体罰

　私が子どもの頃は、今と違って体罰が日常的に行われていました。ビンタやお尻をたたかれたり正座や立たされる罰をよく受けました。私が初めて罰を受けたのは小学校に入学して１ヶ月ほどたったときです。学校を卒業したばかりの新米の美人先生ではじめはとても優しかった。多分、子供を学校に慣れさせるための心遣いだったと思います。みんなが学校になれてきた頃、先生はだんだんと子供を叱るようになり、罰を与えるようにもなりました。忘れ物や決まりごとを守らなかったとき、床に正座をさせられたり、教室の後ろで立たされました。短い時間だったので足が痛いとかしんどいというよりは恥ずかしい思いのほうが強かったです。
　高学年になると、体罰もだんだんと厳しいものになっていきました。正座や立たされる時間は平均で１時間くらい。原因は忘れ物、遅刻、先生の言うことを聞かないときなどによくやらされました。連帯責任でクラス全員とか男子全員、女子全員、班員全員とかがありました。自分が悪くないのに何でこんな目にあうのか納得いきませんでしたが、こんなことがしょっちゅうあったおかげで正座が得意になりました。上履きをはいて固い床に長時間正座していたので、畳や座布団のうえでは楽勝になりました。家にお客さんが来たときは、大人がソファーに座って、子供は床に座布団を引いて正座することになっていました。ある日、２時間くらい足を崩さずに正座していたらとても感心されたのですが、いつも学校で正座させられているからと答えると、大笑いされてしまいました。
　小学校のとき一番つらかった罰は、机と椅子を取り上げられて、１週間教室の後ろで立たされ続けたことです。朝の８時半から夕方の４時までの７時間半です。休み時間も給食の時間も放課後もです。これはつらかったな。
　話がそれました。正座の話に戻します。中学校では暴力教師が何人かいて、体罰は日常茶飯事でした。正座も２〜３時間くらいさせられることもありました。正座には慣れていたので足がしびれることはなかったけど、２時間以上座っていると膝の裏や足首がとても痛くなってきます。
　私は基本的に正座が好きです。家にいるときも正座でいることが多いです。
　

質問に答えていただきありがとうございます。
竹刀で殴るなんてやりすぎですね。竹刀で殴られ、3時間正座させられたのはクラス全員ですか？
1日中教室の後ろに立たされた時は、給食は教室の後ろで立って食べたんですか？トイレは行けましたか？体育の時間や掃除の時間はどうしていましたか？

全員ではないです。確か４人だったと思います。立たされたときは給食は、教室の後ろのロッカーの上に置いて立ったまま食べました。トイレには行けました。体育は立って見学しました。掃除の時間も立たされていました。

4人だけだったんですね。掃除の時間も立たされて、掃除はやらなくて良かったんですね。
連帯責任の正座はどんな理由で正座させられましたか？