メルティーナ
置きレス
ふふっ、そーだね。少なくてもあの子の役には立ったかな。ん…えっと、どうかした?(沈黙の間に相手が何を思ったのか、知る術など無いものの表情の変化を見る限り己の好意は受け取ってもらえたと見て良いだろう。労いの言葉に緩く笑み、一種の達成感を胸に両手を腰に当てて大仰に頷き。自らの仕事を明かせば何故か相手の視線は己の足元へ、釣られて見下ろしてはみても当然ながら何があるわけでもなく小首を傾げて僅かに悩んだ末に結局は本人に問うてみることにして。再び細められた視線の鋭さに慌てて上げた声は本気の謝罪が半分冗談が半分、続いて告げられた職業は予想と異なるどころかあまりにも意外すぎて思わず鸚鵡返しに呟き改めて無遠慮に相手の姿を見てみてもおおよそ絵描きには見えず、恐れ知らずにも本当にそちらが本職なのかと疑いの眼差しを注ぎ)ごめんなさいごめんなさいっ。……絵描き?ほんとに?>エヴァンさん
…うん、次からは気を付けるようにする。心配させないよーに、無理じゃない範囲で頑張れるよーに頑張る!(幾ら鈍感なふりをしてみても流石に冷ややかな空気は肌に刺さって視線は地面に落ちしゅんと身を縮めて、助け船を出してもらったこともあってお叱りを受ける事態は避けられはしたものの素直に顎を引いて、身の程を弁える努力をすると宣言し。時間を気にする素振りの後に別れの言葉が紡がれると今一度感謝の言葉と共に頭を下げてから己も別れの挨拶を。去る間際に相手が放った言葉にぱちりと目を瞬かせたものの、問い掛ける間を与えてもらえなければ何か言いたげに薄く開いた唇は何も紡ぐことなく閉じて、小さくなる背中をただただ見送り)そっか。ラクが来てくれてほんとーに助かりました!また遊んでねー。>ラク
【此方こそ、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました♪相変わらずの自由人ですがまた是非是非遊んでやってくださいませ。お相手いただいてありがとうございました!】
ふふっ、そーだね。少なくてもあの子の役には立ったかな。ん…えっと、どうかした?(沈黙の間に相手が何を思ったのか、知る術など無いものの表情の変化を見る限り己の好意は受け取ってもらえたと見て良いだろう。労いの言葉に緩く笑み、一種の達成感を胸に両手を腰に当てて大仰に頷き。自らの仕事を明かせば何故か相手の視線は己の足元へ、釣られて見下ろしてはみても当然ながら何があるわけでもなく小首を傾げて僅かに悩んだ末に結局は本人に問うてみることにして。再び細められた視線の鋭さに慌てて上げた声は本気の謝罪が半分冗談が半分、続いて告げられた職業は予想と異なるどころかあまりにも意外すぎて思わず鸚鵡返しに呟き改めて無遠慮に相手の姿を見てみてもおおよそ絵描きには見えず、恐れ知らずにも本当にそちらが本職なのかと疑いの眼差しを注ぎ)ごめんなさいごめんなさいっ。……絵描き?ほんとに?>エヴァンさん
…うん、次からは気を付けるようにする。心配させないよーに、無理じゃない範囲で頑張れるよーに頑張る!(幾ら鈍感なふりをしてみても流石に冷ややかな空気は肌に刺さって視線は地面に落ちしゅんと身を縮めて、助け船を出してもらったこともあってお叱りを受ける事態は避けられはしたものの素直に顎を引いて、身の程を弁える努力をすると宣言し。時間を気にする素振りの後に別れの言葉が紡がれると今一度感謝の言葉と共に頭を下げてから己も別れの挨拶を。去る間際に相手が放った言葉にぱちりと目を瞬かせたものの、問い掛ける間を与えてもらえなければ何か言いたげに薄く開いた唇は何も紡ぐことなく閉じて、小さくなる背中をただただ見送り)そっか。ラクが来てくれてほんとーに助かりました!また遊んでねー。>ラク
【此方こそ、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました♪相変わらずの自由人ですがまた是非是非遊んでやってくださいませ。お相手いただいてありがとうございました!】
ラクシャーサ
退室
僕が問題視しているのは結果じゃなくて過程なんだけどねぇ?
(『結果オーライ』との言葉に纏う空気に冷気がまじり)
…はあぁ〜…あんまり危ない事はしないでね?メルちゃんが怪我でもしたらって思うと…もぅ…
(エヴァンさんの『許してやれ』との言葉もあるし、深〜い溜め息と共にいつもの表情へと戻り…心配させてくれるなとばかりに告げて)>メルちゃん
(相手の反省した様子に分かって貰えて良かったと思うが、不満そうな様子に相手の顔をしげしげ眺めながら暫し考え)
……もしかして…ちょっと気に入ってた…?
