―Schon大橋―

黄昏時には緋色に染まる美しい白亜の大橋
北区画と西区画の間に隔てる大河を渡る橋は幾つか存在する(大橋は沿岸)
梅芳
そうだな…だいたい私だけバレッバレなのはかなりズルいとは思わんか?
(他のものの感情も知ることが出来ればそれは良い…自分だけバレているのは何だかズルいと子供のような本音告げて)
止めてくれ面倒臭い…そんな事をすれば絶対あのバカ…コホン…黒髪の公爵が絶対悪乗りするに決まってる
(幸福の瞳だなどと冗談じゃない…面倒な事になりそうな予感しかしない上に間違いなく悪のりしそうな人物の顔が思い浮かび力なく首を振る…本当に嫌なのか尻尾もすっかり萎れて垂れてしまい)>セリシアーシャ

【了解しました、遅くまでありがとうございます】
ラディアンテ
えぇ…でも、その代わり他が優れているから、勿体無い訳ではないかもしれないわ。
視力があったならきっと、私は此処にいなかったかもしれない。

(持っていた眼帯を着け、青い瞳が隠れてしまうが彼女からすると視界に変化はない。視界が狭いのは不利な事だが己の右手を見下ろして更に言葉を紡ぎ)

梅、ちゃん…?
ぁ、あ〜…私はメイ、と呼ぶことにするわ。

(やはりちゃん付けで呼ぶのは慣れない、顔を逸らしてそう告げると恥ずかしさからか背を向けてしまい鰭がついた尻尾を一振り)

少し、港で遊んでいたのよ。>メイ


【了解しました!】>セリシアーシャ
ラディアンテ
っ!!
アルバちゃん…凄い人だったのね。
貴女も、凄い人のようだけど…。

(相変わらず驚きは顔には出ないが、耳らしき鰭が表情の代わりと言わんばかりにピクッと跳ねた。無意識に笑顔を見せたのも久しく、つい顔を赤くすると隠すようにまた先程と同じように背を向けて橋の向こう側を眺める)

……照れる、から…。>セリシアーシャ
セリシアーシャ
そう、そんなところだ。もし、耳と尻尾があったなら、私の言葉にどんな感情を持っているのか…少なからず知ることができるだろう?
(彼女は不服だと言わんばかりであるものの、もはやトレードマークのうちの一つとしても良いのではとニコリと笑みを浮かべるだけに留め。耳と尻尾の重要性に疑問を感じているのだろうかと思えば自らの両手を頭上に持って行き耳のつもりか指先を揃えて軽く動かしながら言うと彼女の耳と同じように片手だけを伏せて首を傾げ。)
あまり本気にしていないようだな?ではまず帝国貴族たちに卿の話をして、その瞳の美しさについて理解を深め、そこから異色の瞳とは奇跡と幸福の瞳だと言い回っても良いのだぞ?
(彼女の視線が遠くなれば、今度はこちらが不服そうな表情をする。それから自らがどれだけ本心を行っているのか、これでよく分かるだろうと出を頭上から降ろすとまるで名案だとばかりに、にこやかに問うて。)>メイ


【すみません、やはり今夜は早いうちに睡魔さんが到来しそうです(泣)もう少しお話していたいのですが、寝落ちの可能性が高いので、それぞれ次のレス致しましたら、退室させていただきます(;o;)】>ALL PL様
梅芳
おや、それは勿体ないね
(見えていないと聞けば僅かに眉をあげ、素直な感想口にして)
ラディアンテ…ふむ…ではクーと呼ばせてもらおう
(一度呼んでみるが長いものより短い方が言いやすいのは道理…素直にそちらで呼ばせて貰うことにして)
あぁ、「梅ちゃん(うめちゃん)」と呼ぶ者もいる…好きに呼ぶと良い
(相手の決めた呼び名には是と頷いて答えて)
……で?お前さんは何故ずぶ濡れなんだい?>クー


嘘は…吐けぬな…
(確かに己が言葉を発するよりも早く感情に忠実に動く尻尾と耳…それを苦く呟き「長所と言われても私には嬉しくない」とばかりに憮然と口を尖らせ)
ふむ…位が上がり人の姿をとることができるようになった頃には尊大になっていた…感じか?
(相手の言葉に誰の事をいっているのかは分からないが己の中で要約して呟く…だが耳と尻尾が大事な理由はどこだ?と首を捻り疑問符が浮かぶ、耳もまた本人の困惑を表すように片耳だけへにょりと垂れ左右で別の方向を向いてしまっていて)
はぁ…まぁ…そう言ってくれる者がいるからついこの国に住み着いてしまったのだがな…
(綺麗なものと堂々と言われれば自覚はないのだからため息しか出てはこず、悪い気はしないし普通に生活できるのは良いこととして聞き流そうかとつい遠い目をして)>セリシアーシャ
セリシアーシャ
一度だけ、仕事でな。アルビノ故に夜の会合を希望してきたので、覚えていたのだ。人間の少女で、要塞都市の政務の要のなる人物。そして機会にまつわるあらゆる物を一人で作れてしまうらしい。
(己もあったのは一度切り。その為、仕事に纏わる内容は知っているものの他の情報となるとそこまでのことは分からず、知っているのはこれくらいかと、簡単な人物像を説明して。)
……ああ、やっと笑ったな。折角の年頃の娘…そうやって笑っている方が良い。
(やっと見せられた純粋な笑顔には満足そうにこちらも笑みを浮かべて頷いて。)>ラディアンテ

これは失礼。だが、メイの耳と尻尾は絶対に嘘をつかないだろう?それは長所だと思っているのだ。
(笑ったことには素直に謝罪すると、耳と尻尾への好感は高いし、何より良いことだと、それは本心だと自らの胸に片手を添えて本心だと訴えて。)
そうか?…ああ、私の古い知り合いに精霊がいるのだが…昔はそれはそれは可愛い小動物のような長毛の獣の姿をしていたのだが、永き時を経て再会したら、人の姿になっていただけでなく随分と尊大になっていた。…耳と尻尾は大事だ。それに、異色の瞳が不吉だと忌む者のほうがどうかしている。美しいものを美しいと言って何が悪い。
(特に良いものではないと言われれば、そうだろうかと首を傾げた後にふと思い出したのは旧い友であった要塞都市太守のこと。大昔、下級精霊であった頃は人ではなく獣の姿だった彼。それを思うとやはり耳と尻尾はある方がいいと再度思い直し、瞳の色も不吉だと思うほうがおかしいと堂々と宣言してみせ。)>メイ