−Open Cafe『Weiβ』−

落ち着いた雰囲気のオープンカフェ
動物用のメニューもある、ペットOKの飲食店
ディスコルディア
置きレス
そうなのですね…。
苦手なもの、ですか?私も暑さは苦手です。もっと暑くなるともう一つの姿でしか活動が難しい程に、ですね。
それから……お酒、でしょうか。

(本のお話では直ぐに死んでしまっている描写が多い気がして心配でならなかったが、そこまで心配する必要もなさそうだと理解して。自身の苦手なものと言えば暑さではあるが幻獣化してしまえば何ともなく、好きだがあまりにも弱すぎる為に酒を挙げては己の噂などある筈がないという自信があるのか平然として面持ちでアイスティラミスを一口分スプーンで掬って)

ぇ、えぇっ!?そ、そうなんですか…?
ぁ、いや、その…ま、まだ読んでませんからね!私は知りません!

(既に半分ほど読んだ後ではあるが、相手はこの小説の内容を知っていると思い込めば顔を真っ赤にして、官能的な内容が含まれているのを知っておきながらまだ読んでいない事にしようと中々の焦り具合を露にし)
闇夜桜
置きレス
ご心配をお掛けした手前申し上げにくいのですが…陽を浴びた所で直ぐ死に至る事は無いのです。ただ常人よりも紫外線や暑さに弱いというだけ…将軍にもありませんか、苦手なモノ。
(夜間では得られぬ鳥の囀りや通りを賑わす喧騒に耳を傾けながら冷たい飲み物を喉へと通し。己が最初に呟いた一言が印象を抱かせてしまったか俄に眉間が皺を刻み眉尻が落ちると、不快感は別にして対策さえすれば何の事はないのだと白状。直に冷えた硝子の感触を確かめるべく中指の生地を引き手袋を外して傍らに重ね、同様の問いを返してみて。そして今日の会計が自分の役目と決まれば緩く頷き、クスクスと楽しげに吐息を転がすのは奢る事への満足感でなく自身の主張が通った事に対するもの。相手の意気込みを後目に話題が卓上に置かれた本へと移ったならば、何やら歯切れの悪い返答。女性が恋愛小説を読むのに何か違和感でもあるのだろうかと小首を傾げその視線を逸らす姿を眺めては、グラスを持ち口元でストローを支え暢気に口を開く。言葉の裏には純粋な悪戯心が潜んでいるが、彼女が既に書籍に目を通していたならば見抜かれてしまうだろうか)
ああ、この本…とても官能的な内容なんですよね。将軍がこれを読まれるなんて…意外だなあ…
ディスコルディア
置きレス
でも、陽の光を直接浴びさえしなければ活動は出来るのですね。
出来ることと言えば…日傘の提供くらいしかなさそうですけど、ね。

(しかし結果的にこのカフェにいるのだから、夜でなくとも活動は出来るのかと関心しながらアイスミルクティーをストローで一口吸い。頼れと言ったはいいが太陽から守れるのは日傘くらいしか思い浮かばず、他に何かないかと思考巡らせて)

ぅ、う〜…っ、そこまで言うのであれば仕方ありませんね。た、但し次は私に奢らせて下さいよ?私にだってプライドが…。

(どうしても自身が奢るつもりでいたのだが、彼がそうしたいのであればと諦めて今回は甘える事に。しかし将軍としての、上司としての矜持はある為次回こそは奢ってやらなくては気が済まないらしい)

え?ぁ、これは…ただの恋愛小説ですよ。
その、えっと…知り合いに勧められて…。

(将軍らしくないだろうなと、言い訳染みた事を言うが実際は恋愛小説とはどんなものかという興味本意によるもので。嘘だと分かりやすい程に、彼女は視線を逸らしながら答えて本に重ねていた麦わら帽子を少しずらして表紙に書かれた"甘いお酒と白い姿の君"というタイトルを見せ)
闇夜桜
置きレス
へえ…何だって、ですか。些細な戯れ一つで犬死にするつもりは毛頭ありませんでしたが…そうですね。また気でも触れて陽光が恋しくなった時は、お声を掛けるやもしれません。
(確かめるよう態とらしく言葉を強調し復唱する。そして眼前に落ちたフードの端を指に乗せ相手の前に晒す表情は、双眸を細め口端を緩やかに撓ませた温和は微笑みで。噂に違わぬ人の良さを実感すると同時に危うくもある利他的な性質を見出だしながらも、声音は会話のきっかけを得たと楽しげに言葉をなぞり、手渡した帽子の行く先を追ってみる。自然な所作で覆い隠されたそれを確認する事は出来なかったものの、すぐに相手へと視線を戻せば会話を続けて)
今日はお互い休暇なのでしょう?…であれば支払いに上司も部下も関係ない筈です。こうして面と向かってお話するのも初めてですし…格好つけさせて下さいませんか。
(相手の親切心に付けいってか、己の体裁がためと狡い言い回しで再度申し出てみる。返答を待つ最中に置かれたグラスの中で弾ける気泡を眺めつつ、変わらずの笑みを保ったままライムとミントの浮かぶ涼やかな液体をストローで一混ぜすればカランと氷が崩れ)
……それ、何の本です?
ディスコルディア
置きレス
なる、ほど…
しかし、もし本当に死んでしまっては洒落になりませんからね!陽の下を歩くのであれば、私にでも頼って下されば良かったのに…部下の為でしたら何だって致します。
ぁ、有り難うございます。

(動機を聞きどうしてこうなったのかは理解できたが、一人で挑戦するのは無謀過ぎると思い、今後同じ事はもう繰り返さないだろうがまだ挑戦するつもりなら自身を頼れと己の胸元へ手を添えて言った。そして麦わら帽子を差し出すと己の頭に触れて無いのを確認し小さく声を漏らしてから礼を述べそれを受け取る。本のタイトルを隠すように帽子を本に重ね、アイスティーへミルクとシロップを注ぎ混ぜていく)

いえいえ、私は貴方の上司なのですから…部下に払わせるなんてこと、出来ません!
闇夜桜
置きレス
(相手の礼から遅れて空となったグラスを手渡すと共に店員へとお礼を告げ、ふらりと立ち上がる。場を乱してしまった事への謝意も重ねてからゆったりとした足取りでその背を追い掛けつつ紡がれた問いには)
陰りの中ばかりで生活していると時折錯覚してしまうのです。"陽光で焼け死ぬなどと只の妄言ではないか。月夜、こんなにも自由であるのに陽の下を歩けぬ筈がない"…と、ね?…まあ、その結果が現状なのですけれど…
(芝居じみた抑揚をつけ台詞をなぞってみせながら此度のはた迷惑な挑戦の動機を説明し、向かいの椅子の傍で立ち止まり。相席しても良いかと視線で問うと同時にちゃっかりと拾い上げていた相手のものであろう麦わら帽子を差し出し、それが無事相手の元へと戻ったならばライムトニックウォーターを一つ注文するつもりで)
お人好しが過ぎますよ、将軍。私も男ですから女性に支払いをさせる訳には参りません。どうか…気を遣わずに。