−裏通り−

(再び視線落とすと腕を組み唸るように何かを考えていると、不意に女性らしい声が耳に入り思わず瞳を細めて振り返り、その姿を捉えると今度は目を見開いて若干驚きから一歩引いて肩を揺らし)…な、綺麗で大人な女性かと思いきや、まだまだお子様が抜けてないメル嬢じゃないですか。大人をからかうのは良くないぞぉ？

【PL:ぎゃっ！今晩は、お久しぶりです！まさか、メルちゃんに逢えるとは予期せぬ幸運です♪ここ最近皆さん活動していたのを知り、久々参加してみた甲斐が有りました+長居出来るか分かりませんが睡魔が来るまでお願いしますっ】

入室
(黒のワンピースにハイヒールパンプス、桜と珠に飾られた赤い簪で纏め上げた髪だけが辛うじて季節を感じさせる出で立ちで、胸に紙袋を抱え靴音を響かせ足早に路地を進み。ふと前方に覚えのある姿を捉えると軽く瞠目し、今度は靴音を潜めてそろりそろりと近付いて普段より高い声音で)お一人ですか、お兄さん？

【こんばんは、お久しぶりでございます！今からお邪魔しても宜しいでしょうか？】

待機
(屋台のように無造作に並べられている雑貨を目にしては、物色するもすぐにその場を離れて再び歩きだし夜空に視線を向けてオジサン臭い事を呟いて冗談ぽく笑い)なんか良い事起きないかねぇ…可愛い子に話しかけられるとか…

入室
(普段と変わらない上下黒の服装で、澄みきった夜空に少しひんやりとした空気を肌に感じては小さな溜め息が漏れ、薄暗い裏通りを軽い足取りで闇夜に紛れるように歩いてくると途中以前にも立ち寄った店で止まり)…此処も変わらないな。昔より怪しい店は減ったか…？

退室
(暫くの間色々と物色していたものの良い物は見つからず、小さく溜め息をつくとボソリと独り言呟くとその場から去っていき)…中々コレって物ないなぁ…最近サプライズしてないし、何か欲しいけど…

入室
(変わらない黒装束に場所柄も有り溶け込むように暗闇から姿を現すと、辺りに並ぶ店と言うには怪しげな。古びた布に並べられた表通りなどでは見られない品が置かれているのを物色するように歩き)