(思わず小さく呟く、まぁ悪気がなかったなら言われても気にしないようにした方が良いか?と生来のお人好しが首をもたげ…少女が下がり、二人並んだ所で言われた言葉に深〜い溜め息と共にいつもの表情へと戻り、あまり危ない事はしないよう告げて終わりにする事にし)
…しょうがないなぁ>エヴァンさん
(ふと懐中時計取り出して時間を確認すれば二人へと視線を移し)
…さて…僕はそろそろ行くね
(そう告げながら時計をしまい)
…事態はもうすぐ終息すると思うよ…
(去り際小さく告げればその場を後にして)>all
【ばたばたとすみませんがロード公が作戦を始動させる頃合いですし、意味ありげな台詞を残して退室させていただきます〜
すごーく楽しかったです♪是非是非また遊んでやってください♪では失礼致します】
僕が問題視しているのは結果じゃなくて過程なんだけどねぇ?
(『結果オーライ』との言葉に纏う空気に冷気がまじり)
…はあぁ〜…あんまり危ない事はしないでね?メルちゃんが怪我でもしたらって思うと…もぅ…
(エヴァンさんの『許してやれ』との言葉もあるし、深〜い溜め息と共にいつもの表情へと戻り…心配させてくれるなとばかりに告げて)>メルちゃん
(相手の反省した様子に分かって貰えて良かったと思うが、不満そうな様子に相手の顔をしげしげ眺めながら暫し考え)
……もしかして…ちょっと気に入ってた…?
(思わず小さく呟く、まぁ悪気がなかったなら言われても気にしないようにした方が良いか?と生来のお人好しが首をもたげ…少女が下がり、二人並んだ所で言われた言葉に深〜い溜め息と共にいつもの表情へと戻り、あまり危ない事はしないよう告げて終わりにする事にし)
…しょうがないなぁ>エヴァンさん
(ふと懐中時計取り出して時間を確認すれば二人へと視線を移し)
…さて…僕はそろそろ行くね
(そう告げながら時計をしまい)
…事態はもうすぐ終息すると思うよ…
(去り際小さく告げればその場を後にして)>all
【ばたばたとすみませんがロード公が作戦を始動させる頃合いですし、意味ありげな台詞を残して退室させていただきます〜
すごーく楽しかったです♪是非是非また遊んでやってください♪では失礼致します】
エヴァン
置きレス
(己の言い訳も虚しく新たに言葉を変えて注意されれば行いを改めるしかなく、意外に気に入っていたそれを封じられ不満げにも取り敢えずは反省した様子。公爵の地位に就いた経緯については武人ではなく学者であれば納得も出来ると物珍しげに相手を見やるも、切れ者と自覚していない姿に世間話を一つ)今巷を騒がしてる連中の根城を突き止めたのは軍の上層部と手前ら帝国だろ。どんな手使ったかは知らんがそう短期間で成せるモンじゃない。一応褒めてる、知っておけ。(やや横暴に自身が聞き及んだ評判を押し付けてから、不意に感謝を告げられ発しようとしたのは正しく"助けていない"という事。相手は思考を読む特殊能力でも備わっているのかと瞠目し、すぐにそれが影を潜め眉尻を落として小さく溜め息を吐き出せば、銀髪の少女が事件に対して弁解するほど心配故の怒りを増長させている事態に、後退った結果隣にまでやってきた彼女を指差し口を挟んで)礼はいい…俺が動かなくても必ず手前が助けた筈だ。それと許してやれ、目が怖えぞ。>ラクシャーサ
……懲りねえ奴。まあ無茶したかいがあって迷惑野郎が一人減った訳だろ、良かったな。お疲れさん。(どうにも素直に礼が受け取れないのは然程感謝などされる行いをしてこなかった為。沈黙の挙げ句返答した言葉は無愛想だが呆れた表情に悪人面の目印である皺は薄くなっており、今のこの男なりの精一杯のどう致しましてなのだろう。己の傍らに立つ少女の職業が運び屋ならば、自慢の脚力を生かして無闇な逃亡を図ったのかと短絡的な考えが浮かぶや自ずから目線は下、どれ程屈強な下腿三頭筋をしているのだと黒い布地から覗く足元を眺め。次いで躊躇いがちに此方の職種を訊ねる理由くらいはいくら馬鹿でも大体の予想は付き、再び戻った険しい表情と共に双眸を細めて視線を上げ)ぁあ?どういう意味だコラ……仕事は絵描きだ。それだけじゃ食えねえから時々仲買業もやってるが…合法だ。>メルティーナ
