−Parfum 宮殿−

別名『泉の宮殿』と呼ばれている
佐奈 玖郎
そうだったんですか…すみません、ヴィアレスさん。ちょっと横になるつもりが寝てしまったみたいで…。自分は玖郎です、佐奈玖郎。
(隣でしゃがんで顔を見てくる相手の視線を気にせず、事情を聞いていく内に脳は働きだし前髪を掻き上げると驚かせた事を標準語で謝罪して。酔ってる訳ではなく、ここで横になっていた理由を述べながら上半身を漸くゆっくりと起こし自己紹介を笑みを浮かべてして)
………魔属の方ですか?
(最後の言葉が聞こえたのか、警戒はしていないが口許の笑みを忍ばせて発言から推測したのか問いを一つ)


【大丈夫ですよ〜、妖しい発言には慣れてる筈ですから(笑)ではでは、お時間まで宜しくです〜】
ヴィアレス
あら、イイ男の方言だなんて。…酔っぱらい、ではなさそうね。アタクシはヴィアレス。人探しで来たのだけれど、倒れているものだから、驚いてよ。
(覗いたその男の容姿と紡がれた言葉に良いものを見たとでも言うようにご満悦な笑みを浮かべて。その様子から酔っぱらいではないことは容易に分かり、隣にしゃがむとマジマジと彼の顔を見つめて。整った容姿は女たちが放ってはおけないだろう。かく言うこの女も美しいものが好きであり、更に続く言葉の最後の一文は完全に独り言なのだが、どこか危うい響きであるだろうか。)
いいわねぇ。若くって、綺麗な顔で、…イイ身体、してそうね?

【起きているので大丈夫です〜。ありがとうございます!早くも下品な発言している娘ですが、よろしくお願いします!】
佐奈 玖郎
(目を閉じた事で睡魔が忍び寄ってきたのか、うつらうつらと微睡んでいた。すると高らかな女性の声が聞こえてきて意識が浮上し、うっすらと目を開ければ目の前には覗き込む女性の顔)
……………どちら様ですか?
(暫くボーッと見上げた後、漸く頭が回転し始めたのか取り敢えず関西弁になりつつ訊ねて)


【こんばんは〜。反応が遅くなり申し訳ありません!ヴィア嬢とは初エンカですね+歓迎いたします。宜しくお願いします^^】
ヴィアレス
入室
(髪は高く結い上げてポニーテールにし、黒のチューブトップにショート丈のデニムジャケットは袖が七分ほどまで捲られており。ローライズのホットパンツを履き、足首から膝上までの編み上げリボンのついた10cmは悠にあろうピンヒールサンダルをカツカツと鳴らして歩んでくると、人影を見つけてそちらへ歩んで。)
ちょっとぉ、こんなところで大丈夫?帝都荒らしが収まったからって、祝い酒の飲み過ぎとかじゃないでしょうね?
(チラホラといる、帝都の日常に喜んで飲み過ぎる輩に、もしや寝転がっている彼もかなどと失礼なことを考えつつ、このまま行けば、間違いなく無遠慮にも顔を覗き込むだろう。)

【こんばんはー!ヴィアレスでは玖郎くんとは初エンカですね。お相手よろしいでしょうか?】
佐奈 玖郎
入室
(黒のジーンズに白のVネックTシャツ、その上から白黒チェックのネルシャツを半分から上の釦を外して着て。フラりと立ち入れば宮殿内の空気を目一杯吸い込んでは吐き出し、湖の畔まで歩いていけば腰を下ろし)
……流石に、仕事詰め込み過ぎたかな……
(疲れが取れなくて少し体が怠い。精神的にもそろそろ気分転換も必要かと考えながら呟くと、そのままパタリと大の字で寝込んで目を閉じて)
アルバ
退室
ええ、ではお願いします。
(何でもないとの言葉には不思議そうに首を傾げたものの、こちらの帰宅についての言葉に了承とともに近くまで送ると言われればそれ以上追及することもなく。笑みを浮かべて頷けば、先を行く彼女を追ってローブを揺らしながら自らも又、この宮殿を後にして…。)

【こちらこそ、セリの時とは違う雰囲気のディスコルディア嬢とのお話、楽しかったです!ではでは、お休みなさいませ〜。】