メルティーナ
置きレス
そっか、彼氏さんの知らないセリーー…、んん?今ファルって言った?あの紅い髪の?(己しか知らない相手の顔もまたあるのかもしれないと思うと急に心の中のもやが晴れたようにすっきりとして、唇に弧を描いてわかりやすく嬉しさを表し噛み締めるように呟いて。しかし初めて耳にした相手の恋人の名は聞き覚えのあるもので、大きく首を捻ったかと思うと不意に我に返ったかの如く嫉妬も何も吹き飛んだフラットな調子で問い掛けて)そお?じゃあ気を付ける。そおっとそおっと…。(お願いに弱いのは勿論、確かに折角のハレの日に汚れた衣装では勿体無いと思い直してこくりと頷き慎重に小さな一口で食べ進めていき。特別空腹だった訳でもないが一度食べ始めてしまえば胃が刺激されたのか然程時間をかけずしてぺろりと平らげてしまい、無事衣服を汚さずに済んだことに安堵しつつ最後に紅茶を口に運んでほっと息を吐き)……ね、まだ時間あるなら今からちょっとお散歩とか、ダメ?
そっか、彼氏さんの知らないセリーー…、んん?今ファルって言った?あの紅い髪の?(己しか知らない相手の顔もまたあるのかもしれないと思うと急に心の中のもやが晴れたようにすっきりとして、唇に弧を描いてわかりやすく嬉しさを表し噛み締めるように呟いて。しかし初めて耳にした相手の恋人の名は聞き覚えのあるもので、大きく首を捻ったかと思うと不意に我に返ったかの如く嫉妬も何も吹き飛んだフラットな調子で問い掛けて)そお?じゃあ気を付ける。そおっとそおっと…。(お願いに弱いのは勿論、確かに折角のハレの日に汚れた衣装では勿体無いと思い直してこくりと頷き慎重に小さな一口で食べ進めていき。特別空腹だった訳でもないが一度食べ始めてしまえば胃が刺激されたのか然程時間をかけずしてぺろりと平らげてしまい、無事衣服を汚さずに済んだことに安堵しつつ最後に紅茶を口に運んでほっと息を吐き)……ね、まだ時間あるなら今からちょっとお散歩とか、ダメ?
セリシアーシャ
置きレス
……確かにそういう表情があるのかもしれんが…。だとすれば友人だからこそ知る何かがあるかも知れんぞ?恋人…ファルは確かにそうなのだが、普通の恋人たちより二人でいられる時間は少ないからな。
(恋というのは人を大きく変える。それは身を持って知っているため彼女の言うことに一理あり違うとは言えそうにないと、恥ずかしくも頷いて。しかし普通の恋人たちよりも会う回数は格段に少なく、そう考えれば恋人の知らない一面をこの目の前の少女が知っているという可能性だって捨てきれない。それに友人だからこそ知りえていることだってあるというのも本心で、それではダメだろうかと微笑んで。)
しかし、白い浴衣は汚れが目立つ。せっかく綺麗に誂えた仮装なのだから、私のためにも汚さないで欲しいのだがな。
(彼女がトレーを受け取りチキンを美味しそうに頬張る姿に、それはそれで可愛いというものなのだがこの見目麗しい仮装には一転の曇りも不要だと思っており。汚さないで欲しいと心配そうに見つめて。)
……確かにそういう表情があるのかもしれんが…。だとすれば友人だからこそ知る何かがあるかも知れんぞ?恋人…ファルは確かにそうなのだが、普通の恋人たちより二人でいられる時間は少ないからな。
(恋というのは人を大きく変える。それは身を持って知っているため彼女の言うことに一理あり違うとは言えそうにないと、恥ずかしくも頷いて。しかし普通の恋人たちよりも会う回数は格段に少なく、そう考えれば恋人の知らない一面をこの目の前の少女が知っているという可能性だって捨てきれない。それに友人だからこそ知りえていることだってあるというのも本心で、それではダメだろうかと微笑んで。)