(己の言い訳も虚しく新たに言葉を変えて注意されれば行いを改めるしかなく、意外に気に入っていたそれを封じられ不満げにも取り敢えずは反省した様子。公爵の地位に就いた経緯については武人ではなく学者であれば納得も出来ると物珍しげに相手を見やるも、切れ者と自覚していない姿に世間話を一つ)今巷を騒がしてる連中の根城を突き止めたのは軍の上層部と手前ら帝国だろ。どんな手使ったかは知らんがそう短期間で成せるモンじゃない。一応褒めてる、知っておけ。(やや横暴に自身が聞き及んだ評判を押し付けてから、不意に感謝を告げられ発しようとしたのは正しく"助けていない"という事。相手は思考を読む特殊能力でも備わっているのかと瞠目し、すぐにそれが影を潜め眉尻を落として小さく溜め息を吐き出せば、銀髪の少女が事件に対して弁解するほど心配故の怒りを増長させている事態に、後退った結果隣にまでやってきた彼女を指差し口を挟んで)礼はいい…俺が動かなくても必ず手前が助けた筈だ。それと許してやれ、目が怖えぞ。>ラクシャーサ
……懲りねえ奴。まあ無茶したかいがあって迷惑野郎が一人減った訳だろ、良かったな。お疲れさん。(どうにも素直に礼が受け取れないのは然程感謝などされる行いをしてこなかった為。沈黙の挙げ句返答した言葉は無愛想だが呆れた表情に悪人面の目印である皺は薄くなっており、今のこの男なりの精一杯のどう致しましてなのだろう。己の傍らに立つ少女の職業が運び屋ならば、自慢の脚力を生かして無闇な逃亡を図ったのかと短絡的な考えが浮かぶや自ずから目線は下、どれ程屈強な下腿三頭筋をしているのだと黒い布地から覗く足元を眺め。次いで躊躇いがちに此方の職種を訊ねる理由くらいはいくら馬鹿でも大体の予想は付き、再び戻った険しい表情と共に双眸を細めて視線を上げ)ぁあ?どういう意味だコラ……仕事は絵描きだ。それだけじゃ食えねえから時々仲買業もやってるが…合法だ。>メルティーナ
メルティーナ
置きレス
ありがとう、エヴァンさん。ちょっと怖かったけど、でも嬉しかった。(名を呼べば応えてくれるのは当然のこと、それでも安堵し嬉しそうに顔を綻ばせるのは第一印象が些か宜しくなかったからか。低い位置へと移動しても尚鋭い視線が和らぐことはなく少しばかり気圧され気味なのは否めないもののそこは己の性分で補い、正直な印象を交えつつ唇にはしっかりと笑みを乗せて今一度の感謝を伝え。半ば独り言の様相を呈した言葉が耳に届けば笑みは苦々しいものへと転じ、己の行動に後悔はしていないが多少なりとも思うところはあって大人しく受け取り、次ぐ問い掛けには大きく首を横に振って否定を示してから相手にも同様の問いを返そうと口を開いてから一瞬だけ公爵という地位にいる少女を見やり、万が一彼女に告げられないような職である可能性を考え一歩二歩と相手に近付き声を潜めて本人としては至って真剣に尋ね掛け)…はーい。私はただのしがない運び屋さんだよー。ラクとはもーちょっと前からお友達なの。エヴァンさんは……えーと、訊いても大丈夫なお仕事?>エヴァンさん
ーー…うん、そういうこと、デス。(可愛い人、などという言葉を受けて驚きに目を丸め自らの身に纏う代わり映えしない黒のワンピースに視線を落として納得しかねるように首を捻り、しかし所謂悪党とのやり取りへと話題が移ると途端に頬を引きつらせて歯切れ悪くも相手の認識に相違はないことを示し。まさか態と煽ったことまで見抜かれてしまっているのではあまりに分が悪く乾いた笑みを貼り付けたまま逃げるように足を動かしてしゃがむ男性の隣にまでじりじりと後退り、笑顔なのに笑っていない相手を見るのは珍しく今後の展開を些か恐ろしく感じながらも結果的に大きな被害もなく事が済んだという事実を盾にしようと)あはは、そこまでお見通しなんてさすがラク…。でもほら、こうやって無事に捕まえられたんだし!結果オーライってやつ!>ラク
