言うまいとして)
ディスコルディアさん。兵器と言うその前に、戦争と言う背景がある事をお忘れなく。
(此方の顔を覗き込んで来る相手を目尻の視界に認め、双眸を細める。惜しいなと思いつつもあくまでも戦争ありきの兵器なのだとすれば、これに繋がる言葉は決まっていて)
長過ぎたんです…戦争が。俺が生まれるずっと前から続いていた争いです。
実に150年。力が拮抗し続ける国同士では中々決着が付きませんでした。
(此処まで行ってしまえば察しがついてしまうだろうか。もし、そうで無くともこの先の話を聞く気が有るならば続ける次第で)
ディスコルディア
置きレス
失敗すると被験者は…?
そこまで失敗を繰り返しても続けるなんて…でも、キメラは兵器としてしか使えない気がするのですが……ぁ。
(流石に愛玩用として飼うわけでもないだろうと、己の思った事をそのまま発した。彼の表情を伺う為に覗き込むようにして顔を見上げ、そして気付いたのか小さな声を漏らした)
もしかして…生物兵器、ですか?
生物兵器だとしても、何故そんなに繰り返してまで続けたのでしょうか。
(どんな理由でキメラを作ろうとしたのかわからないが、思い付くのは兵器として使うという事だけで)
失敗すると被験者は…?
そこまで失敗を繰り返しても続けるなんて…でも、キメラは兵器としてしか使えない気がするのですが……ぁ。
(流石に愛玩用として飼うわけでもないだろうと、己の思った事をそのまま発した。彼の表情を伺う為に覗き込むようにして顔を見上げ、そして気付いたのか小さな声を漏らした)
もしかして…生物兵器、ですか?
生物兵器だとしても、何故そんなに繰り返してまで続けたのでしょうか。
(どんな理由でキメラを作ろうとしたのかわからないが、思い付くのは兵器として使うという事だけで)
クライヴ・コールマン
置きレス
(どうやら、彼女の聞きたかった事らしい。此方を見る眼差しや姿勢でそれが伝わって来る。前屈みの姿勢の儘、一度顔だけを相手へと向け、それを確認した後、再び前に向き直れば俯き加減で両手を組んだ手を見つめ話を続け)
ーー俺の元居た世界ではこれまで、脊椎動物での生体でキメラを作ることは不可能とされて来ました。
それは何十、いや…何百回と失敗して来た事でしょう。
(そう言ってこれ迄に見た、夥しい数の実験サンプルの映像を頭に過ぎらせる。これには哀れみか嫌悪感か。どちらとも取れる影をその瞳に落とし)
それでも何故、実験を繰り返して来たのか。分かりますか?
(そこにどんな需要があったのか暗に仄めかす)
(どうやら、彼女の聞きたかった事らしい。此方を見る眼差しや姿勢でそれが伝わって来る。前屈みの姿勢の儘、一度顔だけを相手へと向け、それを確認した後、再び前に向き直れば俯き加減で両手を組んだ手を見つめ話を続け)
ーー俺の元居た世界ではこれまで、脊椎動物での生体でキメラを作ることは不可能とされて来ました。
それは何十、いや…何百回と失敗して来た事でしょう。
(そう言ってこれ迄に見た、夥しい数の実験サンプルの映像を頭に過ぎらせる。これには哀れみか嫌悪感か。どちらとも取れる影をその瞳に落とし)
それでも何故、実験を繰り返して来たのか。分かりますか?
(そこにどんな需要があったのか暗に仄めかす)
ディスコルディア
置きレス
…
(此方は笑顔を浮かべているが、彼から特に返事の言葉すらなく黙る間、笑顔は絶やさないが冷や汗が垂れる。どうしたものかと、彼女もこれ以上何か喋れば余計に空気が気まずくなる気がして黙っている)
複数の…それで?
(彼の言う内容は聞きたかったものなのだろう興味深そうに耳を立てて、宝石のように輝かしいサファイアブルーの瞳は余所見をする事もなくジッと彼の目を見つめて真剣に聞いている)
…
(此方は笑顔を浮かべているが、彼から特に返事の言葉すらなく黙る間、笑顔は絶やさないが冷や汗が垂れる。どうしたものかと、彼女もこれ以上何か喋れば余計に空気が気まずくなる気がして黙っている)
複数の…それで?
