セリシアーシャ
(彼の反応にクスクスと小さな笑みを零して満足そうにしていたが、表情が切り替わればゆっくりと大きく頷いて。いちど目を閉じて自らを落ち着かせると口を開いて。)
実は先日、氷漬けになっていた少女を発見したのだ。その氷を溶かすことができて、幸い、少女も無事だったが…どうやら記憶がないらしくて…。一旦、屋敷で保護することになったのだ。
(ここまでは問題ないと経緯を詰まることなく話したが、その後暫く沈黙を重ね、ふぅ、と短く息を吐きだし困ったような表情を浮かべ。)
それでだな…、その、なぜか私を「ママ」と呼ぶのだ。
実は先日、氷漬けになっていた少女を発見したのだ。その氷を溶かすことができて、幸い、少女も無事だったが…どうやら記憶がないらしくて…。一旦、屋敷で保護することになったのだ。
(ここまでは問題ないと経緯を詰まることなく話したが、その後暫く沈黙を重ね、ふぅ、と短く息を吐きだし困ったような表情を浮かべ。)
それでだな…、その、なぜか私を「ママ」と呼ぶのだ。
ファル・イデア
……全く……。
(突然の行動の説明を聞けば、確かに驚かされて気分転換になったような気が紛れたような感じなので何とも言えず。相手の思惑通りなのが釈然としないものの、一緒に居られれば十分なので"まぁいいか"と思うと息を吐いて。続いて話があると改まり、こちらを見る仕草に大事な話なのかと思えば真っ直ぐ見つめ返し)
…どうした?
(突然の行動の説明を聞けば、確かに驚かされて気分転換になったような気が紛れたような感じなので何とも言えず。相手の思惑通りなのが釈然としないものの、一緒に居られれば十分なので"まぁいいか"と思うと息を吐いて。続いて話があると改まり、こちらを見る仕草に大事な話なのかと思えば真っ直ぐ見つめ返し)
…どうした?
セリシアーシャ
ふふ、少しはこれでリフレッシュできないかと思ってな。物理的に何かが減るわけでもないし、これこそ本当に気休めだが…。
(頬への口づけの理由を明かしつつ、それが正確な癒やしにならないことも分かっており。簡単な説明の後、こちらを見る瞳をしっかり見据え。)
実は、話しておきたいことがあるのだ。
(頬への口づけの理由を明かしつつ、それが正確な癒やしにならないことも分かっており。簡単な説明の後、こちらを見る瞳をしっかり見据え。)
実は、話しておきたいことがあるのだ。
ファル・イデア
(溜め息の意味を理解したのか、大丈夫と微笑みを浮かべる相手を見ては仕方がないと思うとそれ以上言うのを止めて。心配になると聞こえれば毎度の事であり慣れているので何の事だろうかと天井を見上げたまま考えたものの分からず、問おうとした所で不意打ちで頬に触れた感触に目を丸くして視線を向け)
…な……どうしたんだよ、急に…。
(会話の流れもそれらしい雰囲気も素振りもなく、突然の行動に一体どうしたのかと訳が分からず眉を寄せて)
…な……どうしたんだよ、急に…。
(会話の流れもそれらしい雰囲気も素振りもなく、突然の行動に一体どうしたのかと訳が分からず眉を寄せて)
セリシアーシャ
…多忙すぎるのも、心配になるものだな。
(こちらに関しては好きでやったことだと聞こえた溜息には大丈夫だと言いたげに微笑んで。己よりも遥かに忙しいであろう彼の立場。こうして仕事とはいえ舞踏会に出て、ゆっくりできている己とは違うのだと!それは仕方ないことだとしても距離が近くなった分より感じ取るようになり、どうにも心配が頭を過ぎり。天井を見上げる横顔に、少し見つめてから不意をつけたならその頬に口づけようとして。)
(こちらに関しては好きでやったことだと聞こえた溜息には大丈夫だと言いたげに微笑んで。己よりも遥かに忙しいであろう彼の立場。こうして仕事とはいえ舞踏会に出て、ゆっくりできている己とは違うのだと!それは仕方ないことだとしても距離が近くなった分より感じ取るようになり、どうにも心配が頭を過ぎり。天井を見上げる横顔に、少し見つめてから不意をつけたならその頬に口づけようとして。)