−酒場『Schwarz Wald』−

煉瓦造りの建物で酒の種類は豊富
昼は大衆酒場、夜は薄暗く落ち着いた雰囲気
セリシアーシャ
純粋に気に入っているのだ。…最近はあまり酒を口にする機会も少なくてな…いきなり煽るよりは、慣れたものからいくほうが楽だろう?
(程なくして差し出されたグラスを受け取れば、はじめはただの興味だったが、今ではその甘酸っぱさが気に入りの品でもあり。ワインでも良かったがそれは邸に戻ればいくらでもあり、それなばカクテル系は店に来なければ飲まないと考えてのことでもある。その後、言葉とともに差し出されたものに手を出して受け取りつつ彼の言葉に、彼が選んでくれたのは明白だったもののまさか形に残るものを贈られると思っていなかったため、どうしても確認したくなり首を傾げて。)
ファルが選んだのか?…開けても?
ファル・イデア
入室
……お前……まぁいいか。あーっと…今日はその…遅くなったがバレンタインのお返しを…
(同じシャンパンを使ったもの、しかも皇帝を冠するカクテルを注文する相手を横目に見やり。何故わざわざ関連付けるのかと指摘したかったが、好きなものを頼めと言ったのは己なのでいいかと言葉にはせず溜め息を漏らし。それからぎこちなくなりつつ、本日の目的の話題を挙げ空間転移でオレンジの包装紙に水色のリボンでラッピングされた箱を掌に出現させ)
…こういうのを選ぶのは苦手で、気に入るか解らないが…
(お返しを、しかもホワイトデーなど今まで経験した事がないので解らず、色々迷った末の物。自信無さそうに相手へと差し出して。箱の中身は私服にも合いそうな、派手すぎずカラフルな宝石が散りばめられた髪留めが入っている)
セリシアーシャ
…そうか?ならばお言葉に甘えよう。
(カクテルの名を聞けば、流石に一杯目からそれは厳しいかと思っていれば好きなのを頼めばいいと告げられ、彼の言葉に頷くと少しの思案。それからシャンパンを使ったものをと思いつけば店主を呼んで。)
キール・アンペリアルを。
(頼んだのはシャンパンとフランボワーズを使った皇帝の名を冠したカクテルで。)