【入退室】

（準備を進めようとする前にポストの確認をしておこうと店を出て確認すると、何かを包んでいるようにも見える紙がある。それを取り出すとそこへ書かれたメッセージを読み表情を曇らせるが、足は進み店内へ）

帰ってしまうのね…。

（ぽつりと呟くと紙を解き中のチョコを目線の高さまで持ち上げてから口元に緩やかな弧を描き自身の部屋へと向かっていく）

ハッピーバレンタイン。

【了解です！次回を楽しみに待っております！】

【入退室】
(早朝のポスト前。先日貰った手紙の裏側にペンでメッセージを添え、その紙で小さなチョコ菓子の袋を包んで一緒にポストへ入れるといつもと変わらぬ足取りで去っていき)

『悪い。急なんだけど帰国することになったからお菓子パーティーは無期限休止ってことでひとつよろしく。この埋め合わせはいつかするよ。期待にそった反応ができなくてごめんな。ハッピーバレンタイン。(クラッカーとはしゃぐ蠍の絵が描かれている)』

【予定時刻前ですが失礼します。私情によりお相手できなくなってしまいました。せっかくお誘いしていただいたのに本当に申し訳ありません。引き続き良い帝都ライフをお過ごしください＋】

【入退室】

（夜の寝る前なのだろう、寝間着姿で歯ブラシを咥えたまま入り口の扉を開きポストの前に立って中を確認してみると、依頼の手紙に混ざって四つ折りの紙が確認出来るとそれらを回収してその場で手紙に目を通す。一通り読んだならそれを四つ折りに戻し店の中へと戻って行った）

【入退室】
(店の前へやって来るとポケットに手を突っ込んで紙切れを取り出し、以前の手紙とさして変わらないような、白い紙を四つ折りにした返事をポストに入れてその足で街へ出かけ)

｢クーへ。(両手を上げたカエルの絵柄の赤い判子が押されている)
海産物の前フリがあるのが怖いところだけど、義理チョコなら喜んで貰いに行くよ。…とは言っても、ノイヴェルトじゃ男女はあんまり関係ないらしいな。ただ受け取って帰るのもなんだし俺も何か持ってくよ。ささやかなお菓子パーティーでもやろう。

日時だけど、4日の土曜あたりでどう？
あと場所な。普通に会うならカフェ、広場、港、あたりかなと思ったけど…カフェにお菓子持ち込むわけにもいかねーよな。指定の場所ってある？｣

【お誘いありがとうございます。置きレスになってしまうかと思いますが、それでも大丈夫であればよろしくお願いします＋】

【入退室】

(シャワーから上がったところ、ほかほかと温かい湯で湿った髪が湯気を立てている。寝間着のままポストを確認すると一通の手紙が確認でき、それを手に店へと戻ると早速内容へ目を通した)

……やっぱり大変だったようね…詫びないと。
風邪、ねぇ…。

(読んでいる内に返事の文章を考えている彼女はまたもや同居人のいる部屋へと向かっていく。しかし、頼りすぎても悪いなと今回は気合いとノリで読めないところを読んでやろうと足の向く先は自室へ)

【わかりました！では、早めに入れそうでしたら先に待機しておきますね！宜しくお願いします！】