(彼の言う内容は聞きたかったものなのだろう興味深そうに耳を立てて、宝石のように輝かしいサファイアブルーの瞳は余所見をする事もなくジッと彼の目を見つめて真剣に聞いている)
クライヴ・コールマン
置きレス
…
(彼女が今、言って見せている元気とは空元気と言う奴では無いのか。当人が焦れば焦る程に、男の目には無理に作った笑顔に映る。これには一拍…二拍と間を置いて押し黙る事となった。
それについて今の自分が言える言葉が見つからない、そう気付かされたからだ。
だが、何時までも黙っている訳にも行かず、考えを切り替えるよう促す相手の呼び掛けに頷けば、此方の事を知りたいと言う問いへの応えを持って返す事として)
そうですね…。この場合、肉体的な面でなら説明させて戴く事ができます。
今の俺の肉体は、由来が異なる複数の部分から構成されています。故にひとは、これをキメラと呼んでいる訳ですがーー
(ーーと、一先ず言葉を区切ると、彼女が聞きたかった内容がこれで合っているのか様子を見て)
…
(彼女が今、言って見せている元気とは空元気と言う奴では無いのか。当人が焦れば焦る程に、男の目には無理に作った笑顔に映る。これには一拍…二拍と間を置いて押し黙る事となった。
それについて今の自分が言える言葉が見つからない、そう気付かされたからだ。
だが、何時までも黙っている訳にも行かず、考えを切り替えるよう促す相手の呼び掛けに頷けば、此方の事を知りたいと言う問いへの応えを持って返す事として)
そうですね…。この場合、肉体的な面でなら説明させて戴く事ができます。
今の俺の肉体は、由来が異なる複数の部分から構成されています。故にひとは、これをキメラと呼んでいる訳ですがーー
(ーーと、一先ず言葉を区切ると、彼女が聞きたかった内容がこれで合っているのか様子を見て)
ディスコルディア
置きレス
少しずつ…そうですね。
私、コールマンさんの事もっと色々知ってみたいです。
元々、人間だった…のですよね?
(キメラに興味があるのだが、その事についてストレートに聞く訳にはいかない。気持ちが人間のままという言葉を思い出し、聞いていいのかわからないがそう問い掛けてみると抱き締めていた己の尻尾を手放して太股へと己の手を戻した)
そ、そんな…っ、そんなことないです!
私が謝るべきで、ただ…えぇっと、あの…
(悪い流れになってしまったと彼女は焦り、狼狽えている。落ち着きが無い今ではまともに思考も回転せず、どうすればいいのかわからない様子。だが、自身が慌てていると気付くとすぐに深呼吸をして落ち着きを取り戻し隣の彼を見上げつつ口を開くだろう)
もう、良いのではないでしょうか。
。
私は気にしてませんし、元気ですから!ね?
(自身が落ち込んでいる様子を見せさえしなければ良かったのだと、誤魔化すように笑顔を見せようと笑った)
少しずつ…そうですね。
私、コールマンさんの事もっと色々知ってみたいです。
元々、人間だった…のですよね?
(キメラに興味があるのだが、その事についてストレートに聞く訳にはいかない。気持ちが人間のままという言葉を思い出し、聞いていいのかわからないがそう問い掛けてみると抱き締めていた己の尻尾を手放して太股へと己の手を戻した)
そ、そんな…っ、そんなことないです!
私が謝るべきで、ただ…えぇっと、あの…
(悪い流れになってしまったと彼女は焦り、狼狽えている。落ち着きが無い今ではまともに思考も回転せず、どうすればいいのかわからない様子。だが、自身が慌てていると気付くとすぐに深呼吸をして落ち着きを取り戻し隣の彼を見上げつつ口を開くだろう)
もう、良いのではないでしょうか。
。
私は気にしてませんし、元気ですから!ね?
(自身が落ち込んでいる様子を見せさえしなければ良かったのだと、誤魔化すように笑顔を見せようと笑った)