−市場通り−

(既に中にいたのかと、背後より聞こえた彼の声に反応し振り向くと眼帯の無い左右非対称の色をした瞳を向けて、無表情に近かった顔に笑顔が浮かんで)

ギル…！
これ、持って。中々重いのよ。

(先ずは挨拶より肩にかけていたクーラーボックスを外して差し出し、持たせようとしている。どうやら先に中にいた事が気に食わないのだろう返事を聞くより早く彼の胸元に押し付けようとし。中には氷と新鮮な食材を詰め込んでいる為重さはそれなりにあるだろう)

【日にち間違えてましたね…すいません！明日なのか日曜日の今日なのか紛らわしく…
もしご都合よろしければ是非お願いします！】

置きレス／入室
はー…寒。
(今日起きてから何度目かの同じセリフを呟く。重ね着の上に厚手のニットパーカー、黒のスキニ―パンツとマウンテンブーツ、ツバつきのニット帽にマフラー、手には厚手の手袋と防寒対策された格好で現れ。しかし現れたのは街からではなく市場通りの店が建ち並ぶ方向から。両手には何も持っておらず、入口に佇む少女の紅色を視界の先に捉えるとその手を上げて軽く振り呼びかけながら歩み寄っていき)
クー、こっちこっち。

【確か28日では…！？と思ったら28日の日曜日でした…！危うく見逃すところでしたが幸運にも見つけられたので失礼します！リアチャ久々な上長考体質のため亀レスになりますが、良ければリアチャお願い致します…(照)】

入室/置きレス
はぁ、はぁ……着いた、わ。

(白雪が降り積もる市場の入り口、いつもとは違い温かそうな桃色のモッズコートと黒の手袋に黒のタイツ、桃色の耳当てという格好で大きなクーラーボックスを肩からかけて現れた。別に寒いわけではないが同居人に着せ替えられたりでこのような格好になったのだ。約束の相手が現れるまで、入り口付近で待機しておこう)

【こんばんは、20時過ぎまでお返事出来そうにないので、お先に待機させて頂きますね！20時過ぎた辺りからリアチャ以降でもよろしいでしょうか？宜しくお願いします！】

置きレス 退室
Ja.それではその方針で参りましょうか。

（買い物も必要最低限は済んでいる。急ぐ必要はなく、ついでのようなものだ。故に彼女の提案に従い、メイド服の着せ替え後、彼女に街を案内して貰おう。打算含めての友情であるが、それでも気兼ねの必要ない友人というのは貴重なものだ。故に彼女の差し出した手を取り、共に歩いて行こうか。ついでに彼女の主人とやらに仕えられれば収入も得られるのだが、まぁそれはそうなればラッキー程度である）

【こちらこそありがとうございましたー。板移動ではなく退室ですね。それでは「このあと滅茶苦茶仕立て直した」的な感じで←。またよろしくお願いしますー】

退室/置きレス
あはっ、やっぱり？
周りの目とか気になるよね〜。

(考えは間違えていなかったかと、さらりと酷い事を言いつつも腕を下ろして自宅へ向かうべく先導するようにゆっくりとした足取りで歩み始める。しかし、買い物に来ていたとわかれば進んだその足をすぐに止めて振り向き確認を取ろうとして)

イイの？お買い物…
じゃあ、後で一緒にお買い物行こうよ！うふふふっ、めーど服着て歩くのってオシャレだよね！

(目測だけで充分と言うならば余程慣れているのだろうと、期待するばかりで。相手は友達と思ってくれているだろうか、それを確認するのも含めて手を繋ごうと右手を差し出した)

それじゃ、行こっか。
あー楽しみだなぁ！えへへっ。

(その手を取らなければ気にする事なく引いて先導する為少し先を歩くが或いは…その手を取って貰えたなら上機嫌に尻尾を左右に振りながら共に自宅へ向かおうか)

【短かったですが、今回はこれにて失礼します。早速エンカできて良かったです！また次回も宜しくお願いします！】

置きレス
Ja.大変でしたよ。

（まぁ、あれほど扱き下ろしてはいても、嫌っていた訳ではない。造られた存在ではあったが、主人を選ぶ自由程度は与えられていた。それでも切り捨てず侍女として仕えていた位には親愛の情はあった。認めるつもりはさらさらないが。）

Ja.それではそちらへ移動しましょうか。
買い物は…………まぁ、後回しでいいでしょう。
ああ、それとサイズを測る必要はありませんよ、目測で充分です。

（家へお邪魔することには躊躇いはない。追手の罠という風にも見えないし、やたらめったら敵対者を作るような生活もしていない。過度な警戒は生き難くなるだけである。そして、笑いながら腕を広げる彼女にそう返答する。下着ではないのだから、ピッタリに仕立てる必要はない。メイドとして目測のみである程度相手の体格を読み取るスキルも磨いている。あとは針仕事だけなのだ）