1 闇夜桜

アパート505号室(5)


住宅街の中心部にあるごく普通のアパート
(風呂トイレ別・冷暖房、床暖も完備)

─リビングキッチン─
対面キッチンで時折使用するが使用感はほとんど無い。自分用と来客用に最低限の食器は揃えてある。
リビングにはカーペットの上にテーブルと3人掛けのソファ。壁ぎわに本棚やラックなどの収納用家具が置かれている

─他─
寝る時と着替える時以外に使わない寝室
完全に余ってしまっている客室


□転送機能付き郵便ポスト□
手間を省く為に設置した簡易の魔動装置。ポストに入れられた物は数日後に対のBOXに転送される
100 エスペラント
【置きレス】

冗談だよ…普通に、催促…すれば良い(火照り始めた身体を抑え肩に置いていた片手を頭に乗せくしゃっと軽く撫で、胸元にジンと痺れるような感覚を覚え。不意に下へ感じる手の感覚には思わず視線で追いながら拒絶はせず、密着率が高まると深く息を吐き、もう片方の手で布地から相手の腹部を押すように触れて)んっ…ふ…好きな奴に触られたら、そうなる…下は…桜が、腿に跨がれって言うからだ…
99 闇夜桜
ラブレターね…余り得意ではないのですが…… (紙面で愛を囁くとこに抵抗があるのか言葉を濁すよう呟くも、徐々に熱を上げる相手に比例して己もまた欲をぶつける場所を求めて眉間に皺を刻み熱い溜め息を吐いて。仰け反る様に背が撓ればより近くに相手を感じて位置をずらしては胸先へ口付けようとしつつ、抱き止めているのと反対の手をボトムスの後ろに空いた隙間へ差し込むつもりで。捉える事が出来たならば密着するほど相手の下腹を此方に引き寄せようか)体も…息も、熱くなってきました…それに下も。
98 エスペラント
そう言ってくれる相手が居てくれないとなー?ラブレターでも大歓迎…(わざとらしく耳元で囁くように呟くと片目を瞑ってウインクし平静を装うも、それも意味を成さず身体が相手を求めているからか少し触れられているだけで次第に息が上がっていくのを感じ、舌で舐められる感覚には相手の意図とは反するのを頭では分かっていながら身体は性的な欲求を示して舐められる度に背筋がピンと伸び、聞き捨てならない言葉を耳にすると目を見開いて動揺を隠せず早口となり)なっ…全部って、何が…お得意の嘘つくなよ…
97 闇夜桜
少量でも栄養のある物を摂取しなさい…でないと身体を壊しますよ。(口では気遣いの言葉を掛けても止める気など一切無い如何わしい行為。相手の背面を弄ぶ手は項を撫でる程上に、となれば纏う布はもはや全く意味を成しておらず。傷付けた皮膚にじわりと紅い血が滲めばその香りと味を楽しむかの様に緩く舌で舐め取り視線を上げて、太股を締めるよう僅かでも力が籠るのを感じれば、ああ…と小さく納得の声を漏らし)…エスくんは男ですからねえ…此処からだとよく見えますよ、全部。
96 エスペラント
ご飯作ってくれる人が居ないから?俺は、典型的な男だからなー(本当は擽ったさではない性的な感覚を気恥ずかしさから誤魔化して、チラッと相手の顔へ視線向けると赤い線のような痕を見つけて目を細め、腿に跨がる形となっているため妙に股間が気になり足に力を入れてみて)桜ぁ…舐めるだけだからな…それにしても、この体勢…恥ずかしいな