ありがとう、エヴァンさん。ちょっと怖かったけど、でも嬉しかった。(名を呼べば応えてくれるのは当然のこと、それでも安堵し嬉しそうに顔を綻ばせるのは第一印象が些か宜しくなかったからか。低い位置へと移動しても尚鋭い視線が和らぐことはなく少しばかり気圧され気味なのは否めないもののそこは己の性分で補い、正直な印象を交えつつ唇にはしっかりと笑みを乗せて今一度の感謝を伝え。半ば独り言の様相を呈した言葉が耳に届けば笑みは苦々しいものへと転じ、己の行動に後悔はしていないが多少なりとも思うところはあって大人しく受け取り、次ぐ問い掛けには大きく首を横に振って否定を示してから相手にも同様の問いを返そうと口を開いてから一瞬だけ公爵という地位にいる少女を見やり、万が一彼女に告げられないような職である可能性を考え一歩二歩と相手に近付き声を潜めて本人としては至って真剣に尋ね掛け)…はーい。私はただのしがない運び屋さんだよー。ラクとはもーちょっと前からお友達なの。エヴァンさんは……えーと、訊いても大丈夫なお仕事?>エヴァンさん
ーー…うん、そういうこと、デス。(可愛い人、などという言葉を受けて驚きに目を丸め自らの身に纏う代わり映えしない黒のワンピースに視線を落として納得しかねるように首を捻り、しかし所謂悪党とのやり取りへと話題が移ると途端に頬を引きつらせて歯切れ悪くも相手の認識に相違はないことを示し。まさか態と煽ったことまで見抜かれてしまっているのではあまりに分が悪く乾いた笑みを貼り付けたまま逃げるように足を動かしてしゃがむ男性の隣にまでじりじりと後退り、笑顔なのに笑っていない相手を見るのは珍しく今後の展開を些か恐ろしく感じながらも結果的に大きな被害もなく事が済んだという事実を盾にしようと)あはは、そこまでお見通しなんてさすがラク…。でもほら、こうやって無事に捕まえられたんだし!結果オーライってやつ!>ラク
ラクシャーサ
置きレス
ふふふ…可愛い人に褒めて貰えるとなんだか凄く嬉しいね…ありがと♪
(ちょっと照れ笑いのような笑顔で礼を告げるが、二人の状況説明を聞きながら静かに笑顔が硬まっていき)
…なるほど…暴漢に絡まれてる人から、暴漢引き受ける形で態と暴漢と追っかけっこしてるところをエヴァンさんが助けてくれた…と…
(確認するように言葉紡ぎ)
…しかも被害が他にいかないように若干挑発したでしょ…
(相手の性格考えて『他の誰かに怪我させないように己が』と行動したならば、若干火に油を注ぐような事もしただろうと笑顔で続ける…ニッコリ笑顔のはずが何故か目の奥は笑ってはおらず)>メルちゃん
分かった言い直す…ちっこいのにちっこいのって言ったら傷つく事もあんの!
(ちっこいのだって嬉しくないとついつい頬を膨らませ、若干拗ねるように告げて)
頭が切れるかどうかは知らないよ…でも、一応薬学博士から今の職に就いてる
(己は軍関係からの昇進ではないと説明し…そして二人の話から状況を理解すれば)
…なるほど…暴漢に絡まれてる人から、暴漢引き受ける形で態と暴漢と追っかけっこしてるところをエヴァンさんが助けてくれた…と…
(確認するように言葉紡ぎ)
…ありがとう、メルちゃんを助けてくれて…助けようと動いてくれて…
(ニコッと屈託のない笑顔相手に向ければ素直に礼を告げる、だがこの相手の事…『助けてない』とも言われそうで言葉つけ足し)>エヴァン
ふふふ…可愛い人に褒めて貰えるとなんだか凄く嬉しいね…ありがと♪
(ちょっと照れ笑いのような笑顔で礼を告げるが、二人の状況説明を聞きながら静かに笑顔が硬まっていき)
…なるほど…暴漢に絡まれてる人から、暴漢引き受ける形で態と暴漢と追っかけっこしてるところをエヴァンさんが助けてくれた…と…
(確認するように言葉紡ぎ)
…しかも被害が他にいかないように若干挑発したでしょ…
(相手の性格考えて『他の誰かに怪我させないように己が』と行動したならば、若干火に油を注ぐような事もしただろうと笑顔で続ける…ニッコリ笑顔のはずが何故か目の奥は笑ってはおらず)>メルちゃん
分かった言い直す…ちっこいのにちっこいのって言ったら傷つく事もあんの!