しかし、白い浴衣は汚れが目立つ。せっかく綺麗に誂えた仮装なのだから、私のためにも汚さないで欲しいのだがな。
(彼女がトレーを受け取りチキンを美味しそうに頬張る姿に、それはそれで可愛いというものなのだがこの見目麗しい仮装には一転の曇りも不要だと思っており。汚さないで欲しいと心配そうに見つめて。)
メルティーナ
置きレス
だって、私がどんなに頑張ったって、セリのそんな可愛い顔見られなかったと思うもん。(つまり己の知らない相手の顔を見られるのが羨ましいのだと、両手を腰に添えむっと頬を膨らませて不満げな表現を作って見せるものの、実際に機嫌が悪い等ということは少しもないことはわざとらしい程に子供っぽい様子からわかってもらえるだろうか)わーい、ありがと!汚しちゃってもだいじょーぶ、多分。…んー、美味し。(食いしん坊との言葉は聞こえない振りをして相手が買いに行くのを大人しく待つ間に少しずつ人の姿が減りつつある広場をゆるりと見渡し、やがて戻ってきた彼女に促されるままベンチに移動し腰を下ろせば続いて受け取ったトレーをそっと己の膝に置きつつ知人のものである衣服は多少汚しても平気だと呑気なことを宣い、あまり気にする様子もなく早速チキンにかじりついて満足そうに頬を緩ませ)
だって、私がどんなに頑張ったって、セリのそんな可愛い顔見られなかったと思うもん。(つまり己の知らない相手の顔を見られるのが羨ましいのだと、両手を腰に添えむっと頬を膨らませて不満げな表現を作って見せるものの、実際に機嫌が悪い等ということは少しもないことはわざとらしい程に子供っぽい様子からわかってもらえるだろうか)わーい、ありがと!汚しちゃってもだいじょーぶ、多分。…んー、美味し。(食いしん坊との言葉は聞こえない振りをして相手が買いに行くのを大人しく待つ間に少しずつ人の姿が減りつつある広場をゆるりと見渡し、やがて戻ってきた彼女に促されるままベンチに移動し腰を下ろせば続いて受け取ったトレーをそっと己の膝に置きつつ知人のものである衣服は多少汚しても平気だと呑気なことを宣い、あまり気にする様子もなく早速チキンにかじりついて満足そうに頬を緩ませ)
セリシアーシャ
置きレス
……ズルい?なぜだ?
(表情に関して言われるとハッとしたように視線を上げたものの、ズルいと告げられたことによりそちらのほうが気になったようで何がずるいのだろうと不思議そうに首を傾げて。)
…ご主人さまは食いしん坊ですね。せっかくのお召し物に、シミなど付かないようにお気をつけを。さあ、あちらのベンチに座りましょう?
(内緒と言われれば彼女の新しい一面を知れたと内心喜びつつも心得たと大きく頷き、注文を仰せつかれば一礼して一旦彼女のもとを離れる。出店でチキンと紅茶を買えばそれを貸してもらっただろうトレーに乗せて持ってくればベンチに座るよう促して。ベンチに吸われたのなら、トレーを差し出すだろう。)
……ズルい?なぜだ?
(表情に関して言われるとハッとしたように視線を上げたものの、ズルいと告げられたことによりそちらのほうが気になったようで何がずるいのだろうと不思議そうに首を傾げて。)
…ご主人さまは食いしん坊ですね。せっかくのお召し物に、シミなど付かないようにお気をつけを。さあ、あちらのベンチに座りましょう?
