リオ
カツサンドちょーだい!
(カーディガンのポケットから紙幣を何枚か取りだし、丁度の金額を店員へと差し出しながら注文した。そして暫く待つと、揚げたてのカツを挟んだサンドウィッチが完成、鼻を突く美味しそうな香りに目を輝かせつつそれを受け取ったならまずはその場で一口頬張る)
はむっ!ぅんんン〜ッまい!
(そのまま向きは変わり、歩む先はまだ誰も座っていないベンチ。そこへ腰掛けると肉を覆う衣の欠片がぼろぼろとワンピースに溢れ落ちるのも構わず、美味しそうに無我夢中にサンドウィッチを頬張り続けて)
(カーディガンのポケットから紙幣を何枚か取りだし、丁度の金額を店員へと差し出しながら注文した。そして暫く待つと、揚げたてのカツを挟んだサンドウィッチが完成、鼻を突く美味しそうな香りに目を輝かせつつそれを受け取ったならまずはその場で一口頬張る)
はむっ!ぅんんン〜ッまい!
(そのまま向きは変わり、歩む先はまだ誰も座っていないベンチ。そこへ腰掛けると肉を覆う衣の欠片がぼろぼろとワンピースに溢れ落ちるのも構わず、美味しそうに無我夢中にサンドウィッチを頬張り続けて)
リオ
入室
(主にお小遣いを貰って上機嫌、周りの視線など気にせず邪魔にならない程度に床の柄に合わせてステップ踏みつつ、広場へとやってきたのは狐の耳と尻尾を生やした明るい少女。主から借りている赤いリボンで装飾された純白のワンピースに空色のやや透き通ったフード付きロング丈カーディガンのボタンを首元だけ留めて、サンドウィッチを販売している屋台の前に立つとメニューも見ずに注文を)
ねぇねぇおじさん!油揚げサンドあるー?
……ないの?じゃあ…〜。
(今までそんな事を聞く者はいたのだろうか、首を傾げている少女に店員は困った反応を示している。無いと答えられたならそこで初めてメニューに目を通し、優柔不断な訳ではないが長々と何にしようか悩んでいるところ)
ん〜、んっとね〜……どれにしよう。
【場所お借りします!】
(主にお小遣いを貰って上機嫌、周りの視線など気にせず邪魔にならない程度に床の柄に合わせてステップ踏みつつ、広場へとやってきたのは狐の耳と尻尾を生やした明るい少女。主から借りている赤いリボンで装飾された純白のワンピースに空色のやや透き通ったフード付きロング丈カーディガンのボタンを首元だけ留めて、サンドウィッチを販売している屋台の前に立つとメニューも見ずに注文を)
ねぇねぇおじさん!油揚げサンドあるー?
……ないの?じゃあ…〜。
(今までそんな事を聞く者はいたのだろうか、首を傾げている少女に店員は困った反応を示している。無いと答えられたならそこで初めてメニューに目を通し、優柔不断な訳ではないが長々と何にしようか悩んでいるところ)
ん〜、んっとね〜……どれにしよう。
【場所お借りします!】
セリシアーシャ
退室
ああ、良い風が吹き出しましたね…。
(風が吹くようになると気持ちよさそうに目を閉じて髪を靡かせ、深く深呼吸。それからゆっくりと目を開けると、柔和な動きで立ち上がる。氷は半分ほど溶けてしまったが飲み終わり、ゴミ箱へとそれを入れ再び広場を見渡して。噴水周りで涼を取る者達も多い夏の光景に、今日も異常は無いようだと一人安堵して笑みを浮かべる。身を翻すと、次の巡回地へと向けて一歩踏み出し、心地よくヒールの音を響かせると広場を後にし、帝都の巡回を続けるだろう。)
ああ、良い風が吹き出しましたね…。
(風が吹くようになると気持ちよさそうに目を閉じて髪を靡かせ、深く深呼吸。それからゆっくりと目を開けると、柔和な動きで立ち上がる。氷は半分ほど溶けてしまったが飲み終わり、ゴミ箱へとそれを入れ再び広場を見渡して。噴水周りで涼を取る者達も多い夏の光景に、今日も異常は無いようだと一人安堵して笑みを浮かべる。身を翻すと、次の巡回地へと向けて一歩踏み出し、心地よくヒールの音を響かせると広場を後にし、帝都の巡回を続けるだろう。)
セリシアーシャ
店主、アイスティーを。…ありがとうございます。
(俄かに陽は傾き始めたもののまだまだ明るいこの場所は、家族連れだけでなく恋人たちの姿も少しずつ増えたように見受けられる。はじめに足を踏み入れた時より少しばかり日差しも優しくなったせいだろうか。出店でアイスティーを頼めば、代金を払って品を受け取り、少しばかり休憩をとるためベンチへと腰掛けて。時々話しかけてくれる者達とは談笑をしながら広場の者達を眺めて。)
(俄かに陽は傾き始めたもののまだまだ明るいこの場所は、家族連れだけでなく恋人たちの姿も少しずつ増えたように見受けられる。はじめに足を踏み入れた時より少しばかり日差しも優しくなったせいだろうか。出店でアイスティーを頼めば、代金を払って品を受け取り、少しばかり休憩をとるためベンチへと腰掛けて。時々話しかけてくれる者達とは談笑をしながら広場の者達を眺めて。)
セリシアーシャ
入室
(久々の朝からの快晴、そして夏日和の気温に街ゆく者達の服装も薄手となる。雨続きが嘘のような青空に活気も一段と溢れているような気もして。かく言う公爵たるおのれも常ならばつけているマントと帽子を取り払い、公爵用のドレスローブのみを着用する。巻き髪は高く結い上げて色鮮やかな宝石の散りばめられた髪飾りを着けて、俄に汗ばんでいるのも気にせず、広場へと歩みを進め。)
久々の快晴に、精が出ますね。
(己を見つけ、出店の店主らが手を振ってくる。それに応えて軽く手を振りながら、満足そうに呟いて。)
(久々の朝からの快晴、そして夏日和の気温に街ゆく者達の服装も薄手となる。雨続きが嘘のような青空に活気も一段と溢れているような気もして。かく言う公爵たるおのれも常ならばつけているマントと帽子を取り払い、公爵用のドレスローブのみを着用する。巻き髪は高く結い上げて色鮮やかな宝石の散りばめられた髪飾りを着けて、俄に汗ばんでいるのも気にせず、広場へと歩みを進め。)
久々の快晴に、精が出ますね。
(己を見つけ、出店の店主らが手を振ってくる。それに応えて軽く手を振りながら、満足そうに呟いて。)