(ちっこいのだって嬉しくないとついつい頬を膨らませ、若干拗ねるように告げて)
頭が切れるかどうかは知らないよ…でも、一応薬学博士から今の職に就いてる
(己は軍関係からの昇進ではないと説明し…そして二人の話から状況を理解すれば)
…なるほど…暴漢に絡まれてる人から、暴漢引き受ける形で態と暴漢と追っかけっこしてるところをエヴァンさんが助けてくれた…と…
(確認するように言葉紡ぎ)
…ありがとう、メルちゃんを助けてくれて…助けようと動いてくれて…
(ニコッと屈託のない笑顔相手に向ければ素直に礼を告げる、だがこの相手の事…『助けてない』とも言われそうで言葉つけ足し)>エヴァン
エヴァン
置きレス
ちびっ子はガキに使う言葉だ。ちっこいのはちっこいのだろ、誰も手前がガキだって言ってる訳じゃねえ。……しかしな、帝国の中枢を担う最高貴族は随分頭の切れる連中だと聞くが………(声は届く程度の遠巻きからやり取りを眺めつつも、"ちびっこ"と"ちっこいの"では意味合いが全く違うと眉間に皺を刻んだ常の表情で訂正するのはこの男なりのフォローで。しれっと肯定された彼女が彼の名高いスペルビア公であるという事実に待て待てと右手の平を見せ項垂れているも、逆接の後に黙り込む沈黙の長さは本当にこいつが、この目の前で剥れていた少女がそうなのか、と真実を飲み込むまでの時間を表していて。相手が命じ、兵士が不届き者を連行する姿を冷静な眼で見届け漸く真実を受け入れる事が出来れば、メルティーナの話に乗る形で状況を説明し)野郎が女に絡んでたんだと。それをこいつが止めに入って怒りを引き受けちまったらしい。 加勢しようとしたら手前らが来た、俺は何もしてねーよ。>ラクシャーサ
(勿論嫌われるように仕向けている訳ではないが、かといって好かれる為に振る舞ってもいない。なぜ彼女は笑うのだと相手の思考の予測がつかず眉間の皺は本数を増やし己の膝に掛かる二の腕辺りに視線を注いで。それでも名を呼ばれれば下方から睨み上げる形となるか、声は発さずとも何だと三文字を辿るよう俄に口許が動き。己の質問に対して返ってきたものは言葉以上に仕草が余所余所しく、この少女はどうやらあまり嘘が得意でないらしい。となれば先程から親しげに話しているラクシャーサに告げる言葉が真意であるか、はっきりとは聞き取れないものの二人の表情を観察しては殆ど独り言に近い呟きを落とした後に問い掛けを続け)…あんま友達に心配掛けんなよ。スペルビア公と随分親しいみたいだが…まさか手前も国の関係者なのか?>メルティーナ
ちびっ子はガキに使う言葉だ。ちっこいのはちっこいのだろ、誰も手前がガキだって言ってる訳じゃねえ。……しかしな、帝国の中枢を担う最高貴族は随分頭の切れる連中だと聞くが………(声は届く程度の遠巻きからやり取りを眺めつつも、"ちびっこ"と"ちっこいの"では意味合いが全く違うと眉間に皺を刻んだ常の表情で訂正するのはこの男なりのフォローで。しれっと肯定された彼女が彼の名高いスペルビア公であるという事実に待て待てと右手の平を見せ項垂れているも、逆接の後に黙り込む沈黙の長さは本当にこいつが、この目の前で剥れていた少女がそうなのか、と真実を飲み込むまでの時間を表していて。相手が命じ、兵士が不届き者を連行する姿を冷静な眼で見届け漸く真実を受け入れる事が出来れば、メルティーナの話に乗る形で状況を説明し)野郎が女に絡んでたんだと。それをこいつが止めに入って怒りを引き受けちまったらしい。 加勢しようとしたら手前らが来た、俺は何もしてねーよ。>ラクシャーサ
(勿論嫌われるように仕向けている訳ではないが、かといって好かれる為に振る舞ってもいない。なぜ彼女は笑うのだと相手の思考の予測がつかず眉間の皺は本数を増やし己の膝に掛かる二の腕辺りに視線を注いで。それでも名を呼ばれれば下方から睨み上げる形となるか、声は発さずとも何だと三文字を辿るよう俄に口許が動き。己の質問に対して返ってきたものは言葉以上に仕草が余所余所しく、この少女はどうやらあまり嘘が得意でないらしい。となれば先程から親しげに話しているラクシャーサに告げる言葉が真意であるか、はっきりとは聞き取れないものの二人の表情を観察しては殆ど独り言に近い呟きを落とした後に問い掛けを続け)…あんま友達に心配掛けんなよ。スペルビア公と随分親しいみたいだが…まさか手前も国の関係者なのか?>メルティーナ