1 ラクシャーサ

月白の館

元々は親の所有であった館を譲り受けたもので月光に似た白い壁の二階建ての洋館、敷地内には譲り受けた時に増設した薬草園と貯蔵の為の『蔵』と呼ばれる和風の倉庫がある。

一階部分には召し使いの居住スペースと広間、キッチン、食堂、浴場
二階部分には客室と私室、図書室(客室と私室には簡易の浴室がある)
地下には貯蔵庫があるが現在はほぼ酒用になっている

【私室】
全体的に青を基調にした二間続きになっており、入った最初の部屋は扉以外の全ての壁が天井まで本棚で埋め尽くされた部屋で、簡易の応接セットと執務机が置いてあるが執務机の上は実験器具で埋まっておりA4の紙が置けるスペース位しかない
奥への扉以外にはガラス扉があり開けるとバルコニー(傍に枝振りの良い大きな木があるので木登りの達者な者ならそこから移動も可能)
奥の部屋には天蓋付きベッドとクローゼット、簡易の浴室がある


事前通達の無い者の敷地内侵入は召し使いに止められるが、敷地内入り口脇にポストがあり郵便物はいつでも受付可。
100 ラクシャーサ
【入室】

(少し疲れた顔で帰宅するも家人に渡された手紙見ればぱぁっと顔を輝かせ)
ありがとう♪
(家人に礼を言って自分の部屋へ…執務机で手紙を読めば)
…あ〜…そうだよねぇ…冥界でも新年を祝うって習慣は無かったし…母さま達も特に何もしてなかったもんね〜
(そういう己もココへ来てからだしとクスクス笑みながら手紙に話し掛け)
…ユンさん…今年もよろしく♪
(聞こえるわけは無いのだが、小さな呟き唇に乗せ…そっと手紙をしまって…とりあえず今夜は休もうとシャワーを浴びてベッドに潜り込み)
…おやすみぃ〜…
(直ぐに静かな寝息たてはじめ)
99 ユング・ティグ
【入退室】
(紋章の封蝋がされた手紙が配達人によって郵便受けに投函され、いつも通りの達筆で綴られた手紙の内容は…)

『ラクシャーサへ

明けましておめでとう

返しが遅くなってしまったが、まさか新年の手紙が届くとは思っていなかったよ
ありがとう。

こちらでは新年を祝う習慣はないから、とても新鮮だよ。


こうして迎えた新年、君にとって多幸ある年になるよう願っている…
そして、そういった日々を一緒に過ごせたらと思うよ。

これからも宜しくね。


ユング・ティグ』
98 ラクシャーサ
【入退室】

(帰宅すると部屋へと真っすぐ直行し、手紙を書きはじめ)
……んしょ♪
(書き終えて便箋の隅に桜の香り付けて封をし)
…あけましておめでとう♪…ふふ…今年もよろしくね
(家人達ににっこりと挨拶すると)
じゃあ、行ってきます
(手紙を手に出かけてゆき)
97 ラクシャーサ
【入退室】

(仕事を終えてちょっとぐったりしつつ帰宅するも家人に渡された手紙見れば疲れも一気に吹っ飛び)
Σ出掛けてく…あ、あぁ…このまんまじゃダメか……支度しなきゃ…
(パタパタと部屋へ戻り…湯を使わず行くのもな…と思案して急いでシャワー浴びれば、オフショルダーにベルスリーブの黒いワンピース着て、濡れた髪のまま飛び出そうとする)
…あぅ…いや、急いでるし…
(だが怖い顔のメイドさんに捕まりドレッサーの前に座らされ、落ち着きなくソワソワするのも『じっとして』と叱られて)
…ううぅ…ハイ…
(ちんまり座って髪を任せていれば)
…あ、ねぇねぇコレ付けたい♪
(どうせなら…とばかりに告げ、ベルベット素材の深紅の薔薇に純白の真珠が付いた髪飾り指差し、左サイドを一筋高めに結んだ上に付ける形にしてもらい)
……じゃ♪行ってきます♪
(ワンピースの上に白いフード付きファーケープ羽織り出掛けて行き)
96 ユング・ティグ
【入退室】
(ふらりと立ち寄ると館を一度見上げ、現在ここの主は仕事中だろうと思えばポケットから手紙を出し‥己の紋章の封蝋がされたその手紙を、ポストに投函して静かに立ち去り)

『ラクスへ

君も相変わらず元気そうだが、やはり忙しそうではあるね。

俺は少し邸で休もうと思っていたから、時間が空いたら何時でもおいで…
歓迎するよ。


ユング』


【遅くなりました;
お気遣い感謝いたします〜(>_<)
ちょっと置きレス気味になりそうなので、自室だととても助かります!
実に勝手で申し訳ないのですが、置きレスでも宜しければ自宅待機にしてますので何時でも突撃OKです】