−Mitten Platz−

白を基調とした、中央に大きな噴水がある広場
ベンチ・ファーストフード店在り(サンドウィッチ・チキン・ホットドッグ・アイス・飲物 etc..)
ミラ
置きレス
……いずれにせよ、要塞都市の武器防具の技術、帝都のものではそうそう見ないもの。軍人ならば楽しみにしておくがいい。
(帝都がどんな策を講じるのかは己にも分からない。しかし、要塞都市と呼ばれる地がもつ技術を披露できるというのならば願ったりだと、本人は誇らしげな笑みのつもりではあるが、如何せん普段から表情が薄いため結果ニヤリという笑みが浮かぶ。)
それがいいだろう。…親切か…。必要なことをしたまでぞ。帝都が食い止めねば、おそらく、水の都に…要塞都市も狙われる。今ここで食い止めてもらわねば、困るのだ。
(気をつけるとの言葉を聞くと頷いてみせたが、親切だと言われると一泊の後、大きく首を振り今後のためだとの旨を告げる。半分は本当で、半分は見過ごせなかったから。しかしそれは伝えることなく開けられたスペースに腰を降ろし。)
ディスコルディア
置きレス
そうですよね…それに、何をするおつもりなのかわからない以上期待し過ぎる訳にもいきませんね。

(ゆっくりと瞼を開き一度離れていた彼が戻ってくると差し出されたそれを受け取るべく体を起こして手を伸ばす。受け取る事が出来たなら愛想の良い笑顔を見せてから礼を述べて)

ミラさん、有り難うございます。
以後、気を付けます…皆の為にも、帝都の為にも。

(紙コップに注がれているココアを暫く見下ろし、一口だけゆっくりとした動作で喉に流し込み、彼の顔を見上げて)

とても、親切なのですね。
ミラ
置きレス
盲信、か。…万が一、その策が敗れた場合、次まで持ちこたえることはできるのか。信じることだけが、全てではなかろうに。
(言葉を聞くとゆっくりと瞼を持ち上げる。帝都の者達こそが現状を何よりよくわかっているし、帝都に住まぬ己でも話を聞けば上層部がどれだけ信頼されているかを知っているが、それは同時に期待値となる。その期待に応えるのは上の役目だが、万が一の時は誰しもが考えておくべきことであるはずと、静かな声で告げればベンチに座る彼女を見下ろして。)
将軍か。帝都軍の最高位の軍位だったな……。最高指揮官、ロード公の最も必要な戦力が今、戦線離脱してみよ。さらに軍は傾くぞ。
(己の言葉に耳を傾け納得した様子に安堵からか目を細める。とはいえ、相変わらず表情は無いに等しく口調も淡々とはしているが。それから身を翻すと一旦ベンチから離れ適当な屋台で何かを買ってきて彼女の前に差し出す。紙コップに入っているのはココアだろうか。)
ディスコルディア
置きレス
策があると信じて、期待しておきましょう。
それまでの辛抱、ですね。

(身分の高い者の考えに間違いはないという思考故か過信しすぎているところもあるが、どこか安心したように険しかった表情は少し緩んだ)

それもそう、ですね。仰る通りでございます…。

(腕を離され、目の前のベンチに腰を下ろすと共に堪えていた疲れが突然襲い、脱力したように背凭れへと体を預けたまま目を閉じ。隣に座れるようスペースを空けており、閉じた目はそのままに口だけを開いて軍位を明かす)

帝都軍所属…将軍でございます。
ミラ
置きレス
さあな。我はそう噂を聞いたまで…何をするかまで、知りはせぬ。
(ただ聞いただけの話。それが嘘か真か、その真相は知らぬと目を閉じ肩を竦めて。)
頑張る?それで倒れては、無意味な話ぞ。上が倒れれば、下は動けぬ。生産性の無い動きはやめよ。軍人なれば自らの駒としての立場を理解し、駒として、十二分に活かされることを考えよ。軍位は何だ。
(抗うことなく歩み従う姿を一瞥すると、ベンチの前まで歩む。今度は視線で座るように促せば掴んでいた腕を離して。)
ディスコルディア
置きレス
仰る通りで…。
公爵から、ですか?…何か、始まるのでしょうか。

(武器や防具を要請するとなれば、それは何かの準備なのだろうかと不安が脳裏を過り。不覚にもふらついてしまったところ腕を掴まれ、歩みを進める彼の顔を見上げると狼狽えている様子の彼女は自然と歩調を合わせて歩み)

えっ…ぁ、その…!
ですが、私が頑張ら……っ、わかり、ました。

(向かう先に見えるベンチ、こくりと小さく頷いて大人しく従おうかと考え)