(内緒と言われれば彼女の新しい一面を知れたと内心喜びつつも心得たと大きく頷き、注文を仰せつかれば一礼して一旦彼女のもとを離れる。出店でチキンと紅茶を買えばそれを貸してもらっただろうトレーに乗せて持ってくればベンチに座るよう促して。ベンチに吸われたのなら、トレーを差し出すだろう。)
メルティーナ
置きレス
う…えと、ありがと。……へぇ、セリにそんな顔させる彼氏さん、すごいなあ。あとズルい!(堂々と断言する様子に圧されてもごもごと、そう簡単に顔色が収まるわけもなく真っ赤なまま感謝の言葉を口にして。此方こそ本心であることを告げようとしたその時に瞳に映った相手の表情は今まで見たどれとも違って感じられぱちりと瞬き、直ぐに満面の笑みに変わって揶揄ではなく純粋な感嘆と、それから友人を盗られたかのような勝手な思いからの少しの嫉妬を向けて)今の、内緒だからね?じゃあ、お肉がいいな。チキンとか!(寂しがり屋なのは本当だがそれを言葉にすることはしないようにしているつもり。立てた指を今度は唇に添えてウインクしてみせ、命令などと思うと何も浮かばないものの提案を受けてのお願いであれば浮かびやすく、雪女の見た目には些か不似合いなものを指定し)
う…えと、ありがと。……へぇ、セリにそんな顔させる彼氏さん、すごいなあ。あとズルい!(堂々と断言する様子に圧されてもごもごと、そう簡単に顔色が収まるわけもなく真っ赤なまま感謝の言葉を口にして。此方こそ本心であることを告げようとしたその時に瞳に映った相手の表情は今まで見たどれとも違って感じられぱちりと瞬き、直ぐに満面の笑みに変わって揶揄ではなく純粋な感嘆と、それから友人を盗られたかのような勝手な思いからの少しの嫉妬を向けて)今の、内緒だからね?じゃあ、お肉がいいな。チキンとか!(寂しがり屋なのは本当だがそれを言葉にすることはしないようにしているつもり。立てた指を今度は唇に添えてウインクしてみせ、命令などと思うと何も浮かばないものの提案を受けてのお願いであれば浮かびやすく、雪女の見た目には些か不似合いなものを指定し)
セリシアーシャ
置きレス
別に世辞を言ったつもりはない。それに、メルこそ褒めても何も…彼氏…?…そう思ってもらえていたら良いのだがな。
(おだてたわけではなく、真実だと自信満々に告げると逆にこちらも褒めたところで何も出ないと困ったような嬉しいようなくすぐったい様子で。が、恋人の話になると顎に手を添えて俄に思案しそうだったら良いと、少しばかり目を伏せてほぅと朱色に頬を染め。)
おや…どうやら私の一夜の主は、寂しがり屋らしい。ふふ、仰せのままに。さてご主人さま、お腹は減っておりませんか?良ければ何かお持ちしましょう。
(寂しくないように、そう言われると可愛らしい注文だと微笑ましくなり。だがメイドへの頼みとなると少しばかりインパクトにかけるのでは…そう思った後、ここが広場であることを思い出し、何かしら頼まれればそれらしく見えるだろうかとこちらから問い、首を傾げてみせ。)
別に世辞を言ったつもりはない。それに、メルこそ褒めても何も…彼氏…?…そう思ってもらえていたら良いのだがな。
(おだてたわけではなく、真実だと自信満々に告げると逆にこちらも褒めたところで何も出ないと困ったような嬉しいようなくすぐったい様子で。が、恋人の話になると顎に手を添えて俄に思案しそうだったら良いと、少しばかり目を伏せてほぅと朱色に頬を染め。)
おや…どうやら私の一夜の主は、寂しがり屋らしい。ふふ、仰せのままに。さてご主人さま、お腹は減っておりませんか?良ければ何かお持ちしましょう。
(寂しくないように、そう言われると可愛らしい注文だと微笑ましくなり。だがメイドへの頼みとなると少しばかりインパクトにかけるのでは…そう思った後、ここが広場であることを思い出し、何かしら頼まれればそれらしく見えるだろうかとこちらから問い、首を傾げてみせ。)