−裏通り−

薄暗い通りで闇市がありレアな魔道具などが手に入る
何でも屋や情報屋などが集まる、少々危ない横町
エスペラント
入室
(暫く仕事以外の外出を控えていたもの、最近になって巷が騒がしいのを聞きつけ裏通りを普段と変わらない黒服で、ぼんやりと歩いていると如何にも怪しげな男二人組が目の前に立ち塞がるのが気配で感じ取ると面倒臭そうに眉を寄せながら足下に向けていた視線を正面に、厭らしい表情で此方に歩み寄ってくる様子に頭を掻いて)はぁ…前より治安が悪くなったんじゃないか?
闇夜桜
退室
(全身に冷淡な視線が刺さる。民間人には中々向ける事はないのであろうその視線に何処か新鮮さを感じながら、何か間違っているかと言わんばかりに愛想良く笑んで無垢を装ってみよう。これは癖になりそうだなどと危うい思考を脳裏に描いていれば、己の弁明が伝わった様子にゆっくりと頷いて。その後歩き出して間も無く、すれ違うよう此方に向けて紡がれた否定の言葉が耳に届くと、印象的な色彩を自身の感情を以て称賛したのだと伝えようと振り返るも遅かったか。闇夜に溶け込む漆黒の背を見送りながら)機嫌を損ねてしまいましたかねえ…(もっと語彙力を磨かねばなるまいと胸中に刻んで再び相手とは逆方向に向け歩む足取りは軽く、後日枢密院には“可愛い部下”より極上のローズティーとスコーン、様々なフルーツが贈られる事だろう。もう時機に夜明け、次なる興味の対象を見付けては口端を愉しげに釣り上げ)…おや、今度は彼方が賑やかです。

【いえいえ、情景や感情が細やかに伝わりセリさんの魅力が炸裂しておりましたよ!(笑)大好きだななんて勿体無いお言葉…冷ややかも大歓迎ですので、友好を深めた暁にはいつか本気で叱られてみt…と、変態さんがひょっこりする前に此方も失礼致します(礼)この度は長期のお相手有難うございました。またの機会に恵まれることを願って、お休みなさいませ…】
セリシアーシャ
退室
(純情と聞けば目の前の彼をてっぺんからつま先まで眺めたあと、口には出さなかったもののまるでドコが?とでも聞きたげな冷ややかな視線を送り。ふうと、一息吐き出すと告げられた経緯にはなる程とどこか納得して。)
誰かの助けとなるべく仲裁に入ったわけか。…真っ当な理由ならば、それで良い。
(自らくだらない喧嘩を売るような男ではないだろうと思ってはいたものの、簡潔な言葉ではあったもののこれ以上言うことも無しと背を向ける姿に己も身を翻し。)
……そういう、自意識過剰のつもりで言ったわけではない。
(そこで聞こえてきた言葉にはただ夜闇には明るすぎる髪と瞳の色と言ったつもりだったのだが、なぜそういう解釈になったのか、訂正を求めるべく振り向いて。しかし歩き始めているのを見れば、ため息をひとつ吐き出して。己も来た道へと戻るべく再び彼へと背を向けると、ひらとマントを揺らしながら漆黒に彩られた路地へと歩みを進め、今度こそ姿を消して……。)

【こんにちは!こちらこそ遅くなってしまい申し訳ありません!ではでは、お言葉に甘えて先に退室させていただきます!長文な上に駄文。返しにくいところも多々あったやもしれませんが、とても楽しかったです!最後に冷たい視線を送った娘ですが、背後はお茶目な闇君が大好きです♪また良ければ、是非是非絡んでください!】
闇夜桜
置きレス
ふむ、とても雄弁だったので…てっきり。もうお分かりかと思いますが、私は乙女の如く純情なのです。…第一波を抜けたとしても、最後には同じ結果を迎えていたのでしょうねえ…(向けられる疑の眼差しと瞠目した己の視線とがかち合えば、肯定の意を込め茶目っ気混じりに軽く首を横に傾けてみせ。次なる策の存在を知るや、自ら助けを求めたとは言え彼等の対峙した相手は強敵であったと虚空へ同情の視線を送ってぽつりと呟きを落とし。続けて耳に届いた問い掛けは己を案ずるものか単なる興味か、暫し思案を巡らせた後)
…商人らに迷惑が掛かっていたので此方から声を。ただ、見知らぬ者に突然胸座を掴まれるのは……好ましくありません。…ククッ、美しさも時には苦労を招く、か。(穏便に済ませたかったこの一件、他者からの不用意な接触により手を出してしまった事実を口にすれば折角構築した外面に罅が入ってしまう。それを一般的な感覚を用いて隠蔽しては、難が去ればもう用の無いこの場を離れるべくゆっくりと歩き出しながら、相手へと背を向けた形で面が割れ過ぎているのも大変なものだとクックッと喉を鳴らして笑いを堪え)

【こんばんは、全日の遅レスに加え、昨日は返信出来ずに申し訳ありませんでした;;期日が迫って参りましたので、次レスにて退室させて頂こうかと思います。少々続けにくい流れになってしまいましたが、お先に退室して下さいませ^^*】
セリシアーシャ
置きレス
当たり前だろう。一軍人の私情に、都が調査に乗り込むなどあるわけがない。まあ、それを見破られたとて、次の手は考えてあったのだが……。
(いくら帝都の軍人と言えど“費用は帝都で持たない”ではなく“持てない”何故ならそんなことにわざわざ、簡単に上層部が動けるわけがないからで。この程度のいさかいならば私情の内。まさか同じように信じていたのか?と、先程よりは浅く被ったフードから疑念の眼差しを送って。)
釦二つ……。絡まれた、と?…ああ、ここには帝都の闇を抱える場所。ある程度は黙認されている行為もあるだろう。しかし行き過ぎたものがないかを確認するにも、私の髪と瞳は随分と帝都に知られてきたのでな。
(釦二つにしては、あの男たちは己のことも含めて大きな代償を受けたものだと思いつつ、その言葉より、眼前の彼とも何かあったのだろうかと問いかけを。己のフードについて問われれば肯定するように頷けば、この様なところで動くにはこの特徴的な瞳と明るい髪色は兎に角目立つだろうと、そして立場上も合間ってのことで。それを覆い隠す漆黒は丁度良いものだと、今度こそ目深くかぶり直して。)
闇夜桜
置きレス
んー…自分らに損害被ると知って尚、他人をどうこうしようとは思わなかったのでしょう。はったりなんです?今の話。(難なく治まった事態を訝しむのに首元に手をやり推測を述べて。腑に落ちないと言う事はと先程の言葉に浮かんだ疑問を声にしていれば、まさに今上司の目の前にいるもどうやら己へのお咎めはなしと判断。しかし濡れ鼠だった彼らの状態を指摘されれば言い訳は出来ず、やはりバレていたかと乾いた笑いと共に自身の手へと視線を落として誤魔化すよう再び容姿を隠してしまったフードを指差し)あはは、まあ…風邪を召されなければ良いのですけれど。あれは釦二つの代償という事に。…おや、被り直してしまうのですか、それ。